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公開番号
2025010764
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2023112949
出願日
2023-07-10
発明の名称
顔認証登録システム、顔認証装置、及び顔認証登録方法
出願人
株式会社日立ビルシステム
代理人
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
G06V
40/50 20220101AFI20250116BHJP(計算;計数)
要約
【課題】施設側に設置された複数の顔認証機で利用者の顔情報を蓄積し顔認証する場合に、ある設備では認証できるが、他の設備では認証できないといった異なる事象の発生を防止する。
【解決手段】顔情報を格納する顔登録サーバ30と、顔情報を登録して顔認証に利用する複数の顔認証装置21~23と、を備える顔認証登録システム50である。顔登録サーバ30は、顔情報の同期イベントを受け付けると、対象とする複数の顔認証装置21~23に対して顔情報の同期処理を実施し、複数の顔認証装置21~23の一つでも同期に失敗した場合には、複数の顔認証装置21~23を同期処理前の状態に戻すように制御する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
顔情報を格納する顔登録サーバと、前記顔情報を登録して顔認証に利用する複数の顔認証装置と、を備える顔認証登録システムであって、
前記顔登録サーバは、顔情報の同期イベントを受け付けると、対象とする複数の前記顔認証装置に対して前記顔情報の同期処理を実施し、複数の前記顔認証装置の一つでも同期に失敗した場合には、複数の前記顔認証装置を同期処理前の状態に戻すように制御する
顔認証登録システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記顔情報の同期イベントが前記顔情報の登録処理である場合、前記顔登録サーバは、対象とする複数の前記顔認証装置の一つでも前記顔情報の登録に失敗したときには、複数の前記顔認証装置に対して前記顔情報の削除を要求して、複数の前記顔認証装置において前記顔情報が未登録となるように制御する
請求項1に記載の顔認証登録システム。
【請求項3】
前記顔登録サーバは、複数の前記顔認証装置の一つでも前記顔情報の登録に失敗した場合には、ユーザーによる前記顔情報の登録に用いられた端末に、再登録を促すメッセージを表示させる
請求項2に記載の顔認証登録システム。
【請求項4】
前記顔登録サーバは、前記顔認証装置が継続して前記顔情報の登録に失敗する場合には、前記顔情報の登録をさせないように前記端末に通知を出す
請求項3に記載の顔認証登録システム。
【請求項5】
前記顔情報の同期イベントが前記顔情報の削除処理である場合、前記顔登録サーバは、対象とする複数の前記顔認証装置の一つでも前記顔情報の削除に失敗したときには、複数の前記顔認証装置に対して前記顔情報の登録を要求して、複数の前記顔認証装置において前記顔情報が登録済となるように制御する
請求項1に記載の顔認証登録システム。
【請求項6】
前記顔登録サーバは、複数の前記顔認証装置の一つでも前記顔情報の削除に失敗した場合には、ユーザーによる前記顔情報の削除に用いられた端末に、再削除を促すメッセージを表示させる
請求項5に記載の顔認証登録システム。
【請求項7】
前記顔登録サーバは、前記顔認証装置が継続して前記顔情報の削除に失敗する場合には、前記顔情報の削除をさせないように前記端末に通知を出す
請求項6に記載の顔認証登録システム。
【請求項8】
顔登録サーバに格納された顔情報を利用して顔認証を行う顔認証登録システムに用いられる複数の顔認証装置であって、
複数の前記顔認証装置は、前記顔登録サーバに格納された前記顔情報の同期を行い、前記顔情報の同期に失敗した場合には、前記顔登録サーバから送信される指令に従い、前記顔情報の同期を行う前の状態に戻す
顔認証装置。
【請求項9】
顔情報を格納する顔登録サーバと、前記顔情報を登録して顔認証に利用する複数の顔認証装置と、を備える顔認証登録システムによる顔認証登録方法であって、
前記顔登録サーバにおいて、顔情報の同期イベントを受け付けると、対象とする複数の前記顔認証装置に対して前記顔情報の同期処理を実施する処理と、
複数の前記顔認証装置の一つでも同期に失敗した場合には、前記顔登録サーバにおいて、複数の前記顔認証装置を同期処理前の状態に戻すように制御する処理と、を含む
顔認証登録方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、顔認証登録システム、顔認証装置、及び顔認証登録方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、対象者を撮影した画像データに基づいて顔認証処理を実行する顔認証システムが開発されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、顔認証システムにおいて、顔認証時に必要な処理を分割することで、顔認証機側の処理負荷及び装置コストを大幅に軽減するようにした技術が開示されている。特許文献1に記載の顔認証システムは、複数の顔認証機と、この顔認証機とネットワークを介して接続されるサーバ装置とを有する。このサーバ装置は、顔照合を行う複数の顔照合ユニットを有する。各顔照合ユニットは、顔認証機から受信した利用者の顔画像データに対して顔照合プログラムを実行する顔照合プロセスと、顔照合の比較対象となる利用者の情報(顔特徴量データ)が登録された顔照合データベースとを有している。
【0004】
なお、特許文献1の段落[0273]には、「顔登録に失敗した利用者を管理者に報告し、その利用者に関する再登録を催促する」旨が記載されている。また、段落[0288]には、「顔登録に失敗した場合には、顔特徴量削除のリクエストは行わず、古い顔特徴量のままで顔照合が行われるようにする」旨が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-126335号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献1に記載の技術のように、複数の顔認証機と、顔照合プロセス及び顔照合データベースとを有するサーバ装置とがネットワークを介して接続されている構成では、通信障害が発生すると、顔認証機は利用者の認証結果を得ることができない。
【0007】
上記の不都合を解決するため、利用者が利用する施設側に設置された顔認証機が利用者の顔情報(例えば、顔特徴量データ)を蓄積し、顔認証機で利用者の顔画像データと顔情報を照合する構成が考えられる。
【0008】
しかし、対象者の顔情報を複数の顔認証機に格納する場合、新規の顔情報を顔認証機に登録する際に、特定の顔認証機への登録に失敗した場合、次のような問題が生じる。それは、特定の顔認証機のみ登録が失敗した状態を放置すると、例えば、登録の成功した顔認証機と紐づいた入退設備は認証(解錠)できるが、登録に失敗した顔認証機と紐づいた入退設備は認証(解錠)できない、といった異なる事象が発生するという問題である。
【0009】
なお、特許文献1には、顔登録に失敗した利用者に再登録を催促することが記載されているが、利用者が再登録を行っても再登録に失敗する場合がある。また、特許文献1に記載の技術では、顔登録に失敗した場合に、古い顔特徴量を使用して顔照合が行われる。
【0010】
上記の状況から、施設側に設置された複数の顔認証機で利用者の顔情報を蓄積し顔認証する場合に、ある設備では認証できるが、他の設備では認証できないといった異なる事象の発生を防止することが望まれていた。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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