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公開番号2025004828
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2023104680
出願日2023-06-27
発明の名称車載機器及びアルコール濃度測定方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類G07C 5/00 20060101AFI20250108BHJP(チェック装置)
要約【課題】運転者のアルコールチェックが必要な場合のみ、アルコールチェックを促すことができる車載機器を提供する。
【解決手段】運転開始時に車室内のアルコール濃度を検出する空気中アルコール濃度検出部と、運転者の呼気のアルコール濃度を検出する呼気中アルコール濃度検出部と、を備え、空気中アルコール濃度検出部で検出された車室内のアルコール濃度が所定値以上の場合に、運転者に対しアルコールチェックを実施する車載機器を提供する。車載機器は、さらに運転者を判別する撮像装置を備え、判別に基づいて、呼気中アルコール濃度検出部を運転者に向ける。車載機器は、呼気中アルコール濃度検出部が、車載機器の取り付け部から取り外すことができる。また、車載機器は、撮像装置は、ドライブレコーダの車室内カメラとして機能する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
運転開始時に車室内のアルコール濃度を検出する空気中アルコール濃度検出部と、
運転者の呼気のアルコール濃度を検出する呼気中アルコール濃度検出部と、を備え、
前記空気中アルコール濃度検出部で検出された前記車室内のアルコール濃度が所定値以上の場合に、運転者に対しアルコールチェックを実施する車載機器。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
さらに前記運転者を判別する撮像装置を備え、
前記判別に基づいて、前記呼気中アルコール濃度検出部を前記運転者に向ける、請求項1に記載の車載機器。
【請求項3】
前記呼気中アルコール濃度検出部が、前記車載機器の取り付け部から取り外すことができる、請求項1に記載の車載機器。
【請求項4】
前記撮像装置は、ドライブレコーダの車室内カメラとして機能する、請求項2に記載の車載機器。
【請求項5】
運転開始時に車室内のアルコール濃度を検出し、
検出された前記車室内のアルコール濃度が所定値以上の場合に、運転者の呼気のアルコール濃度を検出する、アルコール濃度測定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は車載機器及びアルコール濃度測定方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
飲酒による自動車事故が後を絶たないことから、業務用車両の運転前にアルコール濃度の測定が義務付けられたこともあり、多くのアルコールチェッカが販売されてきている。しかしながら、一般ユーザが運転前にアルコールチェックを行うことは、ほとんど行われていない。その理由として、アルコールチェッカを購入する必要がある、運転前に毎回測定するのは煩わしい、などが挙げられる。
【0003】
特許文献1には、データの保存容量を抑えつつもなりすましを防止することが可能なアルコール検知システムが開示されている。アルコール検知システムは、アルコール検出器と、アルコール濃度に基づいて警報動作を行うドライブレコーダ本体と、被測定者を撮影する車内カメラと、を備える。アルコール検出器は、被測定者の吹込みが完了してから、アルコール濃度の測定に要する測定時間の情報をCPUに送信する。CPUは、アルコール濃度の測定に先立って車内カメラによる撮影を開始させ、測定時間に基づいて特定時点の画像データを抽出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-140449号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のアルコール検出器は、運転前に必ずアルコールチェックしなければならず、運転者に負担がかかる。アルコールチェックしなければならないときだけアルコールチェックをする方が、運転者に負担が少ない。そこで本開示の目的は、アルコールチェックの煩わしさを解消するため、運転者のアルコールチェックが必要な場合のみ、確実にアルコールチェックする車載機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の車載機器は、
運転開始時に車室内のアルコール濃度を検出する空気中アルコール濃度検出部と、
運転者の呼気のアルコール濃度を検出する呼気中アルコール濃度検出部と、を備え、
前記空気中アルコール濃度検出部で検出された前記車室内のアルコール濃度が所定値以上の場合に、運転者に対しアルコールチェックを実施する車載機器である。
【0007】
本開示のアルコール濃度測定方法は、
運転開始時に車室内のアルコール濃度を検出し、
検出された前記車室内のアルコール濃度が所定値以上の場合に、運転者の呼気のアルコール濃度を検出する、アルコール濃度測定方法である。
【発明の効果】
【0008】
本開示により、運転者のアルコールチェックが必要な場合のみ、アルコールチェックを促すことができる車載機器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態にかかる車載機器の構成を示すブロック図である。
実施の形態にかかるアルコール濃度測定方法のフローチャートである。
実施の形態1にかかる車載機器であるドライブレコーダの概略図である。
実施の形態1にかかる車載機器であるドライブレコーダの構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。しかしながら、特許請求の範囲にかかる発明を以下の実施の形態に限定するものではない。また、実施の形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
(【0011】以降は省略されています)

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