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公開番号
2025010568
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-22
出願番号
2024172049,2022183110
出願日
2024-10-01,2017-02-28
発明の名称
抗微生物第4級化合物とアニオン性界面活性剤との間の相互作用
出願人
エコラボ ユーエスエー インコーポレイティド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01N
33/12 20060101AFI20250115BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】本発明は、第4級アンモニウム化合物とアニオン性界面活性剤または酸とを組み合わせた活性化または不活性化組成物を提供する。本発明はさらに、第4級アンモニウム化合物とアニオン性キレート剤またはポリマーとを組み合わせた活性化または不活性化組成物を提供する。
【解決手段】C20未満の鎖長を有する第4級アンモニウム化合物およびC6~C10鎖長を有するアニオン性カルボキシレート界面活性剤からなる活性化抗微生物組成物が開示される。本発明の活性化組成物は、約1~7のpHを有し、シラン、スルフェート、および酸化剤を実質的に含まない。C-20未満の鎖長を有する第4級アンモニウム化合物およびアニオン性スルフェートまたはスルホネート界面活性剤からなる不活性化抗微生物組成物が開示される。本発明の組成物は、10モル対1モルの比の第4級アンモニウム化合物対アニオン性界面活性剤、または約1モル対10モルの比を有する。組成物の作製および使用方法が開示される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
以下の式:
JPEG
2025010568000034.jpg
33
47
を有し、式中、基R1、R2、R3、およびR4の各々が、C20未満の鎖長を有する、第4級アンモニウム化合物と、
C6~C18の鎖長を有するアニオン性界面活性剤、アニオン性ポリマー、またはアニオン性キレート剤と
を含む、抗微生物組成物であって、
前記組成物は、約1~約12のpHを有し、シランおよび酸化剤を実質的に含まない、すぐに使用できる溶液、または水に可溶性の固体もしくは液体濃縮物である、抗微生物組成物。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記アニオン性界面活性剤が、カルボン酸および/またはリン酸エステルである、請求項1に記載の抗微生物組成物。
【請求項3】
前記pHが、約1~約10である、請求項1または2に記載の抗微生物組成物。
【請求項4】
前記pHが、約1~約7である、請求項1または2に記載の抗微生物組成物。
【請求項5】
前記アニオン性界面活性剤が、アルコキシル化または非アルコキシル化の直鎖または分岐鎖カルボキシレートである、請求項1~4のいずれか一項に記載の抗微生物組成物。
【請求項6】
前記アニオン性界面活性剤が、アルコキシル化または非アルコキシル化の直鎖界面活性剤である、請求項1~4のいずれか一項に記載の抗微生物組成物。
【請求項7】
前記アニオン性界面活性剤が、第1級直鎖カルボキシレートである、請求項1~6のいずれか一項に記載の抗微生物組成物。
【請求項8】
前記アニオン性界面活性剤が、C6~C10の鎖長を有する中鎖界面活性剤である、請求項1~7のいずれか一項に記載の抗微生物組成物。
【請求項9】
前記アニオン性界面活性剤が、C8~C10の鎖長を有する中鎖界面活性剤である、請求項1~7のいずれか一項に記載の抗微生物組成物。
【請求項10】
前記アニオン性キレート剤またはポリマーが、アミノカルボキシレートもしくはその誘導体、ホスホン酸、またはホスホネート塩である、請求項1に記載の抗微生物組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、2016年8月11日に出願された米国仮出願第62/373,772号に対する優先権を主張する非仮出願である。
続きを表示(約 2,000 文字)
【0002】
本発明は、活性化または不活性化抗微生物組成物を含む、抗微生物組成物に関する。いくつかの実施形態において、抗微生物第4級アンモニウム化合物は、アニオン性界面活性剤と組み合わせて提供され、高められた抗微生物特性を有する組成物を提供し、それは、高められた表面活性および/または殺菌有効性を含み得る。他の態様において、抗微生物第4級アンモニウム化合物は、アニオン性ポリマーまたはキレート剤と組み合わせて提供される。特に、この組み合わせは、アニオン性界面活性剤または第4級アンモニウム化合物のいずれか単独と比較して、高められた抗微生物活性を提供する。他の実施形態において、抗微生物第4級アンモニウム化合物は、アニオン性界面活性剤と組み合わせて提供されて、不活性化抗微生物特性を有する組成物を提供する。有利にも、本発明によると、特定の用途に応じて、活性化または不活性化組成物が提供される。
【背景技術】
【0003】
抗微生物薬は、製品、材料、および媒質(水プロセス流など)、ならびにシステムの微生物学的汚染および劣化を防止するために使用される化学組成物である。抗微生物薬および組成物は、例えば、硬質面浄化、食品調理、動物飼料、冷却水、ホスピタリティサービス、病院および医療用途、パルプおよび紙製造、織物浄化、ならびに水処理に関連する消毒剤および殺菌剤として使用される。抗微生物薬及び組成物の多様なカテゴリーの中で、第4級アンモニウム化合物は、使用される薬剤の最も大きなクラスの1つを表す。低濃度において、第4級アンモニウム型の抗微生物薬は、静菌性、静真菌性、静藻性、静胞子形成性及び結核菌抑制性である。中程度の濃度において、それらは、殺菌性、殺真菌性、殺藻性、および親油性ウイルスに対して殺ウイルス性である。第4級アンモニウム化合物は、E.coliなどのグラム陰性微生物に対して約150ppm未満の死滅有効性を保持することが困難であることが知られており、また低い温度およびpHでは非効率的である。したがって、第4級アンモニウム化合物などの化学物質の抗微生物活性を増強することが望ましい。様々な用途における使用のためにそのような化学物質の抗微生物活性を増強することは望ましい。
【0004】
したがって、特許請求された発明の一目的は、改良された抗微生物第4級アンモニウム化合物ベースの組成物を開発することである。
【0005】
本発明のさらなる目的は、増大した動的表面活性(動的表面張力の低下によって測定される)を提供する、第4級アンモニウム化合物とアニオン性界面活性剤との相乗的組み合わせを提供することである。
【0006】
本発明のさらなる目的は、第4級アンモニウム化合物とアニオン性ポリマーまたはキレート剤との相乗的組成物を提供して、そのような改善および相乗的表面活性を提供することである。
【0007】
本発明の一目的は、例えば、医療器具用の高レベル消毒剤、抗微生物潤滑剤、洗濯物の浄化および殺菌、高められたマイルド性および低減された刺激性を有する抗微生物剤、改良された組み合わせの製品、第3シンク用途などを含む、消毒剤および/または殺菌表面を含む使用用途を有する、高められたおよび/または相乗的な表面活性を有する活性化組成物を提供することである。
【0008】
本発明のさらなる目的は、第4級アンモニウム化合物とアニオン性界面活性剤とのブレンドで高められた抗微生物活性および/または殺菌活性を提供することであり、性能有効性のための中性からアルカリ性pHの従来の必要条件、増加した濃度を必要とする硬水性能制限、および有効性のためのより高濃度の活性物質の必要性を含む、第4級アンモニウム化合物の従来の制限を克服することを含む。
【0009】
本発明のさらなる態様は、表面活性自体がそれほど高くない従来の第4級アンモニウム化合物を改善するための殺菌組成物を提供することである。一態様において、いくつかの用途において高められた湿潤を含む、第4級アンモニウム化合物とアニオン性界面活性剤とのブレンドで高められた抗微生物活性および/または殺菌活性は、予想外に、中性またはそれ以上のpHにおいてそのような活性を提供する(例えば、500ppmの水硬度懸濁試験などのために従来用いられる酸性pHとは対照的に)。さらなる態様において、かつ本発明のさらなる利点として、組成物は、基材表面上に残留物をあまり残すことなく、高められたマイルド性および低減された刺激性を提供する。
【0010】
本発明のさらなる目的は、組成物のためのアニオン性界面活性剤の選択によって抗微生物および/または殺菌有効性を不活性化することが可能である、第4級アンモニウム化合物とアニオン性界面活性剤とのブレンドを提供することである。
(【0011】以降は省略されています)
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