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公開番号
2025011193
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2024176483,2021532232
出願日
2024-10-08,2020-01-03
発明の名称
分析物監視システムの食事および治療インタフェースを改善するためのシステム、デバイス、および方法
出願人
アボット ダイアベティス ケア インコーポレイテッド
,
ABBOTT DIABETES CARE INC.
代理人
個人
,
個人
主分類
G16H
20/13 20180101AFI20250116BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】 分析物監視システムの食事および治療インタフェースを改善するためのシステム、デバイスおよび方法の様々な実施形態を開示すること。
【解決手段】 食事開始候補および食事ピーク反応候補のセットを識別するためのコンピュータ実施方法は、食事の摂取に伴って投与される薬剤用量を決定し、食事開始および食事ピーク反応候補を識別し、ユーザ主導分析物検査の助言を行うことができる。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
食事開始候補および食事ピーク反応候補のセットを識別するためのコンピュータ実施方法であって、前記方法が、
監視される分析物レベルに対応する複数のデータポイントの時間微分を決定するステップと、
前記時間微分に基づいて前記複数のデータポイントの加速度の最適値を決定することにより、食事開始候補および食事ピーク反応候補のセットを作成するステップと、
複数のユーザ主導分析物検査を取得し、前記ユーザ主導分析物検査を複数の時間クラスタにグループ化するステップと、
各時間クラスタについて、時間クラスタ開始点、時間クラスタ終了点、および時間クラスタ中心傾向点を決定するステップと、
食事開始候補の第1のサブセットを前記セットから除去するステップであって、前記第1のサブセットが、前記時間クラスタ開始点または前記時間クラスタ終了点のいずれかの所定の時間範囲内にない1つ以上の食事開始候補を含む、ステップと、
を含む、方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記方法が、食事開始候補および食事ピーク反応候補の第2のサブセットを前記セットから除去するステップをさらに含み、前記第2のサブセットが、同じ種類の候補に隣接する1つ以上の食事開始候補または食事ピーク反応候補を含む、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記第1のサブセットが前記セットから除去される前に、前記第2のサブセットが前記セットから除去される、請求項2記載の方法。
【請求項4】
前記方法が、食事開始候補および食事ピーク反応候補の第3のサブセットを前記セットから除去するステップをさらに含み、前記第3のサブセットが、食事開始候補および食事ピーク反応候補の対の第1のグループを含み、前記第1のグループの各対が、所定のレベルを超えない振幅差を有する、請求項2記載の方法。
【請求項5】
前記方法が、食事開始候補および食事ピーク反応候補の第4のサブセットを前記セットから除去するステップをさらに含み、前記第4のサブセットが、食事開始候補および食事ピーク反応候補の対の第2のグループを含み、前記第2のグループの各対が、近接閾値および分析物レベル低下閾値を超えない、請求項4記載の方法。
【請求項6】
前記方法が、食事開始候補および食事ピーク反応候補の第5のサブセットを前記セットから除去するステップをさらに含み、前記第5のサブセットが、対をなしていない1つ以上の食事開始候補、または食事開始候補もしくは食事ピーク反応候補として誤って識別された1つ以上の信号アーチファクトを含む、請求項5記載の方法。
【請求項7】
前記方法が、食事開始候補および食事ピーク反応候補の1つ以上のサブセットが前記セットから除去された後に、前記監視される分析物レベルに対応する前記複数のデータポイントの新たな複数の時間微分に基づいて前記セットを精密化するステップをさらに含む、請求項6記載の方法。
【請求項8】
前記方法が、前記セット内の各食事開始候補を、前記食事開始候補および最も近い時間クラスタ開始点の平均値と置き換えるステップをさらに含む、請求項7記載の方法。
【請求項9】
前記セット内の各食事開始候補を置き換えるステップが、前記セットを精密化するステップの後に行われる、請求項8記載の方法。
【請求項10】
前記方法が、前記監視される分析物レベルに対応する前記複数のデータポイントを調整するステップをさらに含む、請求項1記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に記載する主題は、概して、分析物監視システムの食事および治療インタフェースを改善するためのシステム、デバイス、および方法に関する。特に、食事の摂取に伴って投与される薬剤用量を決定するための、食事開始および食事ピーク反応候補を識別するための、またユーザ主導分析物検査の助言を行うための実施形態が提供される。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
過去数十年にわたる2型糖尿病およびメタボリック症候群の有症率の増加は、食生活および活動レベルの変化に起因しうる。例えば、より入手しやすい高血糖指数の食物を摂取すると、体重増加および肥満との正の関連性を有する食後の血糖およびインスリンレベルが急激に上昇する可能性がある。これらの状況は、上記の疾患および他の疾患の発症リスクを高めることにさらにつながる可能性がある。
【0003】
多くの人々は、一般に食生活の重要性を理解している。しかし、実際には、この一般的な認識を食物の具体的な選択につなげることに、多くの個人が苦慮している。これらの問題は主に、人々が自らの選択の影響を直接知ることができないために生じる。これにより、食事の量に関する思い違い、どの食物が比較的健康的であるかに関する誤解、健康の良好な維持に必要な活動の継続時間および強度に関する一般的な認識の欠如などが起きる。これらの問題は、広告、習慣、同調圧力、食物の好み、および過度な一般化に基づく助言などにより、さらに悪化する。
【0004】
これらの問題に対処するために、分析物監視システムによって個人の生理的反応を追跡して理解を深めることができる。高いグルコースレベルは、食物の摂取によって主に引き起こされるため、食後のグルコースレベルは、個人が摂取した炭水化物または他の食事成分の量、および食事に対する個人の生理的反応に関連する。しかし、このデータの流入を分析するには、効果的な行動を可能にする有意な形でデータを表現することが課題となる。食事の選択およびその後の影響に関するデータは、高血糖の発現などのグルコース変動を理解して緩和するために、臨床ベースでも、個人、食事管理者、および/または医療従事者にとっての個人ベースでも、理解される必要がある。
【0005】
個人の分析物データを食事の摂取ならびに食前および食後の反応と関連付けるための従来の解決策には、多くの欠陥がある。例えば、いくつかのシステムでは、個人が多数の不便かつ不快な個別の血糖測定(例えば、フィンガースティック血糖テスト)を行う必要がある。これらの解決策には、食事に対する血糖反応を適切に判断するためのデータポイントの数が不十分となる可能性もある。例えば、個人は、個人の血糖反応がピークに達する前または後の時間に個別の血糖測定を行う場合があり、血糖反応を正確に把握して、血糖反応に基づき食事を有意義に比較することが困難になる。データポイントが不足すると、個人の分析物データにおいて食事イベントの開始を自動的に検出することも困難になる。
【0006】
その上、従来のいくつかの既存システムでは、個人が手動で食事を記録することに大きく依存しており、これは信頼性に欠ける可能性がある。食前および食後の食事反応を決定する別のアプローチは、予め定められた時刻窓内で密なグルコース測定値を収集することを含み、窓内のグルコース値が、例えば、朝食前および/または朝食後の時間を表すものと仮定される。しかし、このアプローチに関して、推定値の信頼性は、患者の食事タイミングのルーチンの一貫性に大きく依存し、これも信頼性に欠ける可能性がある。
【0007】
他の従来システムは、特許文献1に記載されているように、単にグルコースレベルの上昇の有無に基づいて食事イベントを検出しようとするものである。しかし、これらのシステムは、個人の従来の食事履歴を考慮していないため、不適切となる可能性があり、個人が摂取した食事の回数を過大評価する可能性がある。
【0008】
関連する課題として、糖尿病患者個人が食事を摂取した後に起こる想定される血糖上昇を補償するための薬剤用量(例えば、インスリン用量)を決定することが挙げられる。この用量は、食事ボーラスと称されることが多い。投与される適当なインスリン量を決定するのは困難となる可能性があり、典型的には、個人のインスリン効果、個人のインスリンオンボード、および食事中の炭水化物の量などのパラメータに依存する、先行技術のボーラス計算器を使用することが必要となる。例えば、家庭で調理した食事の炭水化物含有量は、レシピに含まれる個々の成分の量に基づくことが多く、様々な回の食事の重量に基づいて推定することをユーザに要求する場合があるため、決定が困難となる可能性がある。食事の各回についての炭水化物の決定も要求される。例えば、肉、鍋料理、野菜を含む夕食の場合には、各成分について炭水化物含有量を個別に決定した後に、ボーラス計算器に入力するために合計しなければならない。そのような計算をするための時間および労力は、糖尿病患者にとって特に負担が大きく、糖尿病患者が炭水化物含有量を推測することも多くある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
米国特許出願公開第2003/0208113号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
これらの理由および他の理由から、分析物監視システム用の食事および治療インタフェースの改善が必要とされる。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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