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公開番号
2025011604
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113811
出願日
2023-07-11
発明の名称
立形回転電機
出願人
株式会社TMEIC
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02K
5/167 20060101AFI20250117BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】油槽からの油漏れを抑制することができる回転電機を得ることである。
【解決手段】立形回転電機は、シャフト31と、筒状体51と、軸受200と、油槽300と、油返し部304bと、を備える。筒状体51は、シャフト31の外周面31dと離間して外周面31dを囲む円筒状であり、シャフト31と一体に回転する。下側軸受200は、筒状体51を回転可能に支持している。油槽300は、内周壁304aを有する。内周壁304aは、シャフト31および筒状体51と離間してシャフト31の外周面31dと筒状体51の内周面51bとの間に位置している。油返し部304bは、内周壁304aから径方向の外方に突出し、シャフト31の停止状態における油401の上面401aに対して鉛直方向の上方側に位置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
固定子と、
鉛直方向に延び一部が前記固定子内に入れられ回転中心軸回りに回転可能なシャフト、を有した回転子と、
前記シャフトの外周面と離間して前記外周面を囲む円筒状であり、前記シャフトと一体に回転する筒状体と、
前記筒状体に対して前記回転中心軸の径方向の外方側に位置し、前記筒状体を前記回転中心軸回りに回転可能に支持した軸受と、
前記外周面を囲む筒状であり前記シャフトおよび前記筒状体と離間して前記外周面と前記筒状体の内周面との間に位置した内周壁を有し、前記筒状体および前記軸受を収容し、前記筒状体および前記軸受が浸された油を貯留した油槽と、
前記内周壁から前記径方向の外方に突出し、前記シャフトの停止状態における前記油の上面に対して前記鉛直方向の上方側に位置する油返し部と、
を備えた立形回転電機。
続きを表示(約 96 文字)
【請求項2】
前記油返し部の前記上面は、前記径方向の外方に向かうにつれて前記鉛直方向の下方に向かうように前記鉛直方向に対して傾斜した、
請求項1に記載の立形回転電機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、立形回転電機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、鉛直方向に延びたシャフトと、シャフトの外周面の囲む円筒状でありシャフトと一体に回転する筒状体と、筒状体を支持した軸受と、筒状体および軸受が浸された油を貯留した油槽と、を備えた立形回転電機が知られている。この種の回転電機の油槽における内周壁は、シャフトの外周面と筒状体の内周面との間に位置している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平3-46018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の立形回転電機では、シャフトとともに筒状体が回転すると、油槽内の油が波打つことにより油の一部が油槽の内周壁の上面に乗り上げ、その内周壁の上面の油が油槽の外部に落ちる虞、すなわち油槽からの油漏れが発生する虞がある。
【0005】
本発明が解決する課題の一つは、油槽からの油漏れを抑制することができる立形回転電機を得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態に係る立形回転電機は、固定子と、鉛直方向に延び一部が前記固定子内に入れられ回転中心軸回りに回転可能なシャフト、を有した回転子と、前記シャフトの外周面と離間して前記外周面を囲む円筒状であり、前記シャフトと一体に回転する筒状体と、前記筒状体に対して前記回転中心軸の径方向の外方側に位置し、前記筒状体を前記回転中心軸回りに回転可能に支持した軸受と、前記外周面を囲む筒状であり前記シャフトおよび前記筒状体と離間して前記外周面と前記筒状体の内周面との間に位置した内周壁を有し、前記筒状体および前記軸受を収容し、前記筒状体および前記軸受が浸された油を貯留した油槽と、前記内周壁から前記径方向の外方に突出し、前記シャフトの停止状態における前記油の上面に対して前記鉛直方向の上方側に位置する油返し部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の実施形態によれば、例えば、立形回転電機の油槽からの油漏れを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施形態に係る立形回転電機を示す側面図である。
図2は、第1の実施形態に係る立形回転電機における下側軸受を含む部分を示す断面図である。
図3は、第1の実施形態に係る立形回転電機における下側軸受を含む部分を示す断面図である。
図4は、第1の実施形態に係る立形回転電機における油槽の内周壁を含む部分を示す断面図である。
図5は、第1の実施形態に係る立形回転電機における油槽の内周壁を含む部分を示す断面図であって、シャフトの回転時における油槽内の油の様子の一例を示す図である。
図6は、第2の実施形態に係る立形回転電機における油槽の内周壁を含む部分を示す断面図である。
図7は、第3の実施形態に係る立形回転電機における油槽の内周壁を含む部分を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、一つの実施形態について説明する。なお、本明細書において、実施形態に係る構成要素および当該要素の説明が、複数の表現で記載されることがある。構成要素およびその説明は、一例であり、本明細書の表現によって限定されない。構成要素は、本明細書におけるものとは異なる名称でも特定され得る。また、構成要素は、本明細書の表現とは異なる表現によっても説明され得る。
【0010】
また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、現実と異なる場合がある。また、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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