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公開番号
2025011326
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2024186925,2023047794
出願日
2024-10-23,2023-03-24
発明の名称
物理的場所にアクセスするための一時的なアクセス証明書を提供するシステム及び方法
出願人
アクセス グループ エルエルシー
代理人
個人
,
個人
主分類
G07C
9/27 20200101AFI20250116BHJP(チェック装置)
要約
【課題】物理的場所への電子的なアクセス制御において、効率的なユーザアクセスを提供すると同時に、許可されていない人を該場所から排除することにより場所の安全を確保する。
【解決手段】物理的場所アクセス制御システムは、ネットワークインターフェースを介して、第1の物理的場所に対する一時的アクセス権を第1のユーザに提供する要求であって該一時的アクセス権に関連する第1の期間に関する指示を提供する要求を受信するように構成されている。第1の期間を含む第2の期間の第1の物理的場所へのアクセス権を要求者が有すると決定することに応じて、第1の期間に対応する一時的アクセストークンが作成され、第1の期間の第1の物理的場所への要求者のアクセス権が無効化される。該一時的アクセストークンは、第1のユーザに関連する装置に送信され、第1の期間に第1の物理的場所に第1のユーザがアクセスすることを可能にする。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
物理的場所アクセス制御システムであって、
ネットワークインターフェースと、
少なくとも1つの処理装置であって、
前記ネットワークインターフェースを介して、第1の物理的場所に対する一時的アクセ
ス権を第1のユーザに提供するアクセスコントローラからの要求であって、前記一時的ア
クセス権に関連する第1の期間に関する指示を提供するアクセスコントローラからの要求
を受信し、
前記アクセスコントローラが前記第1の物理的場所に対する前記一時的アクセス権を前
記第1の期間に前記第1のユーザに提供することを許可されているか否かを決定し、
前記アクセスコントローラが前記第1の物理的場所に対する前記一時的アクセス権を前
記第1の期間に前記第1のユーザに提供することを許可されていると決定することに少な
くとも部分的に応じて、
前記第1の期間に対応する一時的アクセス記録を作成し、
前記第1の期間に前記第1の物理的場所にアクセスするための前記アクセスコントロ
ーラのアクセス権を無効化し、
前記一時的アクセス記録に対応するメッセージを前記第1のユーザに関連する宛先に
送信し、
前記一時的アクセス権に対応するトークンがない状態で前記第1の期間に前記第1の
物理的場所に前記第1のユーザがアクセスすることを可能にする、
ように動作可能な少なくとも1つの処理装置と、を含む物理的場所アクセス制御システム
。
続きを表示(約 3,000 文字)
【請求項2】
前記アクセスコントローラが前記第1の物理的場所に対する前記一時的アクセス権を前
記第1の期間に前記第1のユーザに提供することを許可されているか否かを決定すること
は、
前記アクセスコントローラによる一時的アクセス権の提供の履歴を利用し、
第2の期間にわたって前記アクセスコントローラによりユーザに提供されている一時的
アクセス権の数を決定し、
前記第2の期間にわたって前記アクセスコントローラの提供した一時的アクセス権の数
が第1の閾値未満であると決定することに少なくとも部分的に応じて、
前記アクセスコントローラが前記第1の物理的場所に対する前記一時的アクセス権を前
記第1の期間に前記第1のユーザに提供することを許可されていると決定する、
ことをさらに含む、請求項1に記載の物理的場所アクセス制御システム。
【請求項3】
前記アクセスコントローラが前記第1の物理的場所に対する前記一時的アクセス権を前
記第1の期間に前記第1のユーザに提供することを許可されているか否かを決定すること
は、
前記アクセスコントローラに関連する一時的アクセス権の提供の履歴を利用し、
前記アクセスコントローラによりユーザに現在提供されている一時的アクセス権の数を
決定し、
前記アクセスコントローラの現在提供している一時的アクセス権の数が第1の閾値未満
であると決定することに少なくとも部分的に応じて、
前記アクセスコントローラが前記第1の物理的場所に対する前記一時的アクセス権を前
記第1の期間に前記第1のユーザに提供することを許可されていると決定する、
ことをさらに含む、請求項1に記載の物理的場所アクセス制御システム。
【請求項4】
前記システムは、
前記第1の期間に、
前記第1の物理的場所にある装置から、前記第1のユーザに関連するユーザ通信装置を
識別する識別子と、前記第1のユーザを識別する識別子とのハッシュを含む第1のハッシ
ュを受信し、
前記第1のユーザに関連する前記ユーザ通信装置を識別する前記識別子と前記第1のユ
ーザを識別する前記識別子との前記ハッシュを含む前記第1のハッシュと、前記第1のユ
ーザに関連するデータベース記録に格納されたデータを用いて生成された第2のハッシュ
とを比較し、
前記第1のハッシュと前記第2のハッシュとが一致すると決定することに少なくとも部
分的に応じて、前記一時的アクセス記録を利用し、
前記利用した一時的アクセス記録に少なくとも部分的に基づいて前記第1の物理的場所
の指示器にアクセス許可表示を提供させるよう構成されているコマンドを送信する、こと
を含む動作を実行するように構成されている、請求項1に記載の物理的場所アクセス制御
システム。
【請求項5】
前記システムは、
前記第1の期間に、
前記第1の物理的場所にある装置から、前記第1の物理的場所で取得された所定のユー
ザの第1の生体データを受信し、
前記受信した第1の生体データと、前記第1のユーザに関連するデータベース記録に格
納されたデータとを比較し、
前記第1の生体データが前記第1のユーザに関連するデータベース記録に格納されたデ
ータに対応すると決定することに少なくとも部分的に応じて、前記一時的アクセス記録を
利用し、
前記利用した一時的アクセス記録に少なくとも部分的に基づいて前記第1の物理的場所
の指示器にアクセス許可表示を提供させるよう構成されているコマンドを送信する、こと
を含む動作を実行するように構成されている、請求項1に記載の物理的場所アクセス制御
システム。
【請求項6】
前記アクセスコントローラから前記第1の場所への前記一時的アクセス権の回収要求を
受信し、
前記一時的アクセス権が現在回収可能であるかどうかを決定し、
前記一時的アクセス権が現在回収可能でないと決定することに少なくとも部分的に応じ
て回収失敗通知を前記アクセスコントローラに送信する、ことを含む動作を実行するよう
に構成されている、請求項1に記載の物理的場所アクセス制御システム。
【請求項7】
前記一時的アクセス権は、1セットのイベントのうち第1のイベントへのアクセス権を
含む、請求項1に記載の物理的場所アクセス制御システム。
【請求項8】
前記一時的アクセス権は、前記第1の物理的場所の内の指定した領域へのアクセス権を
含む、請求項1に記載の物理的場所アクセス制御システム。
【請求項9】
前記第1のユーザへの前記一時的アクセス権の提供に少なくとも部分的に応じて同期分
散型データベースにトークンを記録する、ことを含む動作を実行するように構成されてい
る、請求項1に記載の物理的場所アクセス制御システム。
【請求項10】
コンピュータに実装される方法であって、
コンピュータシステムにおいて、ネットワークインターフェースを介して、第1の期間
にアクセス権コントローラによって回収可能な第1のアクセス権を第1のユーザに提供す
るように、第1の物理的場所に関連する前記回収可能な第1のアクセス権を含む1セット
のアクセス権を有する前記アクセス権コントローラからの要求を受信するステップと、
前記アクセス権コントローラからの前記要求に少なくとも部分的に応じて、
前記第1のユーザに対する前記回収可能な第1のアクセス権を提供することに関する
指示をデータベースに記録するステップと、
前記アクセス権コントローラが前記第1の物理的場所に関連する前記回収可能な第1
のアクセス権を利用する能力を無効化するステップと、
前記アクセス権コントローラから、ネットワークを介して、前記第1のアクセスに関す
る回収要求を受信するステップと、
前記回収可能なアクセス権が現在回収可能であるか否かを決定するステップと、
前記回収可能なアクセス権が現在回収可能であると決定することに少なくとも部分的に
応じて、
前記回収可能な第1のアクセス権の前記回収に関してデータベースに指示を記録し、
前記アクセス権コントローラが前記第1の物理的場所に関連する前記回収可能な第1のア
クセス権を利用する能力を有効化するステップと、
前記第1の物理的場所に関連する前記回収可能な第1のアクセス権を利用する前記第
1のユーザの能力を無効化するステップと、を含むコンピュータに実装される方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
(優先出願の参照による組込み)
本出願とともに提出された出願データシートにおいて外国又は国内の優先権主張が特定
されているすべての出願は、37CFR1.57に基づく参照により本明細書に援用され
る。
続きを表示(約 3,200 文字)
【0002】
(著作権表示)
この特許文書の開示の一部には、著作権保護の対象となる資料が含まれている。著作権
者は、米国特許商標庁の特許ファイル及び/又は記録に記載されている本特許文書及び/
又は特許開示のいかなる者によるファクシミリ複製について何ら異議を唱えないが、その
他はすべての著作権を留保する。
【0003】
本開示は、一般に、物理的場所へのアクセスを提供するためのシステム及び方法に関す
る。
【背景技術】
【0004】
(関連技術の説明)
物理的場所への電子的なアクセス制御は、効率的なユーザアクセスを提供すると同時に
、許可されていない人を該場所から排除することにより場所の安全を確保する上で、ます
ます重要となっている。
【発明の概要】
【0005】
以下では、1つ以上の態様について、その基本的な理解を提供するために、簡略化した
要約を示す。この要約は、想定するすべての態様の広範な概要ではなく、すべての態様の
主要又は重要な要素を特定することも、いずれか又はすべての態様の範囲を画定すること
も意図していない。その唯一の目的は、後に提示するより詳細な説明の前段階として、1
つ以上の態様のいくつかの概念を簡略化した形で提示することである。
【0006】
本開示の一態様は、ネットワークインターフェースを介して、第1の物理的場所に対す
る一時的アクセス権を第1のユーザに提供する要求者からの要求であって、一時的アクセ
ス権に関連する第1の期間に関する指示を提供する要求者からの要求を受信し、要求者が
第1の期間を含む第2の期間に第1の場所に対するアクセス権を有するかどうかを決定す
るように構成されている物理的場所アクセス制御システムに関する。要求者が第1の期間
を含む第2の期間に第1の物理的場所へのアクセス権を有すると決定することに応じて、
第1の期間に対応する一時的アクセストークンが作成され、第1の期間に第1の物理的場
所にアクセスする要求者のアクセス権が無効化される。一時的なアクセストークンは、第
1のユーザに関連する装置に送信され、第1の期間に第1の物理的場所に第1のユーザが
アクセスすることを可能にする。
【0007】
本開示の一態様は、物理的場所アクセス制御システムに関し、該システムは、ネットワ
ークインターフェースと、少なくとも1つの処理装置であって、ネットワークインターフ
ェースを介して、第1の物理的場所に対する一時的アクセス権を第1のユーザに提供する
アクセスコントローラからの要求であって、一時的アクセス権に関連する第1の期間に関
する指示を提供するアクセスコントローラからの要求を受信し、アクセスコントローラが
第1の物理的場所に対する一時的アクセス権を第1の期間に第1のユーザに提供すること
を許可されているか否かを決定し、アクセスコントローラが第1の物理的場所に対する一
時的アクセス権を第1の期間に第1のユーザに提供することを許可されていると決定する
ことに少なくとも部分的に応じて、第1の期間に対応する一時的アクセス記録を作成し、
第1の期間に第1の物理的場所にアクセスするためのアクセスコントローラのアクセス権
を無効化し、一時的アクセス記録に対応するメッセージを第1のユーザに関連する宛先に
送信し、第1の期間に第1の物理的場所に第1のユーザがアクセスすることを、任意で一
時的アクセス権に対応するトークンがない状態で可能にするように動作可能な少なくとも
1つの処理装置と、を含む。
【0008】
本開示の一態様は、コンピュータに実装される方法に関し、該方法は、コンピュータシ
ステムにおいて、ネットワークインターフェースを介して、第1の期間にアクセス権コン
トローラによって回収可能な第1のアクセス権を第1のユーザに提供するように、第1の
物理的場所に関連する回収可能な第1のアクセス権を含む1セットのアクセス権を有する
アクセス権コントローラからの要求を受信するステップと、アクセス権コントローラから
の要求に少なくとも部分的に応じて、第1のユーザに対する回収可能な第1のアクセス権
を提供することに関する指示をデータベースに記録するステップと、アクセス権コントロ
ーラが第1の物理的場所に関連する回収可能な第1のアクセス権を利用する能力を無効化
するステップと、アクセス権コントローラから、ネットワークを介して、第1のアクセス
に関する回収要求を受信するステップと、回収可能なアクセス権が現在回収可能であるか
否かを決定するステップと、回収可能なアクセス権が現在回収可能であると決定すること
に少なくとも部分的に応じて、回収可能な第1のアクセス権の回収に関してデータベース
に指示を記録し、アクセス権コントローラが第1の物理的場所に関連する回収可能な第1
のアクセス権を利用する能力を有効化するステップと、第1の物理的場所に関連する回収
可能な第1のアクセス権を利用する第1のユーザの能力を無効化するステップと、を含む
。
【0009】
本開示の一態様は、命令を格納する非一時的コンピュータ可読メモリに関し、該命令は
、1つ以上のコンピューティング装置を含むコンピュータシステムによって実行されると
コンピュータシステムに、第1のイベントのための第1の物理的場所に対する回収可能な
アクセス権を第1のユーザに提供するための要求を要求者から第1の時刻で受信し、要求
者が第1のイベントのための第1の物理的場所に対する回収可能なアクセス権を第1のユ
ーザに提供することを許可されているか否かを決定し、要求者が第1のイベントのための
第1の物理的場所に対する回収可能なアクセス権を第1のユーザに提供することを許可さ
れていると決定することに少なくとも部分的に応じて、第1のイベントへの回収可能なア
クセス権を第1のユーザに提供することに対応するアクセス提供記録を作成し、第1のイ
ベントのための第1の物理的場所にアクセスするための要求者のアクセス権を無効化し、
アクセス提供記録に対応するメッセージを第1のユーザに関連する宛先に送信し、任意で
回収可能なアクセス権に対応するトークンがない状態で、第1のイベントのための第1の
物理的場所に第1のユーザがアクセスすることを可能にすることを含む動作を実行させる
。
【図面の簡単な説明】
【0010】
以下、実施形態について、以下に要約した図面を参照して説明する。これらの図面及び
関連する説明は、本開示の例示的な態様を説明するために提供されるものであり、本発明
の範囲を限定するためのものではない。
図1Aは、ネットワーク環境アーキテクチャの一例を示す図である。
図1Bは、システムアーキテクチャの一例を示す。
図2は、処理例を示す。
図3は、処理例を示す。
図4は、処理例を示す。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
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