TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025021726
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023125643
出願日2023-08-01
発明の名称受付装置及びそのプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G07C 9/00 20200101AFI20250206BHJP(チェック装置)
要約【課題】限られた台数の範囲内で有人対応の受付装置の台数とセルフ対応の受付装置の台数とを任意に切り替えられるようにする。
【解決手段】受付装置は、動作モードを、利用者が施設に入場する際に必要な第1データの入力を受け付ける入場時受付機能及び利用者が施設から退場する際に必要な第2データの入力を受け付ける退場時受付機能に係る第1データ及び第2データの入力を従業員が行う有人モードとするか、利用者が行うセルフモードとするかを選択するためのモード選択画面を表示デバイスに表示する。受付装置は、有人モードのときには、表示デバイスの画面を有人モードの画面として第1データの入力又は第2データの入力を受け付ける。セルフモードのときには、表示デバイスの画面をセルフモードの画面として第1データの入力又は第2データの入力を受け付ける。
【選択図】 図2


特許請求の範囲【請求項1】
動作モードを、利用者が施設に入場する際に必要な第1データの入力を受け付ける入場時受付機能及び前記利用者が前記施設から退場する際に必要な第2データの入力を受け付ける退場時受付機能に係る前記第1データ及び前記第2データの入力を従業員が行う有人モードとするか、利用者が行うセルフモードとするかを選択するためのモード選択画面を表示デバイスに表示するモード選択手段と、
前記モード選択手段により選択された動作モードの情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段により記憶された情報が前記有人モードの情報である場合には、前記表示デバイスの画面を有人モードの画面として前記第1データの入力又は前記第2データの入力を受け付ける有人制御手段と、
前記記憶手段により記憶された情報が前記セルフモードの情報である場合には、前記表示デバイスの画面をセルフモードの画面として前記第1データの入力又は前記第2データの入力を受け付けるセルフ制御手段と、
を具備する受付装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記モード選択画面は、セルフモードとして、前記入場時受付機能に係る前記第1データの入力のみを受け付ける入場セルフモードと、前記退場時受付機能に係る前記第2データの入力のみを受け付ける退場セルフモードとを選択肢として含む、請求項1記載の受付装置。
【請求項3】
前記モード選択画面は、セルフモードとして、前記入場時受付機能に係る前記第1データの入力及び前記退場時受付機能に係る前記第2データの入力の双方を受け付ける入退場セルフモードをさらに選択肢として含む、請求項2記載の受付装置。
【請求項4】
前記モード選択手段は、前記記憶手段に前記動作モードの情報が記憶されていない待機状態において、当該受付装置の操作者を認証して使用可能状態とするサインオンが行われると、前記モード選択画面を前記表示デバイスに表示する、請求項1記載の受付装置。
【請求項5】
前記モード選択手段は、前記記憶手段に前記セルフモードの情報が記憶されているセルフモード動作状態において、当該セルフモードで動作しているときには使われない特定操作が行われると、前記モード選択画面を前記表示デバイスに表示する、請求項1記載の受付装置。
【請求項6】
表示デバイスを有する受付装置のコンピュータを、
動作モードを、利用者が施設に入場する際に必要な第1データの入力を受け付ける入場時受付機能及び前記利用者が前記施設から退場する際に必要な第2データの入力を受け付ける退場時受付機能に係る前記第1データ及び前記第2データの入力を従業員が行う有人モードとするか、利用者が行うセルフモードとするかを選択するためのモード選択画面を前記表示デバイスに表示するモード選択手段、
前記モード選択手段により選択された動作モードの情報を記憶する記憶手段、
前記記憶手段により記憶された情報が前記有人モードの情報である場合には、前記表示デバイスの画面を有人モードの画面として前記第1データの入力又は前記第2データの入力を受け付ける有人制御手段、及び、
前記記憶手段により記憶された情報が前記セルフモードの情報である場合には、前記表示デバイスの画面をセルフモードの画面として前記第1データの入力又は前記第2データの入力を受け付けるセルフ制御手段、
として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、受付装置及びそのプログラムに関する。
続きを表示(約 3,700 文字)【背景技術】
【0002】
利用者が施設に入場する際に必要なデータの入力を受け付ける入場時受付機能と、利用者が施設から退場する際に必要なデータの入力を受け付ける退場時受付機能とを有したデータ処理装置がある。この種のデータ処理装置は、例えばカラオケボックス店舗、ダーツバー、マンガ喫茶等のレジャー施設、あるいはスポーツジム、ゴルフ場、ボーリング場等の運動施設等の受付に設置される。このため、この種のデータ処理装置は一般に、受付装置と称される。
【0003】
受付装置には、施設の従業員が操作者となる有人対応の受付装置と、施設の利用者が操作者となるセルフ対応の受付装置とがある。有人対応の受付装置を採用した場合には、従業員が操作者となるため、データの入力ミスが少なく、操作が滞るということは滅多に起こらない。このため、利用者を効率よく捌けるというメリットがある。ただし、常に従業員が受付に居なければならないので、従業員の確保が課題となる。一方、セルフ対応の受付装置を採用した場合には、受付担当の従業員を不要にできる。しかしながら、利用者が操作者となるため、データの入力ミスが発生しやすく、操作に手間取ることも多い。このため、利用者を効率よく捌けないというデメリットがある。
【0004】
このような観点から、例えば利用者が多い曜日又は時間帯は、受付に有人対応の受付装置を多く設置して利用者を効率よく捌けるようにし、逆に利用者が少ない曜日又は時間帯は、受付にセルフ対応の受付装置を多く設置して従業員の負担を軽減したいという要望がある。この要望に対し、現状では、有人対応の受付装置とセルフ対応の受付装置とをそれぞれ必要な台数だけ受付に用意し、曜日又は時間帯等によって使用可能とする受付装置の台数を決めるといった運用を取らざるを得ない。したがって、設備コストがかかる。また、稼働しない受付装置が生じる無駄がある上、受付装置の設置スペースを広く確保しなければならない、等の課題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-219819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、限られた台数の範囲内で有人対応の受付装置の台数とセルフ対応の受付装置の台数とを任意に切り替えることができる受付システムを容易に実現できる受付装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態において、受付装置は、モード選択手段と、記憶手段と、有人制御手段と、セルフ制御手段とを有する。モード選択手段は、動作モードを、利用者が施設に入場する際に必要な第1データの入力を受け付ける入場時受付機能及び利用者が施設から退場する際に必要な第2データの入力を受け付ける退場時受付機能に係る第1データ及び第2データの入力を従業員が行う有人モードとするか、利用者が行うセルフモードとするかを選択するためのモード選択画面を表示デバイスに表示する。記憶手段は、モード選択手段により選択された動作モードの情報を記憶する。有人制御手段は、記憶手段により記憶された情報が有人モードの情報である場合には、表示デバイスの画面を有人モードの画面として第1データの入力又は第2データの入力を受け付ける。セルフ制御手段は、記憶手段により記憶された情報がセルフモードの情報である場合には、表示デバイスの画面をセルフモードの画面として第1データの入力又は第2データの入力を受け付ける。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、受付システムの一実施形態を示す模式図である。
図2は、受付端末の要部回路構成を示すブロック図である。
図3は、受付端末が実装する主要なアプリケーションソフトウェアを示す模式図である。
図4は、受付端末のメインメモリに形成される主要なメモリエリアを示す模式図である。
図5は、受付サーバの要部回路構成を示すブロック図である。
図6は、受付端末テーブルの主要なデータ構造を示す模式図である。
図7は、ボックス別ファイルに記憶されるデータ項目の一例を示す模式図である。
図8は、受付端末のプロセッサが実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。
図9は、受付端末のプロセッサが実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。
図10は、受付端末のプロセッサが実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。
図11は、受付端末のプロセッサが実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。
図12は、受付端末のプロセッサが実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。
図13は、サインオン画面の一表示例である。
図14は、モード選択画面の一表示例である。
図15は、有人モードにおけるトップ画面の一表示例である。
図16は、有人モードにおける入場・退場処理画面の一表示例である。
図17は業務メニュー画面の一表示例である。
図18は、入退場セルフモードにおけるトップ画面の一表示例である。
図19は、入場セルフモードにおけるトップ画面の一表示例である。
図20は、退場セルフモードにおけるトップ画面の一表示例である。
図21は、利用人数入力画面の一表示例である。
図22は、伝票読込み画面の一表示例である。
図23は、有人モードに係る操作手順と受付端末に表示される画面の遷移例を示すシーケンス図である。
図24は、セルフモードに係る操作手順と受付端末に表示される画面の遷移例を示すシーケンス図である。
図25は、受付システムの取引に係る手順を示すシーケンス図である。
図26は、第2の実施形態において、受付端末のプロセッサが実行する情報処理の要部手順を示す流れ図である。
図27は、第2の実施形態におけるモード選択画面の一表示例である。
図28は、第2の実施形態におけるセルフモード選択画面の一表示例である。
図29は、第2の実施形態において、セルフモードに係る操作手順と受付端末に表示される画面の遷移例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、限られた台数の範囲内で有人対応の受付装置の台数とセルフ対応の受付装置の台数とを任意に切り替えることができる受付システムを容易に実現できる受付装置の実施形態について、図面を用いて説明する。
なお、本実施形態では、受付装置が適用される店舗としてカラオケボックス店舗を例示する。カラオケボックス店舗とは、カラオケを楽しむための施設、いわゆるカラオケボックスを1つ以上備えた店舗である。カラオケボックスには、それぞれ固有のボックス番号が設定されている。ボックス番号は、カラオケボックスを個々に識別するために設定された一連の番号である。ボックス番号は、部屋番号等と言い換えることができる。一般に、カラオケボックス店舗においては、利用者がカラオケボックスに入場する前に、受付にてボックス番号、利用人数、利用開始時刻、利用予定時間等の入場時に必要なデータを受付装置に入力する。また、利用者がカラオケボックスから退場する際には、ボックス番号、利用終了時刻等の退場時に必要なデータを受付装置に入力する。そうすることにより、受付装置では、利用者毎に利用時間、利用人数等に応じたカラオケボックスの利用代金、いわゆる施設利用代金が算出される。また、利用者がカラオケボックス内で飲食をした場合にはその飲食の代金も施設利用代金に加算される。施設利用代金は受付装置の表示デバイスに表示されるので、利用者は、施設利用代金を支払う。このときの支払いに係るデータも受付装置に入力される。本実施形態は、このようなカラオケボックス店舗の受付に設置して好適な受付装置を例示する。
【0010】
[受付システムの説明]
図1は、カラオケボックス店舗に構築される受付システム100の一実施形態を示す模式図である。受付システム100は、受付サーバ1と、複数台の受付端末2と、複数台の注文端末3と、厨房端末4とを含む。受付システム100は、受付サーバ1と、各受付端末2、各注文端末3及び厨房端末4とを、通信ネットワーク5で接続する。通信ネットワーク5は、典型的にはLAN(Local Area Network)である。LANは、有線LANであってもよいし、無線LANであってもよい。また、インターネット、イントラネット等の広域ネットワーク若しくはモバイル通信網等を通信ネットワーク5に含めてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社バンダイ
物品供給装置
1か月前
株式会社バンダイ
物品供給装置
27日前
株式会社寺岡精工
プログラム
13日前
三菱鉛筆株式会社
筆記具の販売装置及びシステム
1か月前
株式会社JR西日本テクシア
定期券システム
1か月前
アサヒ飲料株式会社
無人販売システムの決済方法
1か月前
アサヒ飲料株式会社
無人販売システムの制御方法
1か月前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置及び貨幣取扱装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
ダウンサンプリング方法
14日前
トヨタ自動車株式会社
ダウンサンプリング方法
14日前
トヨタ自動車株式会社
ダウンサンプリング方法
14日前
トヨタ自動車株式会社
ダウンサンプリング方法
14日前
株式会社寺岡精工
システム、およびプログラム
13日前
東芝テック株式会社
精算装置
1か月前
アズビル株式会社
入室管理システムおよび入室管理方法
7日前
東芝テック株式会社
精算装置
1か月前
東芝テック株式会社
精算装置
1か月前
東芝テック株式会社
決済装置
6日前
東芝テック株式会社
商品販売装置
21日前
日本電気株式会社
回転台、制御システム、および制御方法
7日前
株式会社JVCケンウッド
車載機器及びアルコール濃度測定方法
1か月前
グローリー株式会社
精算システム、精算装置及び精算方法
27日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
決済端末
6日前
株式会社寺岡精工
商品販売データ処理装置、およびプログラム
1か月前
東芝テック株式会社
決済装置及びプログラム
20日前
株式会社寺岡精工
システム、取引情報管理装置、およびプログラム
21日前
東芝テック株式会社
受付装置及びそのプログラム
6日前
株式会社寺岡精工
取引データ処理装置、管理装置、およびプログラム
1か月前
東芝テック株式会社
商品登録装置及びプログラム
1か月前
株式会社寺岡精工
販売データ処理装置、プログラム、およびシステム
14日前
グローリー株式会社
貨幣出金装置、貨幣入金装置およびシステム
1か月前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置
13日前
アサヒ飲料株式会社
無人販売システム、及び、無人販売システムの用紙補充方法
1か月前
東芝テック株式会社
販売データ処理装置及びプログラム
15日前
株式会社寺岡精工
システム
6日前
東芝テック株式会社
販売データ処理装置及びプログラム
1か月前
続きを見る