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公開番号
2025009626
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023129597
出願日
2023-06-30
発明の名称
磁電効果を利用した発電装置内作用物質の酸化防止による化学反応低下防止法
出願人
パテントフレア株式会社
代理人
主分類
B22F
1/17 20220101AFI20250109BHJP(鋳造;粉末冶金)
要約
【課題】「強磁性金属、磁性体、良導体の混合物」は、化学反応によって、発電機能、磁気発生機能を有するが、構成物質が酸化すると、その機能が低下するため、装置内の混合物の酸化を防がなければならないという課題があった。
【解決手段】酸化を防止する方法は、大別すると合金加工、メッキ加工、コーティング加工、真空パック封入、2重容器封入などで、対象と空気を遮断することで課題を解決する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
合金
「強磁性金属である純鉄、ニッケル、コバルト」と「ネオジムなどの磁性体」と「銅、アルミなどの導電性の高い金属」又は「炭素同素体などの炭素系良導体」を粉末状、又は溶液状に加工して適正比率で混ぜ合わせた混合物は、構成物質の化学反応によって、電力と磁力が同時に発生する状態(電気エネルギーと磁気エネルギーが相互変換されている状態)となる。
この混合物を装置内に封入すると発電装置(電源)として利用できるが、構成物質である金属、特に純鉄は非常に酸化しやすい(錆びやすい)。
構成物質(化学反応を起こす作用物質)が酸化すると、その物質の物質特性が変化し、化学反応である発電機能と磁気発生機能が低下する。
そのため、構成物質の酸化を防ぐための措置が必要になる。
この酸化防止措置で、純鉄に炭素含有量を増やした鋼を使用する、クロムを添加したステンレスを使用する、ニッケルを添加した合金など磁石にくっつく強磁性は保持しているが、より防食性を高めた金属を、混合物に使用する方法。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
メッキ
酸化防止措置で、粉末状(粒子状)の純鉄に亜鉛、クロム、ニッケルなど他の金属を表面に成膜させるメッキ加工を施し空気を遮断する方法。
【請求項3】
コーティング
酸化防止措置で、粉末状(粒子状)の純鉄に錆び止め塗料、導電性ポリマー、ガラス質の薬剤(ホーロー加工)などを表面に成膜させるコーティング加工を施し空気を遮断する方法。
【請求項4】
密封パック
酸化防止措置で、混合物を樹脂製パックに封入後、外気が入らないよう密封し、中の空気を排出する方法。
(食品の保存用真空パック、衣類、布団などの圧縮保管用真空パックなどと同様)
又、混合物を樹脂製パックに封入後、窒素を充填、パック内から酸素を排出し、外気が入らないよう密封する方法。
(コーヒー粉など食品の酸化防止袋包装と同様)
【請求項5】
2重構造の容器
酸化防止措置で、混合物を封入する容器が2重構造になっていて、内側の容器と外側の容器の間は魔法瓶のように真空になっている構造で、外気を遮断し、酸化を防止する方法。
【請求項6】
樹脂製ラップ
酸化防止措置で、混合物を封入した容器内に外気が入ることを防ぐため、混合物封入後容器のフタ(開閉部)の外周に、樹脂製のラップを巻きつけ外気を遮断し、酸化を防止する方法。
(樹脂製ラップとは、運搬や保管の際、荷崩れを防ぐため積んである荷物に巻きつける時使用するものと同様)
【請求項7】
樹脂固形化
酸化防止措置で、混合物に導電性ポリマーの接着剤を混合して、粉末又は溶液を固形化する。
導電性ポリマーを粉末状でコーティングするのではなく、接着して固形化する、溶液に接着剤を混合すると、半固体(ゲル状)になる。
こうすることで固体の内側に空気が触れないようにし、酸化を防止する方法。
【請求項8】
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、に記載の方法を使用した部品、装置。
【請求項9】
請求項8に記載の部品、装置を使用した役務、事業。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物質の酸化防止技術と密封保存技術の応用技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
合金技術
【0003】
メッキ技術
【0004】
塗装技術
【0005】
食品保存技術
【0006】
容器密封技術
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
「強磁性金属である純鉄、ニッケル、コバルト」と「ネオジムなどの磁性体」と「銅、アルミなどの導電性の高い金属」又は「炭素同素体などの炭素系良導体」を、粉末状、又は溶液状に加工して適正な量と比率で、構成物質に偏りが無いように混ぜ合わせた混合物は、化学反応によって電力と磁力が同時に発生する状態(電気エネルギーと磁気エネルギーが相互変換されている状態)となる。
この混合物を装置内に封入すると、発電装置(電源)として利用することができるが、構成物質である強磁性体、特に純鉄が非常に酸化しやすく(錆びやすく)、酸化すると物質特性が変化して、混合物の化学反応である発電機能、磁気発生機能が低下する。
そのため、構成物質の酸化を防ぐことが課題であった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
酸化防止措置(1)合金加工
炭素含有量を増やした鋼、クロムを添加したステンレス、ニッケルを添加した合金など磁石にくっつく強磁性は保持しているが、より防食性を高めた金属を使用する。
酸化防止措置(2)メッキ加工
粉末状の純鉄に、亜鉛、クロム、ニッケルなど他の金属を表面に成膜させ、空気を遮断する。
酸化防止措置(3)コーティング加工
粉末状の純鉄に、錆び止め塗料、導電性ポリマー、ガラス質の薬剤(ホーロー加工)などを表面に成膜させ、空気を遮断する。
酸化防止措置(4)密封パック
衣類、布団などの圧縮保管用真空パック、コーヒー粉などの酸化防止袋包装のように、混合物をパック内に封入後パックの中の空気を排出する、又は窒素を充填してパック内酸素を排出することで、空気又は酸素を遮断する。
酸化防止措置(5)2重構造の容器
混合物を封入する容器が2重構造になっていて、内側の容器と外側の容器の間が魔法瓶のように真空になっている構造で空気を遮断する。
酸化防止措置(6)樹脂製ラップ
混合物が入っている容器のフタ(開閉部)の外周に樹脂製のラップを巻きつけて外気を遮断する。
酸化防止措置(7)樹脂固形化
混合物に導電性ポリマーの接着剤を混合して、粉末又は溶液を固形化する。
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