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公開番号2025010789
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-23
出願番号2023113004
出願日2023-07-10
発明の名称コーヒードリッパー
出願人プラスワン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A47J 31/02 20060101AFI20250116BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】種々の形状の紙フィルターを適用することができるコーヒードリッパーを提供する。
【解決手段】コーヒードリッパー1は、紙フィルターを受け入れる紙フィルター収容部2と、紙フィルター収容部の下方に設けられ、カップに載置される台座部4と、台座部に設けられ、紙フィルターを通過したコーヒー液を下方へと流出させる流出孔9が形成された流出部8と、紙フィルター収容部と台座部とを連結し、これらの間において上下方向に延びて流出孔に連通する空間を形成する延長部6と、を有し、紙フィルター収容部は、台形状の紙フィルターF1が適用された場合には当該紙フィルターの下部全体を受け入れる一方で、円錐状の紙フィルターF2が適用された場合には当該紙フィルターの下部の先端が突き出るようになっており、延長部は、紙フィルター収容部から突き出た円錐状の紙フィルターの下部の先端を受け入れる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
コーヒー粉を入れた紙フィルターに湯を注いでコーヒー液を抽出するためのコーヒードリッパーであって、
紙フィルターを受け入れる内部空間を備え、当該内部空間の横断面積が下方向にいくにつれて小さくなるように形成された紙フィルター収容部と、
前記紙フィルター収容部の下方に設けられ、カップに載置される台座部と、
前記台座部に設けられ、前記紙フィルターを通過したコーヒー液を下方へと流出させる流出孔が形成された流出部と、
前記紙フィルター収容部と前記台座部とを連結し、これらの間において上下方向に延びて前記流出孔に連通する内部空間を形成する延長部と、
を有し、
前記紙フィルター収容部は、台形状の紙フィルターが適用された場合には当該紙フィルターの下部全体を受け入れる一方で、円錐状の紙フィルターが適用された場合には、当該紙フィルターの下部の先端を除く部分を受け入れるが、当該紙フィルターの下部の先端が突き出るようになっており、前記延長部は、前記紙フィルター収容部から突き出た前記円錐状の紙フィルターの下部の先端を受け入れるように形成されている、ことを特徴とするコーヒードリッパー。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記紙フィルター収容部から前記延長部までの内壁面の一部分に、突出した段差部が設けられ、当該段差部は、前記台形状の紙フィルターの下端部を支持するように形成されている、請求項1に記載のコーヒードリッパー。
【請求項3】
前記台座部の底面には、下方に突出し、前記流出部を取り囲むように形成された筒状部が設けられ、当該筒状部は、対向する2つの箇所を切り欠くことで形成された一対の切欠部を含み、
2つのカップのそれぞれの上端縁部が前記筒状部の前記一対の切欠部の間を横断するように前記台座部を前記2つのカップ上に配置することで、前記コーヒードリッパーを前記2つのカップに跨って載置可能になっている、
請求項1に記載のコーヒードリッパー。
【請求項4】
前記流出部は、前記一対の切欠部のそれぞれの中央位置を通る中心線を挟んで対称の位置に形成された一対の1つ以上の前記流出孔を含む、請求項3に記載のコーヒードリッパー。
【請求項5】
前記流出部の上面には、当該流出部の端部から前記流出孔に向けて下方に傾斜する傾斜面と、当該流出部の中央部から当該流出孔に向けて下方に傾斜する傾斜面と、が形成されている、請求項4に記載のコーヒードリッパー。
【請求項6】
前記流出部は、一対の2つ以上の前記流出孔を含み、前記2つ以上の流出孔のうちで前記中心線に最も近い位置にある流出孔は、当該流出孔以外の流出孔よりも下方に突出するように形成されている、請求項4に記載のコーヒードリッパー。
【請求項7】
コーヒー粉を入れた紙フィルターに湯を注いでコーヒー液を抽出するためのコーヒードリッパーであって、
紙フィルターを受け入れる内部空間を備え、当該内部空間の横断面積が下方向にいくにつれて小さくなるように形成された紙フィルター収容部と、
前記紙フィルター収容部の下方に設けられ、カップに載置される台座部と、
前記台座部に設けられ、前記紙フィルターを通過したコーヒー液を下方へと流出させる流出孔が形成された流出部と、
前記紙フィルター収容部と前記台座部とを連結し、これらの間において上下方向に延びて前記流出孔に連通する内部空間を形成し、当該内部空間の横断面積がほぼ一定に形成された延長部と、
を有する、ことを特徴とするコーヒードリッパー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コーヒー豆を碾いたコーヒー粉からコーヒー液を抽出するためのコーヒードリッパーに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、コーヒー粉を入れたフィルターに湯を注いで、コーヒー粉を濾すことにより、抽出されたコーヒー液をカップへと注ぐコーヒードリッパーが知られている。また、このようなフィルターとして、一般的に、使い捨て可能な紙フィルターが広く用いられている。例えば、紙フィルターを用いるコーヒードリッパーに関する技術が、特許文献1及び2に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-83445号公報
特開2020-31829号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コーヒードリッパーに適用される紙フィルターとして、代表的には、台形状の紙フィルター及び円錐状の紙フィルターが用いられている。上記の特許文献1には、台形状の紙フィルターが適用されるコーヒードリッパーが記載され、上記の特許文献2には、円錐状の紙フィルターが適用されるコーヒードリッパーが記載されている。なお、台形状の紙フィルターについては、コーヒードリッパーに装着された状態を水平方向から見た形状が台形になるため、「台形」の文言が用いられている。
【0005】
しかしながら、従来のコーヒードリッパーでは、台形状の紙フィルターを適用する場合には、当該紙フィルター専用のコーヒードリッパーを用いる必要があり、また、円錐状の紙フィルターを適用する場合には、当該紙フィルター専用のコーヒードリッパーを用いる必要があった。具体的には、台形状の紙フィルターを、円錐状の紙フィルター専用のコーヒードリッパーに適用しようとすると、紙フィルターがコーヒードリッパーに収まりきらない。また、円錐状の紙フィルターを、台形状の紙フィルター専用のコーヒードリッパーに適用しようとすると、紙フィルターはコーヒードリッパーに一応入るが、これらの間に大きな隙間が生じ、紙フィルターが安定して保持されない。このようなことから、基本的には、同じコーヒードリッパーに対して、台形状の紙フィルター及び円錐状の紙フィルターの両方を適用することはできなかった。
【0006】
ここで、上記の台形状及び円錐状以外の形状、例えば波状に形成された外周を有するバスケット状(平底状)の紙フィルターも存在するが、そのような紙フィルターも専用のコーヒードリッパーを用いる必要があり、同様の問題があった。なお、紙フィルターをそれ専用でないコーヒードリッパーに適用できるように適宜折り曲げるという方法もあるが、この方法だと紙フィルターを折り曲げる手間がかかってしまう等の問題があった。
【0007】
したがって、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、種々の形状の紙フィルターを適用することができるコーヒードリッパーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明は、コーヒー粉を入れた紙フィルターに湯を注いでコーヒー液を抽出するためのコーヒードリッパーであって、紙フィルターを受け入れる内部空間を備え、当該内部空間の横断面積が下方向にいくにつれて小さくなるように形成された紙フィルター収容部と、紙フィルター収容部の下方に設けられ、カップに載置される台座部と、台座部に設けられ、紙フィルターを通過したコーヒー液を下方へと流出させる流出孔が形成された流出部と、紙フィルター収容部と台座部とを連結し、これらの間において上下方向に延びて流出孔に連通する内部空間を形成する延長部と、を有し、紙フィルター収容部は、台形状の紙フィルターが適用された場合には当該紙フィルターの下部全体を受け入れる一方で、円錐状の紙フィルターが適用された場合には、当該紙フィルターの下部の先端を除く部分を受け入れるが、当該紙フィルターの下部の先端が突き出るようになっており、延長部は、紙フィルター収容部から突き出た円錐状の紙フィルターの下部の先端を受け入れるように形成されている、ことを特徴とする。
【0009】
このように構成された本発明によれば、紙フィルター収容部と台座部との間に上下方向に延びる内部空間を形成する延長部が設けられているので、この延長部により、紙フィルター収容部から突き出た円錐状の紙フィルターの下部の先端を受け入れることができる。よって、本発明によれば、紙フィルター収容部において台形状の紙フィルターを受け入れると共に、紙フィルター収容部及び延長部において円錐状の紙フィルターを受け入れることができ、台形状の紙フィルター及び円錐状の紙フィルターの両方を的確に適用することが可能となる。したがって、本発明によれば、種々の形状の紙フィルターをコーヒードリッパーに適用することができる。
【0010】
本発明において、好ましくは、紙フィルター収容部から延長部までの内壁面の一部分に、突出した段差部が設けられ、当該段差部は、台形状の紙フィルターの下端部を支持するように形成されている。
このように構成された本発明によれば、台形状の紙フィルターを段差部により支持して、この紙フィルターが紙フィルター収容部の下方へと落下することを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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