TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025009749
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024004427,2023571543
出願日2024-01-16,2023-06-30
発明の名称情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム
出願人VIE株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06F 16/632 20190101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザの所定感情を惹起するコンテンツを高精度に抽出する。
【解決手段】情報処理方法は、情報処理装置に含まれるプロセッサが、所定ユーザに装着された脳波測定デバイスから、所定コンテンツにより刺激される所定ユーザの脳波信号を順に取得することと、コンテンツにより刺激される所定ユーザの脳波信号を入力して刺激中のコンテンツにより所定ユーザの所定感情を惹起させる惹起度を予測する脳波モデルに、順に取得される脳波信号を入力して、所定コンテンツによる所定感情の惹起度を予測することと、所定コンテンツの特徴量と、脳波モデルにより予測される惹起度との対応関係を再学習データとして、コンテンツの特徴量を入力して惹起度を予測するコンテンツモデルを更新することと、コンテンツリストの中から、コンテンツモデルにより予測される惹起度に基づいて、所定ユーザの所定感情を惹起する所定コンテンツを抽出することと、を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置に含まれるプロセッサが、
所定ユーザに装着された脳波測定デバイスから、所定コンテンツにより刺激される前記所定ユーザの脳波信号を順に取得することと、
コンテンツにより刺激される前記所定ユーザの脳波信号を入力して刺激中の前記コンテンツにより前記所定ユーザの所定感情を惹起させる惹起度を予測する脳波モデルに、前記順に取得される脳波信号を入力して、前記所定コンテンツによる前記所定感情の前記惹起度を予測することと、
前記所定コンテンツの特徴量と、前記脳波モデルにより予測される惹起度との対応関係を再学習データとして、コンテンツの特徴量を入力して前記惹起度を予測するコンテンツモデルを更新することと、
コンテンツリストの中から、前記コンテンツモデルにより予測される前記惹起度に基づいて、前記所定ユーザの前記所定感情を惹起する所定コンテンツを抽出することと、
を実行する情報処理方法。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記プロセッサが、
前記コンテンツリスト内の複数の候補コンテンツのそれぞれの特徴量を前記コンテンツモデルに入力して予測される前記惹起度のそれぞれに基づいて、前記複数の候補コンテンツのそれぞれの惹起スコアを算出することをさらに実行し、
前記抽出することは、前記算出される惹起スコアに基づいて、前記複数の候補コンテンツのうち前記所定ユーザの前記所定感情を惹起する所定コンテンツを抽出することと、を含み、
前記順に取得することは、前記抽出される所定コンテンツにより刺激中の前記所定ユーザの脳波信号を順に取得することを含む、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記算出することは、前記更新されたコンテンツモデルに基づいて、前記惹起スコアを再算出することを含み、
前記抽出することは、前記再算出される惹起スコアに基づいて、前記複数の候補コンテンツのうち所定コンテンツを再抽出することを含み、
前記プロセッサが、前記再算出すること、前記再抽出すること、及び前記更新することを繰り返すことと、をさらに実行する、
請求項2に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記抽出することは、所定の値以上の前記惹起スコアを備える前記所定コンテンツ及び所定の値以下の前記惹起スコアを備える前記所定コンテンツの少なくともいずれかを抽出することを含む、請求項2又は3に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記算出することは、前記コンテンツモデルの学習の際の教師データに含まれる、前記所定ユーザの前記所定感情を惹起させるコンテンツと、前記コンテンツリスト内の候補コンテンツとの類似度にさらに基づいて、前記惹起スコアを算出することを含む、請求項2に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記コンテンツモデルは、前記所定感情を惹起させるコンテンツとして前記所定ユーザが選択した少なくとも1つの選択コンテンツの特徴量と、前記少なくとも1つの選択コンテンツにより刺激された前記所定ユーザによる、前記所定感情に関する評価との対応関係、及び、前記所定ユーザが選択していない少なくとも1つの非選択コンテンツと、前記少なくとも1つの非選択コンテンツにより刺激された前記所定ユーザによる、前記所定感情に関する評価との対応関係に基づいて生成される、請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記脳波モデルは、前記少なくとも1つの選択コンテンツにより刺激される前記所定ユーザの脳波信号と、前記少なくとも1つの選択コンテンツに対応する前記所定感情に関するラベルとの対応関係、及び、前記少なくとも1つの非選択コンテンツにより刺激される前記所定ユーザの脳波信号と、前記少なくとも1つの非選択コンテンツに対応する前記所定感情に関するラベルとの対応関係に基づいて、生成される、請求項6に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記プロセッサが、前記更新されたコンテンツモデルに基づいて、前記所定ユーザの前記所定感情を惹起させるコンテンツの特徴量を特定することと、
前記特定される特徴量に基づいて、前記所定ユーザに刺激する所定コンテンツを生成することと、をさらに実行する、請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理方法。
【請求項9】
前記プロセッサが、前記生成されるコンテンツを前記コンテンツリストに含めることをさらに実行する請求項8に記載の情報処理方法。
【請求項10】
プロセッサを含む情報処理装置であって、
前記プロセッサが、
所定ユーザに装着された脳波測定デバイスから、所定コンテンツにより刺激される前記所定ユーザの脳波信号を順に取得することと、
コンテンツにより刺激される前記所定ユーザの脳波信号を入力して刺激中の前記コンテンツにより前記所定ユーザの所定感情を惹起させる惹起度を予測する脳波モデルに、前記順に取得される脳波信号を入力して、前記所定コンテンツによる前記所定感情の前記惹起度を予測することと、
前記所定コンテンツの特徴量と、前記脳波モデルにより予測される惹起度との対応関係を再学習データとして、コンテンツの特徴量を入力して前記惹起度を予測するコンテンツモデルを更新することと、
コンテンツリストの中から、前記コンテンツモデルにより予測される前記惹起度に基づいて、前記所定ユーザの前記所定感情を惹起する所定コンテンツを抽出することと、
を実行する情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理方法、情報処理装置、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、脳波信号からユーザの感情を推定し、その感情に合わせた音楽を再生することで、ユーザの感情をコントロールして自分で楽しい音楽を聴くようにすることができる技術が知られている(例えば非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Ehrlich SK, Agres KR, Guan C, Cheng G (2019), "A closed-loop, music-based brain-computer interface for emotion mediation", [online], March 18, 2019, PLOS ONE, [令和5年6月30日検索],インターネット<URL:https://doi.org/10.1371/journal.pone.0213516>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
どの音楽にどのような感情の調整効果があるのかは個人に依存するものであるため、従来技術では、ユーザ個人に合わせて適切な音楽を再生し、そのユーザの所定感情を調整することができなった。
【0005】
そこで、開示技術の一態様は、ユーザの所定感情を惹起するコンテンツを高精度に抽出することが可能な情報処理方法、情報処理装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
開示技術の一態様に係る情報処理方法は、情報処理装置に含まれるプロセッサが、所定ユーザに装着された脳波測定デバイスから、所定コンテンツにより刺激される所定ユーザの脳波信号を順に取得することと、コンテンツにより刺激される所定ユーザの脳波信号を入力して刺激中のコンテンツにより所定ユーザの所定感情を惹起させる惹起度を予測する脳波モデルに、順に取得される脳波信号を入力して、所定コンテンツによる所定感情の惹起度を予測することと、所定コンテンツの特徴量と、脳波モデルにより予測される惹起度との対応関係を再学習データとして、コンテンツの特徴量を入力して惹起度を予測するコンテンツモデルを更新することと、コンテンツリストの中から、コンテンツモデルにより予測される惹起度に基づいて、所定ユーザの所定感情を惹起する所定コンテンツを抽出することと、を実行する。
【0007】
開示技術の一態様に係るプロセッサを含む情報処理装置は、プロセッサが、所定ユーザに装着された脳波測定デバイスから、所定コンテンツにより刺激される所定ユーザの脳波信号を順に取得することと、コンテンツにより刺激される所定ユーザの脳波信号を入力して刺激中のコンテンツにより所定ユーザの所定感情を惹起させる惹起度を予測する脳波モデルに、順に取得される脳波信号を入力して、所定コンテンツによる所定感情の惹起度を予測することと、所定コンテンツの特徴量と、脳波モデルにより予測される惹起度との対応関係を再学習データとして、コンテンツの特徴量を入力して惹起度を予測するコンテンツモデルを更新することと、コンテンツリストの中から、コンテンツモデルにより予測される惹起度に基づいて、所定ユーザの所定感情を惹起する所定コンテンツを抽出することと、を実行する。
【0008】
開示技術の一態様に係るプログラムは、情報処理装置に含まれるプロセッサに、所定ユーザに装着された脳波測定デバイスから、所定コンテンツにより刺激される所定ユーザの脳波信号を順に取得することと、コンテンツにより刺激される所定ユーザの脳波信号を入力して刺激中のコンテンツにより所定ユーザの所定感情を惹起させる惹起度を予測する脳波モデルに、順に取得される脳波信号を入力して、所定コンテンツによる所定感情の惹起度を予測することと、所定コンテンツの特徴量と、脳波モデルにより予測される惹起度との対応関係を再学習データとして、コンテンツの特徴量を入力して惹起度を予測するコンテンツモデルを更新することと、コンテンツリストの中から、コンテンツモデルにより予測される惹起度に基づいて、所定ユーザの所定感情を惹起する所定コンテンツを抽出することと、を実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユーザの所定感情を惹起するコンテンツを高精度に抽出することが可能な情報処理方法、情報処理装置、及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る情報処理システム1の概要例を示す図である。
実施形態に係るイヤホンセット10の一例を示す図である。
実施形態に係るイヤホン100Rの断面の概略の一例を示す図である。
実施形態に係る情報処理装置30の一例を示すブロック図である。
コンテンツモデルの概略を示す図である。
脳波モデルの概略を示す図である。
実施形態に係る情報処理装置50の一例を示すブロック図である。
情報処理システム1における処理の例を示すフローチャートである。
情報処理システム1における処理の例を示すフローチャートである。
情報処理システム1における処理の例を示すフローチャートである。
情報処理システム1における処理の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

VIE株式会社
情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム
13日前
個人
物品
1か月前
個人
情報提示方法
10日前
個人
自動精算システム
18日前
個人
RFタグ読取装置
27日前
個人
自動精算システム
1か月前
個人
アカウントマップ
3日前
個人
プログラム
2日前
個人
プログラム
9日前
個人
売買システム
24日前
個人
救急搬送システム
1か月前
個人
管理サーバ
1か月前
個人
発想支援方法及びシステム
13日前
個人
市場受発注システム
16日前
個人
分類処理プログラム及び方法
13日前
キヤノン株式会社
印刷装置
1か月前
個人
学習装置及び推論装置
2日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
26日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
26日前
個人
生成AIとの常時接続システム
1か月前
井関農機株式会社
ロボット作業車両
18日前
富士通株式会社
金融システム
10日前
個人
VRによる人体各部位の立体化
1か月前
株式会社COLORS
表示装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
推定装置
1か月前
個人
未来型家系図構築システム
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
個人
コンテンツ開示順位判定システム
1か月前
株式会社SEKT
文字認識装置
1か月前
株式会社プレニーズ
仲介システム
3日前
トヨタ自動車株式会社
表認識装置
1か月前
ローム株式会社
ソース機器
1か月前
キヤノン電子株式会社
業務管理システム
1か月前
個人
販売支援システム
18日前
ブラザー工業株式会社
無線通信装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
記号識別方法
1か月前
続きを見る