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公開番号2025012216
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114903
出願日2023-07-13
発明の名称触覚呈示装置
出願人株式会社東海理化電機製作所
代理人弁理士法人平田国際特許事務所
主分類G06F 3/01 20060101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約【課題】振動を呈示する際の音の発生を抑制する触覚呈示装置を提供する。
【解決手段】
本実施の形態の触覚呈示装置1は、操作を受け付ける操作部材に配置され、少なくとも磁性を持つ第1の部材を有する第1の磁性部14と、第1の磁性部14と対向して配置され、少なくとも磁性を持つ第2の部材を有する第2の磁性部16と、操作部材が操作を受け付けた際、第1の磁性部14及び第2の磁性部16の一方を制御して磁場3を生成させると共に変化させ、第1の磁性部14及び第2の磁性部16の他方に対して引力及び斥力の少なくとも一方を作用させて操作部材に振動を付加することで触覚を呈示する制御部28と、を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
操作を受け付ける操作部材に配置され、少なくとも磁性を持つ第1の部材を有する第1の磁性部と、
前記第1の磁性部と対向して配置され、少なくとも磁性を持つ第2の部材を有する第2の磁性部と、
前記操作部材が操作を受け付けた際、前記第1の磁性部及び前記第2の磁性部の一方を制御して磁場を生成させると共に変化させ、前記第1の磁性部及び前記第2の磁性部の間に引力及び斥力の少なくとも一方を作用させて前記操作部材に振動を付加することで触覚を呈示する制御部と、
を備えた触覚呈示装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記第1の磁性部は、前記第1の部材としての磁性部材であり、
前記第2の磁性部は、前記第2の部材としてのヨークを有する電磁石であり、
前記制御部は、前記第2の磁性部を制御して前記第1の磁性部に作用する前記磁場を生成させると共に変化させる、
請求項1に記載の触覚呈示装置。
【請求項3】
前記第1の磁性部は、前記第1の部材としての永久磁石であり、
前記第2の磁性部は、前記第2の部材としてのヨークを有する電磁石であり、
前記制御部は、前記第2の磁性部を制御して磁極を変化させ、前記第1の磁性部及び前記第2の磁性部の間に前記引力及び前記斥力の少なくとも一方を作用させる、
請求項1に記載の触覚呈示装置。
【請求項4】
前記操作部材は、タッチ操作を受け付けるタッチパネルであり、
前記制御部は、前記操作部材の操作面に交差する方向の前記振動を付加する、
請求項2又は3に記載の触覚呈示装置。
【請求項5】
前記操作部材に対してなされたプッシュ操作を検出する検出部を備え、
前記制御部は、前記検出部が前記プッシュ操作を検出した場合、前記操作部材に振動を付加する、
請求項4に記載の触覚呈示装置。
【請求項6】
前記操作部材を支持する筐体と、
前記検出部が配置された基板と、
前記筐体に支持されると共に、前記基板及び前記第2の磁性部が配置され、前記操作部材に取り付けられた土台部と、
を備えた、
請求項5に記載の触覚呈示装置。
【請求項7】
前記操作部材と前記土台部の間であって前記第2の磁性部の周囲に配置された複数の弾性部材を備えた、
請求項6に記載の触覚呈示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、触覚呈示装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の技術として、振動部材の裏面側に、振動発生デバイスを設置した触感発生装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この触感発生装置は、振動発生デバイスが、振動部材に対して近接離反動可能な可動鉄心と、通電によって該可動鉄心を振動部材側へ変位させて振動部材を押圧変形させると共に、通電の停止によって可動鉄心を振動部材から離反動させて振動部材を弾性復帰力によって振動させるコイルとを有するソレノイドとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-140271号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の触感発生装置は、振動の強さに比例して可動鉄心が振動部材を突き上げる際の音が大きくなる問題がある。
【0006】
従って本発明の目的は、振動を呈示する際の音の発生を抑制することができる触覚呈示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、操作を受け付ける操作部材に配置され、少なくとも磁性を持つ第1の部材を有する第1の磁性部と、第1の磁性部と対向して配置され、少なくとも磁性を持つ第2の部材を有する第2の磁性部と、操作部材が操作を受け付けた際、第1の磁性部及び第2の磁性部の一方を制御して磁場を生成させると共に変化させ、第1の磁性部及び第2の磁性部の間に引力及び斥力の少なくとも一方を作用させて操作部材に振動を付加することで触覚を呈示する制御部と、を備えた触覚呈示装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、振動を呈示する際の音の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1(a)は、触覚呈示装置の配置の一例を示す図であり、図1(b)は、触覚呈示装置の一例を示す上面図である。
図2(a)は、触覚呈示装置の断面図の一例であり、図2(b)は、ブロック図の一例であり、図2(c)は、電流信号の一例を示す図である。
図3(a)は、プッシュ操作を受け付ける前の状態の一例を示す断面図であり、図3(b)は、振動を呈示した状態の一例を示す断面図である。
図4は、触覚呈示装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図5(a)及び図5(b)は、第1の磁性部が永久磁石である場合の一例を示す断面図である。
図6(a)は、第1の磁性部が永久磁石であってさらに振動方向が他と異なる場合の一例を示す断面図であり、図6(b)は、電流信号の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る触覚呈示装置は、操作を受け付ける操作部材に配置され、少なくとも磁性を持つ第1の部材を有する第1の磁性部と、第1の磁性部と対向して配置され、少なくとも磁性を持つ第2の部材を有する第2の磁性部と、操作部材が操作を受け付けた際、第1の磁性部及び第2の磁性部の一方を制御して磁場を生成させると共に変化させ、第1の磁性部及び第2の磁性部の間に引力及び斥力の少なくとも一方を作用させて操作部材に振動を付加することで触覚を呈示する制御部と、を備えて概略構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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