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公開番号2025010188
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024187276,2020149230
出願日2024-10-24,2020-09-04
発明の名称荷物保管装置
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類B65G 1/04 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】荷物を保管可能な荷物保管装置において、表面に正確な情報表示が可能な広い領域を確保する。
【解決手段】荷物保管装置1であって、建物の内壁と離間して配置されると共にユーザによって荷物Nの搬入出するための開口7a1が一部に設けられた前壁部6aと、前壁部6aと内壁との間に配置されると共に荷物Nが保管される保管部3aと、開口7a1と保管部3aとの間で荷物Nを自動にて移動させる移動装置5とを備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
建物の内壁と離間して配置されると共にユーザによって荷物の搬入出するための開口が一部に設けられた化粧板と、前記化粧板と前記内壁との間に配置されると共に前記荷物が保管される保管部と、前記開口と前記保管部との間で前記荷物を自動にて移動させる移動装置とを備えることを特徴とする荷物保管装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記開口を開閉可能とすると共に前記開口よりも前記内壁側に配置された扉体と、前記扉体を移動させる扉駆動部とを備えることを特徴とする請求項1記載の荷物保管装置。
【請求項3】
前記荷物が搭載可能とされると共に、前記保管部で保管可能かつ前記移動装置によって移動可能とされた搭載部を備え、
前記化粧板と前記内壁との間であって前記開口に隣接された位置に前記搭載部が配置可能とされている
ことを特徴とする請求項1または2記載の荷物保管装置。
【請求項4】
受付対応を受けるユーザが位置する受付対応スペースが前方に設けられた受付部と、
前記受付部と別体とされると共に前記受付部から離間して設置された請求項1~3いずれか一項に荷物保管装置と
を備え、
前記荷物保管装置は、前記受付対応スペースに前記化粧板の外壁面を向けて設置されている
ことを特徴とする受付システム。
【請求項5】
前記化粧板に設置された操作部を備えることを特徴とする請求項1~3いずれか一項に記載の荷物保管装置。
【請求項6】
前記化粧板に設置されたディスプレイを備えることを特徴とする請求項1~3いずれか一項または5に記載の荷物保管装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、荷物保管装置及び受付システムに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
駅、空港、店舗及び宿泊施設等に設置されるロッカーとしては、荷物を保管する保管部ごとに施錠可能な開閉扉が設けられ、ユーザがいずれかの開閉扉を開閉することで、荷物の保管部への出し入れを行わせるものが広く用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-124641号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ロッカーは、上述のように駅、空港、店舗及び宿泊施設等の人目に付く場所に設置されている。このため、ロッカーの前面を情報表示面として用いることが考えられる。しかしながら、特許文献1に開示されたようなロッカーにおいては、前面の全体に開閉扉が設置されている。このため、従来のロッカーでは、前面に情報を表示するための広い領域を確保することが困難である。また、従来のロッカーでは、広い領域に情報を表示した場合には、複数の扉を跨いで情報を表示することになり、扉同士の境界や扉とフレームとの境界にて情報が欠損することとなる。
【0005】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、荷物を保管可能な荷物保管装置において、表面に正確な情報表示が可能な広い領域を確保可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
【0007】
第1の発明は、荷物保管装置であって、建物の内壁と離間して配置されると共にユーザによって荷物の搬入出するための開口が一部に設けられた化粧板と、上記化粧板と上記内壁との間に配置されると共に上記荷物が保管される保管部と、上記開口と上記保管部との間で上記荷物を自動にて移動させる移動装置とを備えるという構成を採用する。
【0008】
このような本発明によれば、移動装置によって開口から保管部に荷物が移動されることから、保管部ごとに開閉扉を設置する必要がない。このため、広い表面を有する化粧板を備えることができる。つまり、本発明によれば、建物の内壁との間に保管部や移動装置を備える化粧板の外壁面に、境界部のないあるいは少ない領域を広く確保することが可能となる。このような外壁面に対して大きな情報を表示した場合には、境界部がないあるいは少ないため、情報の一部が欠損することを抑制して正確な情報表示を行うことが可能となる。したがって、本発明によれば、荷物を保管可能な荷物保管装置において、表面に正確な情報表示が可能な広い領域を確保することが可能となる。
【0009】
第2の発明は、上記第1の発明において、上記開口を開閉可能とすると共に上記開口よりも上記内壁側に配置された扉体と、上記扉体を移動させる扉駆動部とを備えるという構成を採用する。
【0010】
このような本発明によれば、ユーザが扉体を移動させることなく、扉駆動部によって扉体を移動させることができ、開口を必要に応じて自動的に開閉することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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