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公開番号
2025010404
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024193484,2022071970
出願日
2024-11-05,2016-03-18
発明の名称
アクセスポイント装置、アクセスポイント装置の制御方法、および、プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
52/18 20090101AFI20250109BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 RUを用いたデータ通信を好適に行えるようにすることを目的とする。
【解決手段】 APは、複数のRUと複数のSTAのAIDとを対応付けた情報を含むトリガーフレームを送信する。APは、一のSTAのAIDに対応付けたRUを介して前記一のSTAから信号を受信する。ここで、受信する信号は、第2の情報と受信信号強度の両方を用いて決定された送信電力で送信され、第2の情報は、トリガーフレームを解析することにより取得可能であり、受信信号強度は、一のSTAとAPとの間で通信される信号の強度である。そしてAPの受信制御では、受信信号強度が第1の強度である場合、第1の送信電力でSTAから送信された信号が受信され、前記受信信号強度が前記第1の強度よりも小さい第2の強度である場合には、前記第1の送信電力よりも大きい第2の送信電力でSTAから送信された信号が受信される。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式を用いてIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11シリーズ規格に準拠した通信を行うアクセスポイント装置であって、
所定の周波数帯域幅のチャネルを分割した複数のリソースユニットと複数のステーション装置の識別情報であるAID(Association Identifier)とを対応付けた情報を含むトリガーフレームを送信するように送信制御を行う送信制御手段と、
前記トリガーフレームを送信した後に、当該トリガーフレームにおいて、前記複数のステーション装置のうちの一のステーション装置のAIDに対応付けたリソースユニットを介して前記一のステーション装置から信号を受信するように受信制御を行う受信制御手段と、を有し
前記受信制御で受信する前記信号は、第2の情報と受信信号強度の両方を用いて決定された送信電力で送信され、前記第2の情報は、前記トリガーフレームを解析することにより取得可能であり、尚且つ、前記一のステーション装置が信号送信を行う際に当該ステーション装置における送信電力を決定するために用いられ、前記受信信号強度は、前記一のステーション装置と前記アクセスポイント装置との間で通信される信号の強度であり、
前記受信制御では、前記受信信号強度が第1の強度である場合には、第1の送信電力を用いて前記一のステーション装置から送信された信号が受信され、前記受信信号強度が前記第1の強度よりも小さい第2の強度である場合には、前記第1の送信電力よりも大きい第2の送信電力を用いて前記一のステーション装置から送信された信号が受信されることを特徴とするアクセスポイント装置。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
前記アクセスポイント装置は、アンテナを更に有し、前記受信制御手段は前記受信制御において、前記アンテナを用いて前記一のステーション装置から送信された信号を受信することを特徴とする請求項1に記載のアクセスポイント装置。
【請求項3】
前記所定の周波数帯域幅のチャネルの周波数帯域幅は20MHz幅であることを特徴とする請求項1に記載のアクセスポイント装置。
【請求項4】
前記受信制御によって受信する前記一のステーション装置から送信された信号はデータフレームを含む信号であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアクセスポイント装置。
【請求項5】
前記アクセスポイント装置は、撮像処理を行うカメラ又は印刷処理を行うプリンタであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアクセスポイント装置。
【請求項6】
前記アクセスポイント装置が提供するネットワークに参加する複数のステーション装置の送信データ量に関する情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得した情報に少なくとも基づきリソースユニットの割り当てを決定する決定手段と、
を更に有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のアクセスポイント装置。
【請求項7】
前記決定手段は、前記取得した情報に少なくとも基づいて、前記複数のステーション装置のうち、送信データ量がより多いステーション装置に対してより多くのリソースユニットを割り当てるようにリソースユニットの割り当てを決定することを特徴とする請求項6に記載のアクセスポイント装置。
【請求項8】
前記一のステーション装置は、前記トリガーフレームの受信からSIFS(Short Inter Frame Space)に対応する時間が経過したことに従い、前記トリガーフレームに対する応答としての信号を送信することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のアクセスポイント装置。
【請求項9】
OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式を用いてIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11シリーズ規格に準拠した通信を行うアクセスポイント装置を制御する制御方法であって、
所定の周波数帯域幅のチャネルを分割した複数のリソースユニットと複数のステーション装置の識別情報であるAID(Association Identifier)とを対応付けた情報を含むトリガーフレームを送信するように送信制御を行う送信制御工程と、
前記トリガーフレームを送信した後に、当該トリガーフレームにおいて、前記複数のステーション装置のうちの一のステーション装置のAIDに対応付けたリソースユニットを介して前記一のステーション装置から信号を受信するように受信制御を行う受信制御工程と、を有し
前記受信制御で受信する前記信号は、第2の情報と受信信号強度の両方を用いて決定された送信電力で送信され、前記第2の情報は、前記トリガーフレームを解析することにより取得可能であり、尚且つ、前記一のステーション装置が信号送信を行う際に当該ステーション装置における送信電力を決定するために用いられ、前記受信信号強度は、前記一のステーション装置と前記アクセスポイント装置との間で通信される信号の強度であり、
前記受信制御では、前記受信信号強度が第1の強度である場合には、第1の送信電力を用いて前記一のステーション装置から送信された信号が受信され、前記受信信号強度が前記第1の強度よりも小さい第2の強度である場合には、前記第1の送信電力よりも大きい第2の送信電力を用いて前記一のステーション装置から送信された信号が受信されることを特徴とするアクセスポイント装置の制御方法。
【請求項10】
OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式を用いてIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11シリーズ規格に準拠した通信を行うアクセスポイントとして機能することが可能な通信装置のコンピュータに、
所定の周波数帯域幅のチャネルを分割した複数のリソースユニットと複数のステーション装置の識別情報であるAID(Association Identifier)とを対応付けた情報を含むトリガーフレームを送信するように送信制御を行う送信制御工程と、
前記トリガーフレームを送信した後に、当該トリガーフレームにおいて、前記複数のステーション装置のうちの一のステーション装置のAIDに対応付けたリソースユニットを介して前記一のステーション装置から信号を受信するように受信制御を行う受信制御工程と、
を実行させるためのプログラムであって、
前記受信制御で受信する前記信号は、第2の情報と受信信号強度の両方を用いて決定された送信電力で送信され、前記第2の情報は、前記トリガーフレームを解析することにより取得可能であり、尚且つ、前記一のステーション装置が信号送信を行う際に当該ステーション装置における送信電力を決定するために用いられ、前記受信信号強度は、前記一のステーション装置と前記アクセスポイントとして機能する前記通信装置との間で通信される信号の強度であり、
前記受信制御では、前記受信信号強度が第1の強度である場合には、第1の送信電力を用いて前記一のステーション装置から送信された信号が受信され、前記受信信号強度が前記第1の強度よりも小さい第2の強度である場合には、前記第1の送信電力よりも大きい第2の送信電力を用いて前記一のステーション装置から送信された信号が受信されることを特徴とするプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、OFDMA方式を用いて通信するアクセスポイント装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
IEEE802.11シリーズに準拠した無線通信を行う通信装置が広く普及している。IEEE802.11シリーズに準拠した通信装置は、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)というアクセス方式を用いている。CSMA/CAでは、信号を送信する前に、信号を送信する周波数チャネルの電波強度を測定するキャリアセンスを行うことが定められている。キャリアセンスでは、IEEE802.11において定められた1つの周波数チャネルである20MHz幅における電波強度を測定する。
【0003】
そして、キャリアセンスの結果、測定された電波強度が所定の閾値を超えていない場合には信号を送信し、測定された電波強度が所定の閾値以上である場合には信号を送信しないようにしている。
【0004】
一方、IEEE802.11acに続く規格として、IEEEでは、IEEE802.11axの検討が行われている(特許文献1)。IEEE802.11axにおいては、1つの周波数チャネルを更に複数の周波数帯域に分割し、当該複数の周波数帯域の各々を利用して、異なる装置が同時に通信することが検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-165676号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、1つの周波数チャネルを更に複数の周波数帯域に分割し、当該複数の周波数帯域の各々を利用して、異なる装置が同時に通信する場合、その一部の周波数帯域しか通信に用いられない場合が考えられる。
【0007】
例えば、1つの周波数チャネルを4つの周波数帯域に分割して利用するシステムにおいて、あるタイミングでデータ信号を送信する装置が2台しかいない場合が考えられる。このような場合、4つの周波数帯域のうち、2つの周波数帯域しか用いられない可能性がある。
【0008】
このような場合に、各装置の単位周波数あたりの送信電力(送信電力密度)が、1つの周波数チャネルの全周波数帯域を利用して信号を送信する場合の送信電力密度と同じであると、当該周波数チャネル全体の送信電力は約半分になってしまう。
【0009】
従って、他の通信装置がCSMA/CAにおけるキャリアセンスを行った場合に、周波数チャネル全体の送信電力が低いために、所定の閾値を超えた電波強度を測定することができず、他の通信装置が信号を送信してしまうことが起こり得る。
【0010】
他の通信装置が信号を送信してしまうと、電波干渉が生じ、エラーが発生してしまう。上記の課題を鑑み、リソースユニットを用いたデータの送信を好適に行えるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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