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公開番号
2025010017
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024104556
出願日
2024-06-28
発明の名称
ボール接触エリアを備えたシューズのためのアッパー
出願人
アディダス アーゲー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A43B
5/02 20060101AFI20250109BHJP(履物)
要約
【課題】シューズのための改善されたアッパーを提供すること。
【解決手段】本発明は、シューズ(とりわけ、スポーツシューズ)のためのアッパーであって、アッパーは、複数の突出部を含むボール接触エリアを備え、複数の突出部の各突出部は、長手方向軸線(LA)と、ソール対向側部分と、インステップ対向側部分とを有する細長い形状を有しており、複数の突出部の各突出部が弾性的に曲げ可能であり、そのため、各突出部が、ボールと接触したときに、長手方向軸線(LA)に対して実質的に垂直方向に曲がるように構成されており、また、インステップ対向側部分がアッパーの外側表面または複数の突出部の隣接する突出部に触れるように、複数の突出部の各々は曲がるように構成されているという点において、ボール接触エリアは、ボールをシュートすることを支援するように構成されている、アッパーに関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
シューズのためのアッパーであって、
a. 複数の突出部を含むボール接触エリアを備え、
b. 前記複数の突出部の各突出部は、長手方向軸線(LA)と、ソール対向側部分と、インステップ対向側部分とを有する細長い形状を有しており、
c. 前記複数の突出部の各突出部は弾性的に曲げ可能であり、そのため、各突出部は、ボールと接触したときに、前記長手方向軸線(LA)に対して実質的に垂直方向に曲がるように構成されており、また、前記インステップ対向側部分が前記アッパーの外側表面または前記複数の突出部の隣接する突出部に触れるように、前記複数の突出部の各々は、曲がるように構成されているという点において、前記ボール接触エリアは、前記ボールをシュートすることを支援するように構成されている、アッパー。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記複数の突出部の各突出部は、実質的に三角形の断面を有している、請求項1に記載のアッパー。
【請求項3】
前記複数の突出部の各突出部は、互いに実質的に平行である、前記長手方向軸線(LA)に沿った上部縁部および底部縁部を有している、請求項1に記載のアッパー。
【請求項4】
前記複数の突出部の各突出部は、実質的に四角形の形状の縦断面を有している、請求項1に記載のアッパー。
【請求項5】
前記長手方向軸線(LA)は、前記アッパーのトウ部分において、前記アッパーのヒール-ツー-トウ軸線(HT)と、少なくとも45°の鋭角(α)を形成しており、および/または、前記アッパーのアッパー内側ミッドフット部分において、前記アッパーのヒール-ツー-トウ軸線(HT)と、最大でも45°の鋭角(α)を形成している、請求項1に記載のアッパー。
【請求項6】
前記複数の突出部の第1の突出部は、前記アッパーのトウ部分に配置されており、第2の突出部は、前記第1の突出部に対してさらに後方に配置されており、前記第1の突出部の鋭角は、前記第2の突出部の鋭角よりも大きい、請求項1に記載のアッパー。
【請求項7】
前記複数の突出部の各突出部は、リッジ、リップ、ラメラ、またはフィンのうちの少なくとも1つの形状を有している、請求項1に記載のアッパー。
【請求項8】
前記複数の突出部の少なくとも2つの突出部は、それらの形状、寸法、および/または配向のうちの少なくとも1つにおいて異なっている、請求項1に記載のアッパー。
【請求項9】
前記複数の突出部の各突出部は、前記長手方向軸線(LA)に沿って、一方の端部において斜面付き縁部を有している、請求項1に記載のアッパー。
【請求項10】
移動軌跡(TT)は、前記アッパー上に画定されており、各突出部の前記長手方向軸線(LA)は、前記移動軌跡(TT)に対して実質的に垂直に配向されており、
前記移動軌跡(TT)は、1つまたは複数の移動方向(TD1、TDi、TD2)を含み、
第1の移動方向(TD1)は、前記アッパーのトウ部分に配置されており、前記アッパーの前記トウ部分からインステップ部分または中間ミッドフット部分に向かって延在しており、
第2の移動方向(TD2)は、前記アッパーの内側部分に配置されており、前記アッパーの下側内側ミッドフット部分からインステップ部分または中間ミッドフット部分に向かって延在しており、
1つまたは複数の中間移動方向(TDi)は、前記第1の移動方向(TD1)と前記第2の移動方向(TD2)との間に配置されており、前記1つまたは複数の中間移動方向(TDi)の配向は、前記第1の移動方向(TD1)のうちの1つに対応する配向と前記第2の移動方向(TD2)のうちの1つに対応する配向との間で変化しており、前記変化は、前記アッパーのトウ部分から前記アッパーの内側部分まで連続的および/または単調である、請求項1に記載のアッパー。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シューズ、とりわけ、スポーツシューズのためのアッパーに関する。アッパーは、ボールをシュートすることを支援するように構成されているボール接触エリアを含む。また、本発明は、ソールに取り付けられているそのようなアッパーを含むシューズ、とりわけ、スポーツシューズに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
シューズ、または、一般的にはフットウェア物品は、アッパーおよびソール構造体の組み合わせとして一般に説明される。典型的に、アッパーは、着用者の足のインステップ、トウ、内側側部、外側側部、およびヒールなどの領域をカバーしており、着用者がフットウェアの内側に足を踏み入れることを可能にするための開口部を提供する。ソールは、アッパーに接続されており、その上側が足に面し、その底側がシューズの通常の使用の間に地面に触れるようになっている。
【0003】
シューズのためのアッパーは、一般的に、多数の機能性を提供する。アッパーは、足を受け入れるためのエンクロージャーを提供し、移動の間に足を安定化させ、環境に対して足を保護し、特定のスポーツシューズのケースでは、アスリートのニーズに特に適合された表面を提供する。とりわけ、運動競技フットウェアは、着用するのに快適であり、足を安定化させ、エクササイズを行うときに足と地面との間の跳ね返りからの応力を軽減するべきである。フットウェアは、移動を支持するべきであり、着用者の身体的な怪我を回避するべきである。
【0004】
とりわけ、運動競技活動(サッカー、ラグビー、フットボール、および他の球技スポーツなど)において使用されるシューズのためのアッパーは、広く使用されており、着用者の間で人気がある。そのようなアッパーは、そのような運動競技活動の実施を改善するために、ますます重要になっており、特定の要件を有している。
【0005】
そのような要件の例として、ボールに対するシューズアッパーのグリップの強化が挙げられ得る。そのような強化されたグリップにより、プレーヤーはより一層ボールをコントロールすることができる可能性がある。とりわけ、シューズとボールとの接触は、非常に重要なものであり、シューズアッパーの表面は、重要な役割を果たす。アッパーとボールとの間のグリップの増加を実現する1つの方式は、シューズアッパーの外部表面の上にテクスチャーを提供することである。グリップの増加を実現する別の方式は、アッパーに突出部を提供することである。両方の方式とも、シュートの間のアッパーからボールへのエネルギー伝達を増加させることが可能である。
【0006】
異なるタイプのショットが関係することが知られている。たとえば、カールされたパス(curled pass)、フラットパス、またはストライキングショット(striking shot)などがある。異なるタイプのショットのために、シューズのアッパー上に異なる配置が必要である。それにもかかわらず、適正なスピンが、任意の種類のショットに関して望まれる。その理由は、そうでなければ、ボールがフラッタリングする(fluttering)ことになるからである。
【0007】
例示的に、以下の先行技術文献が、本開示の文脈において述べられ得る。
【0008】
欧州特許出願公開第3909459号明細書は、スポーツシューズのためのアッパーに関し、アッパーは、複数のエリアを含み、複数のエリアは、内側エリア、外側エリア、トウエリア、インステップエリア、ヒールエリア、およびカラーエリアを含み、アッパーは、複数のエリアのうちの少なくとも4つにおいて、少なくとも1つの突出部を含み、突出部は、アッパーの外側表面から突出している。
【0009】
米国特許出願公開第2011/0258883号明細書は、フットウェア物品のためのボールコントロール部分に関する。ボールコントロール部分は、フットウェア物品の側部から下側へ延在している。ボールコントロール部分は、グリッドで配置されている複数の突出部を有する格子を含む。複数の突出部は、異なる配向、異なるタイプの突出部、および異なる高さのうちの1つまたは複数を有して配置されている複数のグループの突出部を含む。
【0010】
欧州特許第2891422号明細書は、フットウェア物品に関し、それは、第1のボールコントロール部分を含む第1のグループのグリッピング部材と、第2のボールコントロール部分を含む第2のグループのグリッピング部材とを含む。第1のボールコントロール部分の高さは、第1の方向に沿って変化しており、第1のグループのグリッピング部材は、第2の方向に対して第2のグループのグリッピング部材とほぼ整列している。
(【0011】以降は省略されています)
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