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公開番号
2025011676
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113920
出願日
2023-07-11
発明の名称
計算機システム、基盤管理方法、及びプログラム
出願人
日立ヴァンタラ株式会社
代理人
藤央弁理士法人
主分類
G06F
9/445 20180101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約
【課題】サービスを構成するインスタンスが使用するボリュームを割り当てるストレージプールの選択を支援する。
【解決手段】少なくとも二つ以上の基盤は、インスタンスから構成される業務システムを構築するための環境を提供し、少なくとも一つの基盤は、インスタンスが使用するボリュームに記憶領域を割り当てるための複数のストレージプールを有し、管理システムは、複数の業務システムを一元管理するための管理情報を保持する。ストレージプールを管理する基盤に含まれる計算機は、インスタンスが使用するボリュームへの記憶領域の割当要求を受け付けた場合、管理システムに対して、当該インスタンスの属性の問合せを行い、当該インスタンスの属性に関する情報を受信し、受信した情報に基づいて使用可能なストレージプールを検索し、検索されたストレージプールを提示するための表示情報を生成する。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の基盤及び管理システムを備える計算機システムであって、
前記複数の基盤は、プロセッサ、前記プロセッサに接続される記憶装置、及び前記プロセッサに接続されるネットワークインタフェースを有する複数の計算機を有し、
少なくとも二つ以上の前記基盤は、少なくとも一つ以上のインスタンスから構成される業務システムを構築するための環境を提供し、
少なくとも一つの前記基盤は、前記インスタンスが使用するボリュームに記憶領域を割り当てるための複数のストレージプールを有し、
前記管理システムは、前記環境を提供する前記基盤に構築された複数の前記業務システムを一元管理するための管理情報を保持し、
前記複数のストレージプールを管理する前記基盤に含まれる前記計算機である管理用計算機は、
ターゲットインスタンスが使用するボリュームへの記憶領域の割当要求を受け付けた場合、前記管理システムに対して、前記ターゲットインスタンスの特徴を表す属性の問合せを行い、
前記管理システムから、前記管理情報を用いた生成された、前記問合せに対する前記ターゲットインスタンスの属性に関する情報を受信し、
受信した前記情報に基づいて、前記複数のストレージプールの中から使用可能な前記ストレージプールを検索し、
検索された前記ストレージプールを提示するための表示情報を生成し、出力することを特徴とする計算機システム。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の計算機システムであって、
前記複数のストレージプールを有する前記基盤は、前記インスタンスの属性及び要求される前記ストレージプールの特性の対応付けを管理するためのポリシ管理情報と、前記複数のストレージプールの構成を管理するためのストレージプール管理情報と、を保持し、
前記管理用計算機は、
前記ポリシ管理情報を参照して、前記ターゲットインスタンスの属性に対応する前記ストレージプールの特性を特定し、
前記ストレージプール管理情報を参照して、特定された前記ストレージプールの特性を有する前記ストレージプールを検索することを特徴とする計算機システム。
【請求項3】
請求項2に記載の計算機システムであって、
前記管理用計算機は、使用可能な前記ストレージプールが存在しない場合、前記ターゲットインスタンスの属性を含む前記表示情報を生成することを特徴とする計算機システム。
【請求項4】
請求項2に記載の計算機システムであって、
前記割当要求は、前記業務システムを開発又は運用するユーザから送信され、
前記表示情報は、前記ストレージプールを有する前記基盤の管理者に対して出力されることを特徴とする計算機システム。
【請求項5】
請求項2に記載の計算機システムであって、
前記複数の基盤は、オンプレミス型のシステム、プライベートクラウドシステム、及びパブリッククラウドシステムの少なくともいずれかを含むことを特徴とする計算機システム。
【請求項6】
請求項2に記載の計算機システムであって、
前記管理システムは、iPaaSを提供するシステムであることを特徴とする計算機システム。
【請求項7】
複数の基盤及び管理システムを含む計算機システムの基盤管理方法であって、
前記複数の基盤は、プロセッサ、前記プロセッサに接続される記憶装置、及び前記プロセッサに接続されるネットワークインタフェースを有する複数の計算機を有し、
少なくとも二つ以上の前記基盤は、少なくとも一つ以上のインスタンスから構成される業務システムを構築するための環境を提供し、
少なくとも一つの前記基盤は、前記インスタンスが使用するボリュームに記憶領域を割り当てるための複数のストレージプールを有し、
前記管理システムは、前記環境を提供する前記基盤に構築された複数の前記業務システムを一元管理するための管理情報を保持し、
前記基盤管理方法は、
前記複数のストレージプールを管理する前記基盤に含まれる前記計算機である管理用計算機が、ターゲットインスタンスが使用するボリュームへの記憶領域の割当要求を受け付けた場合、前記管理システムに対して、前記ターゲットインスタンスの特徴を表す属性の問合せを行う第1のステップと、
前記管理用計算機が、前記管理情報を用いた生成された、前記問合せに対する前記ターゲットインスタンスの属性に関する情報を受信する第2のステップと、
前記管理用計算機が、受信した前記情報に基づいて、前記複数のストレージプールの中から使用可能な前記ストレージプールを検索する第3のステップと、
前記管理用計算機が、検索された前記ストレージプールを提示するための表示情報を生成し、出力する第4のステップと、を含むことを特徴とする基盤管理方法。
【請求項8】
請求項7に記載の基盤管理方法であって、
前記複数のストレージプールを有する前記基盤は、前記インスタンスの属性及び要求される前記ストレージプールの特性の対応付けを管理するためのポリシ管理情報と、前記複数のストレージプールの構成を管理するためのストレージプール管理情報と、を保持し、
前記第3のステップは、
前記管理用計算機が、前記ポリシ管理情報を参照して、前記ターゲットインスタンスの属性に対応する前記ストレージプールの特性を特定するステップと、
前記管理用計算機が、前記ストレージプール管理情報を参照して、特定された前記ストレージプールの特性を有する前記ストレージプールを検索するステップと、を含むことを特徴とする基盤管理方法。
【請求項9】
請求項8に記載の基盤管理方法であって、
前記第4のステップは、使用可能な前記ストレージプールが存在しない場合、前記管理用計算機が、前記ターゲットインスタンスの属性を含む前記表示情報を生成するステップを含むことを特徴とする基盤管理方法。
【請求項10】
請求項8に記載の基盤管理方法であって、
前記割当要求は、前記業務システムを開発又は運用するユーザから送信され、
前記表示情報は、前記ストレージプールを有する前記基盤の管理者に対して出力されることを特徴とする基盤管理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハイブリッドクラウドにおける基盤の管理技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ハイブリッドクラウドの利用が広がっている。業務システムを自動的に構築するために、IaC(Infrastructure as Code)ツールが用いられている。IaCツールを用いることによって業務システムを効率的に構築できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2021-530803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
IaCツールを用いる場合でも、業務システムを構成するインスタンスに要求されるセキュリティ、コンプライアンス等については人手による設計が必要である。特に、インスタンスが使用するボリュームは、セキュリティ及びコンプライアンスに関する制約が多く存在する。そのため、従来は、基盤の管理者は、業務システムの開発者又は運用者から聞き取りを行って、ボリュームに記憶領域を割り当てるストレージプールを決定する必要があった。
【0005】
なお、ボリュームのプロビジョニングの技術として特許文献1に記載の技術が知られている。
【0006】
本発明は、インスタンスが使用するボリュームに記憶領域を割り当てるストレージプールの選択を支援する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、複数の基盤及び管理システムを備える計算機システムであって、前記複数の基盤は、プロセッサ、前記プロセッサに接続される記憶装置、及び前記プロセッサに接続されるネットワークインタフェースを有する複数の計算機を有し、少なくとも二つ以上の前記基盤は、少なくとも一つ以上のインスタンスから構成される業務システムを構築するための環境を提供し、少なくとも一つの前記基盤は、前記インスタンスが使用するボリュームに記憶領域を割り当てるための複数のストレージプールを有し、前記管理システムは、前記環境を提供する前記基盤に構築された複数の前記業務システムを一元管理するための管理情報を保持し、前記複数のストレージプールを管理する前記基盤に含まれる前記計算機である管理用計算機は、ターゲットインスタンスが使用するボリュームへの記憶領域の割当要求を受け付けた場合、前記管理システムに対して、前記ターゲットインスタンスの特徴を表す属性の問合せを行い、前記管理システムから、前記管理情報を用いた生成された、前記問合せに対する前記ターゲットインスタンスの属性に関する情報を受信し、受信した前記情報に基づいて、前記複数のストレージプールの中から使用可能な前記ストレージプールを検索し、検索された前記ストレージプールを提示するための表示情報を生成し、出力する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、インスタンスが使用するボリュームに記憶領域を割り当てるストレージプールの選択を支援できる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1の計算機システムの構成例を示す図である。
実施例1の基盤の構成例を示す図である。
実施例1の基盤を構成する計算機のハードウェア構成の一例を示す図である。
実施例1の管理サーバの機能構成の一例を示す図である。
実施例1のストレージプール管理情報のデータ構造の一例を示す図である。
実施例1のポリシ管理情報のデータ構造の一例を示す図である。
実施例1の管理システムが保持するインスタンス管理情報のデータ構造の一例を示す図である。
実施例1の管理システムが保持する接続管理情報のデータ構造の一例を示す図である。
実施例1の管理サーバが実行する処理の概要を説明するフローチャートである。
実施例1のストレージプール管理情報のデータ構造の一例を示す図である。
実施例1の管理サーバが実行するインスタンス属性特定処理の一例を説明するフローチャートである。
実施例1の管理サーバが実行するインスタンス属性特定処理の一例を説明するフローチャートである。
実施例1の管理サーバが生成するインスタンス属性情報の一例を示す図である。
実施例1の管理サーバが実行するストレージプール検索処理の一例を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。ただし、本発明は以下に示す実施例の記載内容に限定して解釈されるものではない。本発明の思想ないし趣旨から逸脱しない範囲で、その具体的構成を変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。
(【0011】以降は省略されています)
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