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公開番号2025023407
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-17
出願番号2023127499
出願日2023-08-04
発明の名称会計装置、会計システム及びプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07G 1/12 20060101AFI20250207BHJP(チェック装置)
要約【課題】セミセルフ型チェックアウトシステムにおける登録処理及び会計処理の双方の効率化を図ることができる会計装置、会計システム及びプログラムを提供する。
【解決手段】実施形態に係る会計装置は、載置台と、検知部と、要求部と、受信部と、表示制御部と、会計部とを備える。載置台は、重量センサが設けられ、商品登録済の商品が入った籠を載置する。検知部は、重量センサのセンシング結果に基づいて、会計処理を開始する旨の開始トリガを検知する。要求部は、開始トリガを検知すると、複数の会計装置と接続される登録装置に自装置の識別情報を出力し、自装置での会計処理を開始することを要求する。受信部は、会計処理を要求された登録装置から、当該登録装置が一取引で商品登録した取引情報を受信する。表示制御部は、取引情報に基づいて、一取引の合計請求金額を表示器に表示させる。会計部は、一取引の合計請求金額に対して会計処理を行う。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
重量センサが設けられ、商品登録済の商品を載置する載置台と、
前記重量センサのセンシング結果に基づいて、会計処理の開始トリガを検知する検知部と、
前記開始トリガを検知すると、自装置とネットワーク接続された登録装置から、商品登録された前記商品の会計に係る取引情報を取得する取得部と、
前記取引情報に基づいて会計処理を行う会計部と、
を備える会計装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
重量センサが設けられ、商品登録済の商品を載置する載置台と、
前記重量センサのセンシング結果に基づいて、会計処理の開始トリガを検知する検知部と、
前記開始トリガを検知すると、前記重量センサのセンシング結果に基づいて、前記載置台に載置された前記商品の第1重量を計測する計測部と、
自装置とネットワーク接続された登録装置の商品登録済の商品を載置する載置領域に載置された前記商品の第2重量と、前記商品の会計に係る取引情報とを対応付けて記憶する、自装置とネットワーク接続されたサーバ装置から、前記第1重量と前記第2重量とに基づいて、商品登録された前記商品の会計に係る取引情報の1又は複数の候補を取得する取得部と、
取得された前記候補に基づいて、1の前記取引情報を、商品登録された前記商品の会計に係る取引情報として確定し、当該確定した前記取引情報に基づいて、会計処理を行う会計部と、
を備える会計装置。
【請求項3】
前記会計部は、
前記取得部が前記サーバ装置から1の前記候補を取得した場合、当該候補を、商品登録された前記商品の会計に係る取引情報として確定し、
前記取得部が前記サーバ装置から複数の前記候補を取得した場合、又は、前記候補を取得できなかった場合、商品登録された前記商品の会計に係る取引情報を確定する確定入力を受付け、当該確定入力に従って、商品登録された前記商品の会計に係る取引情報を確定する、
請求項2に記載の会計装置。
【請求項4】
前記取引情報を特定する取引識別情報を記録した記録媒体から当該取引識別情報を読み取る読取部を更に備え、
前記取得部は、前記取引識別情報と前記取引情報とを対応付けて記憶する前記サーバ装置から、前記読取部が読取った前記取引識別情報に対応する前記取引情報を、商品登録された前記商品の会計に係る取引情報として取得する、
請求項2に記載の会計装置。
【請求項5】
登録装置と、会計装置とを備え、
複数の前記会計装置とネットワーク接続される前記登録装置は、
商品登録処理を実行する登録部と、
商品登録された商品の会計に係る取引情報を生成する生成部と、
前記会計装置からの要求に応じて、前記取引情報を出力する出力部と、
を備え、
前記会計装置は、
重量センサが設けられ、商品登録済の前記商品を載置する載置台と、
前記重量センサのセンシング結果に基づいて、会計処理の開始トリガを検知する検知部と、
前記開始トリガを検知すると、前記登録装置から、商品登録された前記商品の会計に係る取引情報を取得する取得部と、
前記取引情報に基づいて会計処理を行う会計部と、
を備える会計システム。
【請求項6】
重量センサが設けられ、商品登録済の商品を載置する載置台を備える会計装置のコンピュータを、
前記重量センサのセンシング結果に基づいて、会計処理の開始トリガを検知する検知部と、
前記開始トリガを検知すると、自装置とネットワーク接続された登録装置から、商品登録された前記商品の会計に係る取引情報を取得する取得部と、
前記取引情報に基づいて会計処理を行う会計部と、
として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、会計装置、会計システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、商品やサービス等の商品情報を登録する登録作業を店員が登録装置で行い、会計処理を買物客が会計装置で行うという会計システム(以下、セミセルフ型チェックアウトシステムともいう)が知られている。セミセルフ型チェックアウトシステムでは、買物客が会計処理を行う。
【0003】
また、従来のセミセルフ型チェックアウトシステムでは、1台の登録装置に複数台の会計装置を接続する構成が採用されていることがある。このような構成により、例えば、ある買物客が会計に手間取ったり、会計装置が処理を行えない状態となったりした場合であっても、店員は、次の買物客を他の会計装置に案内することが可能である。
【0004】
ところで、従来のセミセルフ型チェックアウトシステムでは、一取引にかかる全ての商品について登録が終わると、店員が登録装置から取引データの送信先となる会計装置を指定し、指定した会計装置に登録装置が取引データを送信するものが存在する。
【0005】
しかしながら、上述した従来のセミセルフ型チェックアウトシステムでは、店員は、会計装置の混雑状況等を把握した上で取引データを転送する会計装置を決定したり、取引データを転送した会計装置へ買物客を誘導したりする等を行う必要があり、更なる効率化が求められている。また、買物客にとっても、店員が指定した登録装置が分かり辛く、複数の会計装置のうち、どの会計装置で会計処理を行えば良いか把握し難い場合があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、セミセルフ型チェックアウトシステムにおける取引の効率化を図ることができる会計装置、会計システム及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態に係る会計装置は、載置台と、検知部と、要求部と、受信部と、表示制御部と、会計部とを備える。載置台は、重量センサが設けられ、商品登録済の商品が入った籠を載置する。検知部は、重量センサのセンシング結果に基づいて、会計処理を開始する旨の開始トリガを検知する。要求部は、開始トリガを検知すると、複数の会計装置と接続される登録装置に自装置の識別情報を出力し、自装置での会計処理を開始することを要求する。受信部は、会計処理を要求された登録装置から、当該登録装置が一取引で商品登録した取引情報を受信する。表示制御部は、取引情報に基づいて、一取引の合計請求金額を表示器に表示させる。会計部は、一取引の合計請求金額に対して会計処理を行う。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る会計システムの全体構成の一例を示す模式図である。
図2は、第1実施形態に係る登録装置の外観の一例を示した斜視図である。
図3は、第1実施形態に係る会計装置の外観を示した斜視図である。
図4は、第1実施形態に係る会計システムのハードウェア構成の一例を示したブロック図である。
図5は、第1実施形態に係る会計システムの機能構成の一例を示したブロック図である。
図6は、第1実施形態に係る登録装置が表示する画面の一例を示す図である。
図7は、第1実施形態に係る会計装置が表示する画面の一例を示す図である。
図8は、第1実施形態に係る会計システムが実行する処理の一例を示すシーケンス図である。
図9は、第2実施形態に係る会計システムの全体構成の一例を示す模式図である。
図10は、第2実施形態に係る登録装置の外観の一例を示した斜視図である。
図11は、第2実施形態に係る会計システムのハードウェア構成の一例を示したブロック図である。
図12は、第2実施形態に係る会計システムの機能構成の一例を示したブロック図である。
図13は、第2実施形態に係る会計システムが実行する処理の一例を示すシーケンス図である。
図14は、第2実施形態に係る会計システムが実行する処理の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本実施形態に係る会計システム1の全体構成を示す模式図である。図1に示すように、会計システム1は、登録装置20(201、202)と、会計装置30(301、302、303、304)とを備えている。登録装置201、202はそれぞれカウンタ5の上に設置されている。会計装置301、302、303、304の隣には、買物かごを置くための載置台4(401、402、403、404)がそれぞれ設置されている。載置台4には、後述する重量センサ73が設けられている。
【0010】
登録装置201は、2台の会計装置301、302と接続インタフェース6で接続されている。同様に、登録装置202は、2台の会計装置3003、304と接続インタフェース6で接続されている。また、登録装置201、202は、LAN(Local Area Network)等のネットワーク7により、店舗のバックヤードに設置されたストアサーバ8と接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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