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公開番号2025011478
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023113618
出願日2023-07-11
発明の名称バイタル情報管理装置、バイタル情報管理システム及びバイタル情報管理方法
出願人メディカル・ケア・プランニング株式会社,株式会社バイタルDX
代理人個人
主分類G16H 10/00 20180101AFI20250117BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】バイタル情報の推定値と利用者の紐づけを効率良く行うとともに、対象者のバイタル情報を医療機器で測定すべきか否かを推奨することを課題とする。
【解決手段】内蔵するカメラで使用者の顔動画を撮影したならば(S1)、RPPGにより使用者のバイタルデータを推定する(S2)。例えば、心拍が70回/分であり、血圧が163/98mmHgであると推定する。推定したバイタルデータが標準値から外れていた場合は、医療機器による測定を促す(S3)。例えば、「血圧が標準値から外れています。医療機器で再測定しますか。」と表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
利用者の顔画像を撮像する撮像部と、バイタル情報を取得する所定の操作を受け付ける操作受付部とを有するバイタル情報管理装置であって、
前記撮像部により撮像された顔画像に基づいてバイタル情報を推定する推定手段と、
前記撮像部により撮像された顔画像の顔認証を行う顔認証手段と、
前記操作受付部により前記所定の操作を受け付けた場合に、前記推定手段により推定されたバイタル情報を前記顔認証手段で認証された利用者の識別情報に対応付けて記憶する記憶手段と
を備えたことを特徴とするバイタル情報管理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記推定手段は、
前記顔画像にリモートフォトプレチスモグラフィーを適用して得られる心拍数から脈拍、血中酸素濃度、血圧及び/又は体温を含むバイタル情報を推定することを特徴とする請求項1に記載のバイタル情報管理装置。
【請求項3】
前記推定手段は、
複数の顔画像にリモートフォトプレチスモグラフィーを適用した心拍数及び正解データを訓練データとして訓練したバイタル情報推定モデルを用いて、前記バイタル情報を推定することを特徴とする請求項2に記載のバイタル情報管理装置。
【請求項4】
前記推定手段により推定されたバイタル情報に基づいて、所定の医療機器を用いた前記利用者のバイタル情報の測定を推奨する推奨情報を所定の表示部に表示制御する第1の表示制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載のバイタル情報管理装置。
【請求項5】
複数の顔画像及び正解データを訓練データとして訓練した健康状態推定モデルを用いて健康度を推定する健康度推定手段をさらに備え、
前記推定手段により推定されたバイタル情報及び前記健康度推定手段により推定された健康度に基づいて、所定の医療機器を用いた前記利用者のバイタル情報の測定を推奨する推奨情報を所定の表示部に表示制御する第2の表示制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載のバイタル情報管理装置。
【請求項6】
複数の顔画像、音声データ及び正解データを訓練データとして訓練した健康状態推定モデルを用いて健康度を推定する健康度推定手段と、
前記利用者の音声情報を収集する音声収集手段と
をさらに備え、
前記推定手段により推定されたバイタル情報及び前記健康度推定手段により推定された健康度に基づいて、所定の医療機器を用いた前記利用者のバイタル情報の測定を推奨する推奨情報を所定の表示部に表示制御する第3の表示制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載のバイタル情報管理装置。
【請求項7】
利用者の顔画像を撮像する撮像部及びバイタル情報を取得する所定の操作を受け付ける操作受付部を備えた端末装置と、前記端末装置と通信可能なサーバ装置とを有するバイタル情報管理システムであって、
前記サーバ装置は、
前記撮像部により撮像された顔画像に基づいてバイタル情報を推定する推定手段と、
前記撮像部により撮像された顔画像の顔認証を行う顔認証手段と、
前記端末装置から前記所定の操作を受け付けた旨の通知を受けた場合に、前記推定手段により推定されたバイタル情報を前記顔認証手段で認証された利用者の識別情報に対応付けて記憶する記憶手段と
を備えたことを特徴とするバイタル情報管理システム。
【請求項8】
利用者の顔画像を撮像する撮像部と、バイタル情報を取得する所定の操作を受け付ける操作受付部とを有するバイタル情報管理装置で実行されるバイタル情報管理方法であって、
前記撮像部により撮像された顔画像に基づいてバイタル情報を推定する推定工程と、
前記撮像部により撮像された顔画像の顔認証を行う顔認証工程と、
前記操作受付部により前記所定の操作を受け付けた場合に、前記推定工程により推定されたバイタル情報を前記顔認証工程で認証された利用者の識別情報に対応付けて所定の記憶部に記憶する記憶工程と
を含むことを特徴とするバイタル情報管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バイタル情報の推定値と利用者の紐づけを効率良く行うとともに、対象者のバイタル情報を医療機器で測定すべきか否かを推奨することができるバイタル情報管理装置、バイタル情報管理システム及びバイタル情報管理方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、血流による肌の色の変化を解析することで心拍数を推定するリモートフォトプレチスモグラフィー(以下、「RPPG」と言う)と呼ばれる技術が知られている。例えば、特許文献1には、人の皮膚の種々の領域の輝度の測定値のシーケンスを受信したならば、測定された輝度に対応するフォトプレチスモグラフィ波形の周波数係数を求める技術が開示されている。
【0003】
かかるRPPG技術を用いることにより、人の顔画像を用いて脈拍、血中酸素濃度(以下、「SpO2」と言う)、血圧及び体温などのバイタル情報を推定することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2020-527088号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、例えば多数の要介護者が存在する介護現場では、RPPGを用いてバイタル情報を取得した場合に、このバイタル情報と要介護者との紐づけを人手で行わねばないとすると、要介護者に対して他人のバイタル情報を紐付けてしまうおそれがある。
【0006】
また、RPPGにより得られる血圧は、医療機器で実測したものではないため、医療機器でバイタル情報を測定すべき場合があるが、介護現場において医療機器でバイタル情報を測定すべきか否かを判断するのは難しい。
【0007】
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、バイタル情報の推定値と利用者の紐づけを効率良く行うとともに、対象者のバイタル情報を医療機器で測定すべきか否かを推奨することができるバイタル情報管理装置、バイタル情報管理システム及びバイタル情報管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明は、利用者の顔画像を撮像する撮像部と、バイタル情報を取得する所定の操作を受け付ける操作受付部とを有するバイタル情報管理装置であって、前記撮像部により撮像された顔画像に基づいてバイタル情報を推定する推定手段と、前記撮像部により撮像された顔画像の顔認証を行う顔認証手段と、前記操作受付部により前記所定の操作を受け付けた場合に、前記推定手段により推定されたバイタル情報を前記顔認証手段で認証された利用者の識別情報に対応付けて記憶する記憶手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、上記発明において、前記推定手段は、前記顔画像にリモートフォトプレチスモグラフィーを適用して得られる心拍数から脈拍、血中酸素濃度、血圧及び/又は体温を含むバイタル情報を推定することを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、上記発明において、前記推定手段は、複数の顔画像にリモートフォトプレチスモグラフィーを適用した心拍数及び正解データを訓練データとして訓練したバイタル情報推定モデルを用いて、前記バイタル情報を推定することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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