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公開番号2025010465
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-21
出願番号2024000895
出願日2024-01-05
発明の名称撮像光学レンズ
出願人エーエーシー オプティックス (ソシュウ) カンパニーリミテッド
代理人個人
主分類G02B 13/00 20060101AFI20250110BHJP(光学)
要約【課題】本発明は、光学レンズ分野に関し、撮像光学レンズを開示する。
【解決手段】当該撮像光学レンズは、物体側から像側へ順に、負の屈折力を有する第1レンズ、正の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有する第3レンズ、負の屈折力を有する第4レンズから構成され、撮像光学レンズの焦点距離をf、第1レンズの焦点距離をf1、第3レンズと前記第4レンズとの合成焦点距離をf34、第1レンズの軸上厚みをd1、第1レンズの像側面から第2レンズの物体側面までの軸上距離をd2、撮像光学レンズの光学長をTTL、第1レンズのアッベ数をv1としたときに、条件式-30.00≦f1/d1≦-8.00、2.00≦TTL/f≦3.00、-2.30≦f34/f<-1.30、58.00≦v1≦82.00、0.25≦d2/TTL≦0.45を満たす。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
撮像光学レンズであって、
前記撮像光学レンズは、物体側から像側へ順に、負の屈折力を有する第1レンズ、正の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有する第3レンズ、負の屈折力を有する第4レンズから構成され、
前記撮像光学レンズの焦点距離をf、前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第3レンズと前記第4レンズとの合成焦点距離をf34、前記第1レンズの軸上厚みをd1、前記第1レンズの像側面から前記第2レンズの物体側面までの軸上距離をd2、前記撮像光学レンズの光学長をTTL、前記第1レンズのアッベ数をv1としたときに、以下の条件式(1)~(5)を満たすことを特徴とする撮像光学レンズ。
-30.00≦f1/d1≦-8.00 (1)
2.00≦TTL/f≦3.00 (2)
-2.30≦f34/f<-1.30 (3)
58.00≦v1≦82.00 (4)
0.25≦d2/TTL≦0.45 (5)
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第2レンズの物体側面の中心曲率半径をR3、前記第2レンズの像側面の中心曲率半径をR4としたときに、以下の条件式(6)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
-6.00≦R3/R4≦-1.00 (6)
【請求項3】
前記第4レンズの焦点距離をf4、前記第4レンズの軸上厚みをd7としたときに、以下の条件式(7)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
-3.00≦f4/d7≦-1.50 (7)
【請求項4】
前記第1レンズの物体側面は、近軸において凸面であり、前記第1レンズの像側面は、近軸において凹面であり、
前記第1レンズの物体側面の中心曲率半径をR1、前記第1レンズの像側面の中心曲率半径をR2としたときに、以下の条件式(8)~(10)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
-5.50≦f1/f≦-1.08 (8)
1.77≦(R1+R2)/(R1-R2)≦10.09 (9)
0.02≦d1/TTL≦0.10 (10)
【請求項5】
前記第2レンズの物体側面は、近軸において凸面であり、前記第2レンズの像側面は、近軸において凸面であり、
前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第2レンズの物体側面の中心曲率半径をR3、前記第2レンズの像側面の中心曲率半径をR4、前記第2レンズの軸上厚みをd3としたときに、以下の条件式(11)~(13)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
0.29≦f2/f≦1.09 (11)
0≦(R3+R4)/(R3-R4)≦1.07 (12)
0.02≦d3/TTL≦0.31 (13)
【請求項6】
前記第3レンズの物体側面は、近軸において凹面であり、前記第3レンズの像側面は、近軸において凸面であり、
前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第3レンズの物体側面の中心曲率半径をR5、前記第3レンズの像側面の中心曲率半径をR6、前記第3レンズの軸上厚みをd5としたときに、以下の条件式(14)~(16)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
0.39≦f3/f≦1.87 (14)
0.65≦(R5+R6)/(R5-R6)≦2.73 (15)
0.02≦d5/TTL≦0.09 (16)
【請求項7】
前記第4レンズの物体側面は、近軸において凹面であり、前記第4レンズの像側面は、近軸において凹面であり、
前記第4レンズの焦点距離をf4、前記第4レンズの物体側面の中心曲率半径をR7、前記第4レンズの像側面の中心曲率半径をR8、前記第4レンズの軸上厚みをd7としたときに、以下の条件式(17)~(19)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
-1.32≦f4/f≦-0.36 (17)
-1.31≦(R7+R8)/(R7-R8)≦-0.06 (18)
0.04≦d7/TTL≦0.27 (19)
【請求項8】
前記第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ及び第4レンズは、ガラス材質であることを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
【請求項9】
前記撮像光学レンズの対角線方向の画角をFOVとしたときに、以下の条件式(20)を満たすことを特徴とする請求項8に記載の撮像光学レンズ。
FOV≧46.18° (20)
【請求項10】
前記撮像光学レンズの像高をIHとしたときに、以下の条件式(21)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の撮像光学レンズ。
TTL/IH≦7.14 (21)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学レンズ分野に関し、特にスマートフォン、デジタルカメラなどの携帯端末装置と、モニタ、PCレンズ、車載レンズなどの撮像装置とに適用される撮像光学レンズに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、様々なスマートデバイスの勃興に伴い、小型化撮像光学レンズに対するニーズがますます高まっており、且つ感光素子の画素サイズが小さくされることに加えて、現在の電子製品は、機能がよく軽薄携帯の外形を発展傾向とするため、良好な結像品質を有する小型化撮像光学レンズが現在の市場の主流となっている。優れた結像品質を得るために、多枚式のレンズ構造を用いることが多い。また、技術の発展及びユーザの多様化のニーズの増加に伴い、感光素子の画素面積が縮小しつつあり且つ結像品質に対するシステムからの要求が高くなってきている場合には、4枚式のレンズ構造が徐々にレンズの設計に現れている。良好な光学性能を有する撮像光学レンズが要望されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記問題に鑑みて、本発明は、良好な光学性能を有する設計要求を満たす撮像光学レンズを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の技術課題を解決するために、本発明の実施形態は、撮像光学レンズを提供し、前記撮像光学レンズは、物体側から像側へ順に、負の屈折力を有する第1レンズ、正の屈折力を有する第2レンズ、正の屈折力を有する第3レンズ、負の屈折力を有する第4レンズから構成され、前記撮像光学レンズの焦点距離をf、前記第1レンズの焦点距離をf1、前記第3レンズと前記第4レンズとの合成焦点距離をf34、前記第1レンズの軸上厚みをd1、前記第1レンズの像側面から前記第2レンズの物体側面までの軸上距離をd2、前記撮像光学レンズの光学長をTTL、前記第1レンズのアッベ数をv1としたときに、以下の条件式(1)~(5)を満たす。
-30.00≦f1/d1≦-8.00 (1)
2.00≦TTL/f≦3.00 (2)
-2.30≦f34/f<-1.30 (3)
58.00≦v1≦82.00 (4)
0.25≦d2/TTL≦0.45 (5)
【0005】
好ましくは、前記第2レンズの物体側面の中心曲率半径をR3、前記第2レンズの像側面の中心曲率半径をR4としたときに、以下の条件式(6)を満たす。
-6.00≦R3/R4≦-1.00 (6)
【0006】
好ましくは、前記第4レンズの焦点距離をf4、前記第4レンズの軸上厚みをd7としたときに、以下の条件式(7)を満たす。
-3.00≦f4/d7≦-1.50 (7)
【0007】
好ましくは、前記第1レンズの物体側面は、近軸において凸面であり、前記第1レンズの像側面は、近軸において凹面であり、前記第1レンズの物体側面の中心曲率半径をR1、前記第1レンズの像側面の中心曲率半径をR2としたときに、以下の条件式(8)~(10)を満たす。
-5.50≦f1/f≦-1.08 (8)
1.77≦(R1+R2)/(R1-R2)≦10.09 (9)
0.02≦d1/TTL≦0.10 (10)
【0008】
好ましくは、前記第2レンズの物体側面は、近軸において凸面であり、前記第2レンズの像側面は、近軸において凸面であり、前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第2レンズの物体側面の中心曲率半径をR3、前記第2レンズの像側面の中心曲率半径をR4、前記第2レンズの軸上厚みをd3としたときに、以下の条件式(11)~(13)を満たす。
0.29≦f2/f≦1.09 (11)
0≦(R3+R4)/(R3-R4)≦1.07 (12)
0.02≦d3/TTL≦0.31 (13)
【0009】
好ましくは、前記第3レンズの物体側面は、近軸において凹面であり、前記第3レンズの像側面は、近軸において凸面であり、前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第3レンズの物体側面の中心曲率半径をR5、前記第3レンズの像側面の中心曲率半径をR6、前記第3レンズの軸上厚みをd5としたときに、以下の条件式(14)~(16)を満たす。
0.39≦f3/f≦1.87 (14)
0.65≦(R5+R6)/(R5-R6)≦2.73 (15)
0.02≦d5/TTL≦0.09 (16)
【0010】
好ましくは、前記第4レンズの物体側面は、近軸において凹面であり、前記第4レンズの像側面は、近軸において凹面であり、前記第4レンズの焦点距離をf4、前記第4レンズの物体側面の中心曲率半径をR7、前記第4レンズの像側面の中心曲率半径をR8、前記第4レンズの軸上厚みをd7としたときに、以下の条件式(17)~(19)を満たす。
-1.32≦f4/f≦-0.36 (17)
-1.31≦(R7+R8)/(R7-R8)≦-0.06 (18)
0.04≦d7/TTL≦0.27 (19)
(【0011】以降は省略されています)

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