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公開番号2025010706
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-23
出願番号2023112842
出願日2023-07-10
発明の名称UPSシステム
出願人株式会社日立インダストリアルプロダクツ
代理人青稜弁理士法人
主分類H02J 9/06 20060101AFI20250116BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】
UPSシステムにおいて、列盤時の幅寸法を低減する技術を提供すること。
【解決手段】
UPSシステムは、外部から電力が入力される入力盤と、外部の負荷装置に電力を供給する出力盤と、入力盤から電力が入力し、出力盤に電力を出力するUPS装置と、を備える。UPS装置は、複数の変換器盤と、UPSインタフェース盤と、備え、複数の変換器盤およびUPSインタフェース盤は、一方向に並べて設けられる。UPSインタフェース盤は、入力盤、および、複数の変換器盤に電気的に接続され、入力盤から電力が入力する構成である。ここで、入力盤または出力盤の一方は、UPS装置の背面側に配置され、入力盤または出力盤の他方は、UPS装置の側面側に配置される。或いは、入力盤および出力盤は、UPS装置の背面側に配置される。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
外部から電力が入力される入力盤と、
外部の負荷装置に電力を供給する出力盤と、
前記入力盤から電力が入力し、前記出力盤に電力を出力するUPS装置と、
を備え、
前記UPS装置は、
複数の変換器盤と、UPSインタフェース盤と、備え、
前記の複数の変換器盤および前記UPSインタフェース盤は、
一方向に並べて設けられ、
前記UPSインタフェース盤は、
前記入力盤、および、前記の複数の変換器盤に電気的に接続され、前記入力盤から電力が入力する構成であり、
前記入力盤は、前記UPS装置の背面側に配置され、前記出力盤は、前記UPS装置の側面側に配置される、
ことを特徴とするUPSシステム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載のUPSシステムであって、
前記UPSインタフェース盤は、前記入力盤から入力する電力を前記変換器盤に供給しないで前記出力盤に出力する電路を開閉するバイパススイッチを備える、
ことを特徴とするUPSシステム。
【請求項3】
請求項2に記載のUPSシステムであって、
前記UPSインタフェース盤は、前記一方向の一端側に設けられ、
前記UPS装置と前記入力盤は、前記UPSインタフェース盤の背面側と前記入力盤の背面側で電路を介して接続され、
前記UPS装置と前記出力盤は、前記UPSインタフェース盤の側面側で電路を介して接続される、
ことを特徴とするUPSシステム。
【請求項4】
外部から電力が入力される入力盤と、
外部の負荷装置に電力を供給する出力盤と、
前記入力盤から電力が入力し、前記出力盤に電力を出力するUPS装置と、
を備え、
前記UPS装置は、
複数の変換器盤と、UPSインタフェース盤と、備え、
前記の複数の変換器盤および前記UPSインタフェース盤は、
一方向に並べて設けられ、
前記UPSインタフェース盤は、
前記入力盤、および、前記の複数の変換器盤に電気的に接続され、前記入力盤から電力が入力する構成であり、
前記出力盤は、前記UPS装置の背面側に配置され、前記入力盤は、前記UPS装置の側面側に配置される、
ことを特徴とするUPSシステム。
【請求項5】
請求項4に記載のUPSシステムであって、
前記UPSインタフェース盤は、前記入力盤から入力する電力を前記変換器盤に供給しないで前記出力盤に出力する電路を開閉するバイパススイッチを備える、
ことを特徴とするUPSシステム。
【請求項6】
請求項5に記載のUPSシステムであって、
前記UPSインタフェース盤は、前記一方向の一端側に設けられ、
前記UPS装置と前記出力盤は、前記UPSインタフェース盤の背面側と前記出力盤の背面側で電路を介して接続され、
前記UPS装置と前記入力盤は、前記UPSインタフェース盤の側面側で電路を介して接続される、
ことを特徴とするUPSシステム。
【請求項7】
外部から電力が入力される入力盤と、
外部の負荷装置に電力を供給する出力盤と、
前記入力盤から電力が入力し、前記出力盤に電力を出力するUPS装置と、
を備え、
前記UPS装置は、
複数の変換器盤と、UPSインタフェース盤と、備え、
前記の複数の変換器盤および前記UPSインタフェース盤は、
一方向に並べて設けられ、
前記UPSインタフェース盤は、
前記入力盤、および、前記の複数の変換器盤に電気的に接続され、前記入力盤から電力が入力する構成であり、
前記入力盤および前記出力盤は、前記UPS装置の背面側に配置される、
ことを特徴とするUPSシステム。
【請求項8】
請求項7に記載のUPSシステムであって、
前記UPSインタフェース盤は、前記入力盤から入力する電力を前記変換器盤に供給しないで前記出力盤に出力する電路を開閉するバイパススイッチを備える、
ことを特徴とするUPSシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、UPSシステムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
UPS(Uninterruptible Power Supply)装置を備え、停電時などに電力を供給可能なUPSシステムが知られている。特許文献1は、この種のシステムを開示する。
【0003】
特許文献1には、「無停電電源装置盤容器1a、3aの背面側同士並びに無停電電源装置盤容器2a、4aの背面側同士を対向させると共に無停電電源装置盤容器1a-3a、2a-4a同士を電気的に接続する配線接続スペース13、24を確保した状態で無停電電源装置1、3、2、4を設置し、また無停電電源装置盤容器5a及び出力盤容器8aの背面側同士を対向させると共に無停電電源装置盤容器5a及び出力盤容器8a同士を電気的に接続する配線接続スペース58を確保した状態で無停電電源装置5及び出力盤8を設置してある。」との記載がある。
【0004】
また、特許文献1には、「各無停電電源装置本体1b~5bは、いずれも図3に示すようにコンバータCNと、インバータINと、チョッパCPと、第1、第2、第3のコンデンサC1、C2、C3と、第1、第2、第3のリアクトルL1、L2、L3と、第1、第2の遮断器CB1、CB2と、第1、第2、第3の接触器M1、M2、M3と、バイパス回路BPと、第1、第2のスイッチング素子S1、S2とを備えている。」との記載がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-249353号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
UPSシステムでは、列盤時の幅寸法が大きくなり、例えば、設置スペースの観点から設置場所が限定され得る。そのため、列盤時の幅寸法を低減したいという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、一例として、下記のUPSシステムが提供される。すなわち、UPSシステムは、外部から電力が入力される入力盤と、外部の負荷装置に電力を供給する出力盤と、入力盤から電力が入力し、出力盤に電力を出力するUPS装置と、を備える。このUPS装置は、複数の変換器盤と、UPSインタフェース盤と、備える。そして、前記の複数の変換器盤およびUPSインタフェース盤は、一方向に並べて設けられる。また、UPSインタフェース盤は、入力盤、出力盤、および、前記の複数の変換器盤に電気的に接続され、入力盤から電力が入力する構成である。そして、入力盤あるいは出力盤の一方は、UPS装置の背面側に配置され、他方はUPS装置の側面側に配置される。また、上記と同様の入力盤と、出力盤と、UPS装置と、を備え、入力盤および出力盤の両方が、UPS装置の背面側に配置されるUPSシステムが提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、複数の変換器盤に横並びに配置され、これらの複数の変換器盤に並列接続され、入力盤から電力が入力するUPSインタフェース盤を用いてUPS装置を構成することで、UPS装置において変換基盤の構造の簡素化を図ることができ、これにより、列盤時の幅寸法を抑制することができる。なお、上記した以外の課題、構成および効果は、以下の発明を実施するための形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
UPSシステムにおける列盤構成の一例を示す図である。
UPSシステムの電気的な構造を説明するための図である。
従来構造の一例を示す図である。
UPS装置の構造の一例を示す図である。
UPS装置の構造の一例を示す図である。
従来の列盤構成の一例を示す図である。
UPSシステムにおける列盤構成の一例を示す図である。
UPSシステムにおける列盤構成の一例を示す図である。
UPSシステムにおける列盤構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。実施形態は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。
図面において示す各構成要素の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
同一あるいは同様の機能を有する構成要素が複数ある場合には、同一の符号に異なる添字を付して説明する場合がある。また、これらの複数の構成要素を区別する必要がない場合には、添字を省略して説明する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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