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公開番号2025001756
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023101406
出願日2023-06-21
発明の名称取引データ処理装置、管理装置、およびプログラム
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人
主分類G07G 1/12 20060101AFI20241226BHJP(チェック装置)
要約【課題】利便性の低下を抑えること。
【解決手段】取引データ処理装置は、表示制御手段と、取得手段と、精算手段と、を備える。表示制御手段は、精算情報の取得に係る所定の入力を促す案内画面を顧客に表示する。取得手段は、前記案内画面が示す案内における入力に基づいて、精算情報を取得する。精算手段は、前記取得手段によって取得された精算情報に基づいて、精算を行う。表示制御手段は、顧客の識別情報に対応付けて精算情報を管理する管理装置との通信が可能であるか否かに応じて、異なる前記案内画面を表示させる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項１】
精算情報の取得に係る所定の入力を促す案内画面を顧客に表示する表示制御手段と、
前記案内画面が示す案内における入力に基づいて、精算情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された精算情報に基づいて、精算を行う精算手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、顧客の識別情報に対応付けて精算情報を管理する管理装置との通信が可能であるか否かに応じて、異なる前記案内画面を表示させる、
ことを特徴とする取引データ処理装置。
続きを表示（約 880 文字）【請求項２】
前記表示制御手段は、
前記管理装置との通信が可能である場合、利用者の識別情報の入力を促す第１案内画面を表示させ、
前記管理装置との通信が不可能である場合、所定の媒体に表示される精算情報を示すコードの入力を促す第２案内画面を表示させ、
前記取得手段は、
前記第１案内画面において入力された識別情報に基づいて、前記管理装置から精算情報を取得し、
第２案内画面において入力された前記コードに基づいて、精算情報を取得する、
ことを特徴とする請求項１に記載の取引データ処理装置。
【請求項３】
前記表示制御手段は、前記第２案内画面において、前記管理装置との通信が不可能であることを示す画像を表示する、
ことを特徴とする請求項２に記載の取引データ処理装置。
【請求項４】
前記精算手段は、前記管理装置との通信が可能である場合、前記コードに基づく精算を制限する、
ことを特徴とする請求項２に記載の取引データ処理装置。
【請求項５】
請求項１～４のいずれかに記載の取引データ処理装置と通信可能な管理装置であって、
診療結果を示す顧客用の媒体を発行する発行手段を備え、
前記発行手段は、前記取引データ処理装置と通信可能であるか否かに応じて異なる内容の媒体を発行する、
ことを特徴とする管理装置。
【請求項６】
取引データ処理装置のコンピュータを、
精算情報の取得に係る所定の入力を促す案内画面を顧客に表示する表示制御手段、
前記案内画面が示す案内における入力に基づいて、精算情報を取得する取得手段、
前記取得手段によって取得された精算情報に基づいて、精算を行う精算手段、
として機能させ、
前記表示制御手段は、顧客の識別情報に対応付けて精算情報を管理する管理装置との通信が可能であるか否かに応じて、異なる前記案内画面を表示させる、
ことを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、取引データ処理装置、管理装置、およびプログラムに関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
病院等では、患者等の利用者が診療費をセルフ精算する精算システムが普及している。例えば、診察券から識別番号を読み取り、識別番号に対応付けられた診療情報を管理装置（ホストコンピュータ）へ問合せることによって取得して、精算を行う取引装置が開示されている（例えば、特許文献１参照。）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１７－１０２８６０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
このような精算システムでは、営業時間中に、無線ＬＡＮの通信環境や、各種接続不良等により、管理装置との通信が切断されてしまうことがある。しかしながら、従来技術では、このような切断が生じた際に、セルフ精算を行うことができなくなってしまい、利便性が低下してしまうことがある、という問題がった。
【０００５】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、利便性の低下を抑えることができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様である取引データ処理装置は、精算情報の取得に係る所定の入力を促す案内画面を顧客に表示する表示制御手段と、前記案内画面が示す案内における入力に基づいて、精算情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された精算情報に基づいて、精算を行う精算手段と、を備え、前記表示制御手段は、顧客の識別情報に対応付けて精算情報を管理する管理装置との通信が可能であるか否かに応じて、異なる前記案内画面を表示させる、ことを特徴とする取引データ処理装置である。
【０００７】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様である管理装置は、上記に記載の取引データ処理装置と通信可能な管理装置であって、診療結果を示す顧客用の媒体を発行する発行手段を備え、前記発行手段は、前記取引データ処理装置と通信可能であるか否かに応じて異なる内容の媒体を発行する、ことを特徴とする管理装置である。
【０００８】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様であるプログラムは、取引データ処理装置のコンピュータを、精算情報の取得に係る所定の入力を促す案内画面を顧客に表示する表示制御手段、前記案内画面が示す案内における入力に基づいて、精算情報を取得する取得手段、前記取得手段によって取得された精算情報に基づいて、精算を行う精算手段、として機能させ、前記表示制御手段は、顧客の識別情報に対応付けて精算情報を管理する管理装置との通信が可能であるか否かに応じて、異なる前記案内画面を表示させる、ことを特徴とするプログラムである。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本発明の実施形態に係る取引データ処理システム１のネットワーク構成を示す説明図である。
精算装置２０の客側から見た外観の一例を示す図である。
精算装置２０のハードウェア構成の一例を示す図である。
レセプトコンピュータ１０のハードウェア構成の一例を示す図である。
レセプトコンピュータ１０が記憶する診療データＤＢの一例を示す図である。
取引の取違いを防止する機能に係る決済種別選択画面の一例を示す図である。
取引データ処理システム１の機能的構成の一例を示すブロック図である。
オンライン中に客側表示部２０５に表示される画面の一例を示す図である。
オフライン中に客側表示部２０５に表示される画面の一例を示す図である。
レセプトコンピュータ１０が行う処理の一例を示すフローチャートである。
精算装置２０が行う処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
（実施形態）
（取引データ処理システム１のネットワーク構成）
図１は、本発明の実施形態に係る取引データ処理システム１のネットワーク構成を示す説明図である。取引データ処理システム１は、例えば、病院や診療所などの医療機関に導入される。図１に示すように、取引データ処理システム１は、レセプトコンピュータ１０と、精算装置２０とを備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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