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公開番号
2025012164
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114789
出願日
2023-07-12
発明の名称
ネット支持装置及びネット支持装置を用いた大型構造物の解体方法
出願人
三伸機材株式会社
,
個人
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04G
21/32 20060101AFI20250117BHJP(建築物)
要約
【課題】取り扱いが容易であり、かつ、大型の構造物に対応可能なネット支持装置及びネット支持装置を用いた構造物の解体方法を提供する。
【解決手段】解体する大型の構造物Sを覆うネット50を支持するネット支持装置100であって、大型の構造物Sの周囲に設置される鉛直材10と、鉛直材10に着脱可能に取り付けられる取付金具20と、鉛直材10の長手方向に沿って延び、取付金具20を介して鉛直材10に着脱可能に取り付けられる第1部材30と、第1部材30に沿って延び、第1部材30に対して鉛直位置を変更自在に係止され、ネット50を支持する第2部材40と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
解体する大型構造物を覆うネットを支持するネット支持装置であって、
前記大型構造物の周囲に複数設置される鉛直材と、
前記鉛直材の長手方向に沿って延び、前記鉛直材に着脱可能に取り付けられる第1部材と、
前記第1部材に沿って延び、前記第1部材に対して鉛直位置を変更自在に係止され、前記ネットを支持する第2部材と、
を備える、
ネット支持装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記鉛直材はH形鋼である請求項1に記載のネット支持装置。
【請求項3】
前記ネットは、ロープと、前記ロープに支持される網部と、を備え、
前記第2部材は、前記ロープの張力を支持するロープ張力支持部と、前記ロープの中間を摺動自在に支持するロープ中間支持部を有し、
前記ロープの端部と前記ロープ張力支持部との間を結び、前記ロープの端部と前記ロープ張力支持部との間の距離を変更可能な張力調整装置を備える、
請求項1に記載のネット支持装置。
【請求項4】
前記第1部材は略C字状の溝形断面を有する溝形部材であり、前記第2部材は閉断面を有する筒状部材である請求項1に記載のネット支持装置。
【請求項5】
前記鉛直材に着脱可能に取り付けられる取付金具を更に備え、
前記第1部材は、前記取付金具を介して前記鉛直材に取り付けられる、
請求項1から4のいずれか1項に記載のネット支持装置。
【請求項6】
前記取付金具に対する前記第1部材の位置は変更可能である請求項5に記載のネット支持装置。
【請求項7】
前記ネット支持装置を用いた前記大型構造物の解体方法であって、
前記大型構造物を挟んで対峙するように、一対の前記鉛直材を設置する鉛直材設置工程と、
前記ネット支持装置のうち、前記鉛直材を除く各構成を、一対の前記鉛直材のそれぞれに取り付けるネット支持装置取付工程と、
前記第2部材を、前記第1部材に対して下方にスライドさせるスライド工程と、を含む請求項6に記載の前記ネット支持装置を用いた前記大型構造物の解体方法。
【請求項8】
前記第1部材及び前記取付金具を、前記鉛直材から取り外し、下方に移動して、前記鉛直材に取り付ける盛替工程と、を含む、
請求項7に記載の前記ネット支持装置を用いた前記大型構造物の解体方法。
【請求項9】
前記第1部材は、上第1部材と、前記上第1部材の軸線上に沿って前記上第1部材の下方に配置される下第1部材を備え、
前記ネット支持装置取付工程は、前記上第1部材及び前記下第1部材を前記鉛直材に取り付ける分割設置工程を含み、
前記スライド工程は、前記第2部材を、前記上第1部材から下方にスライドさせて、前記下第1部材に嵌るまでスライドさせた後、前記第2部材を、前記下第1部材に係止する係止工程と、を含む、
請求項7に記載の前記ネット支持装置を用いた前記大型構造物の解体方法。
【請求項10】
一対に設けられた前記鉛直材同士の間に前記第2部材を介してロープを張り渡すロープ張工程と、
前記スライド工程の前に、前記ロープの張力を下げるリラクセーション工程と、
前記スライド工程の後に、前記ロープの張力を上げるテンショニング工程と、を含む請求項7に記載の前記ネット支持装置を用いた前記大型構造物の解体方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネット支持装置及びネット支持装置を用いた大型構造物の解体方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
構造物の解体現場において、構造物の外部に物が飛散することを防止するための飛散防止ネットが設けられることがある。飛散防止ネットは、構造物の解体に合わせて下方に向けて容易に移動可能であることが求められる。
例えば、特許文献1に記載のネット支持装置は、解体する構造物の周囲に設けられる足場に第1部材が取り付けられ、第1部材が、飛散防止ネットを支持する第2部材を、鉛直方向に相対移動可能に支持している。このことで、構造物の解体に合わせて第2部材を下方に移動させることで、飛散防止ネットを下方に向けて容易に移動可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-67542号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来のネット支持装置は、例えば、構造物が大型である場合等に、例えば、飛散防止ネットを支持する第2部材同士が構造物を挟んで対峙する間隔が長くなる。前記間隔が長くなることで、飛散防止ネットから作用する荷重が増え、足場によっては飛散防止ネットを支えきれなくなる場合があった。
本発明は、上記背景技術の問題点に鑑み、取り扱いが容易であり、かつ、大型の構造物に対応可能なネット支持装置及びネット支持装置を用いた大型構造物の解体方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の要旨は以下の通りである。
【0006】
<1>本発明の態様1に係るネット支持装置は、解体する大型構造物を覆うネットを支持するネット支持装置であって、前記大型構造物の周囲に複数設置される鉛直材と、前記鉛直材の長手方向に沿って延び、前記鉛直材に着脱可能に取り付けられる第1部材と、前記第1部材に沿って延び、前記第1部材に対して鉛直位置を変更自在に係止され、前記ネットを支持する第2部材と、を備える。
【0007】
<2>本発明の態様2に係るネット支持装置は、態様1に係るネット支持装置において、前記鉛直材はH形鋼である。
【0008】
<3>本発明の態様3に係るネット支持装置は、態様1又は態様2に係るネット支持装置において、前記ネットは、ロープと、前記ロープに支持される網部と、を備え、前記第2部材は、前記ロープの張力を支持するロープ張力支持部と、前記ロープの中間を摺動自在に支持するロープ中間支持部を有し、前記ロープの端部と前記ロープ張力支持部との間を結び、前記ロープの端部と前記ロープ張力支持部との間の距離を変更可能な張力調整装置を備える。
【0009】
<4>本発明の態様4に係るネット支持装置は、態様1から態様3のいずれか1つに係るネット支持装置において、前記第1部材は略C字状の溝形断面を有する溝形部材であり、前記第2部材は閉断面を有する筒状部材である。
【0010】
<5>本発明の態様5に係るネット支持装置は、態様1から態様4のいずれか1つに係るネット支持装置において、前記鉛直材に着脱可能に取り付けられる取付金具を更に備え、前記第1部材は、前記取付金具を介して前記鉛直材に取り付けられる。
(【0011】以降は省略されています)
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