特許ウォッチ

公開番号2025009483
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023112519
出願日2023-07-07
発明の名称空中タッチディスプレイ装置、集合玄関システム、インターホンシステム、制御方法及びプログラム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類G06F 3/01 20060101AFI20250110BHJP(計算;計数)
要約【課題】本開示は、ユーザが空中画像を見やすくすることを目的とする。
【解決手段】空中タッチディスプレイ装置1は、表示部11と、光学部材12と、検知部13と、通信部22と、コントローラ2と、を備える。表示部11は、空中画像を生成するための光を出射する。光学部材12は、表示部11から出射された光による空中画像を結像する。検知部13は、空中画像に対するユーザの操作入力の動作を検知する。通信部22は、検知部13の検知結果に応じて通信信号を集合玄関装置4に送信する。コントローラ2は、空中画像の傾きを調整する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
空中画像を生成する空中タッチディスプレイ装置であって、
前記空中画像を生成するための光を出射する表示部と、
前記表示部から出射された前記光による前記空中画像を結像する光学部材と、
前記空中画像に対するユーザの操作入力の動作を検知する検知部と、
前記検知部の検知結果に応じて通信信号を、前記空中タッチディスプレイ装置とは別体に設けられた集合玄関装置に送信する通信部と、
前記空中画像の傾きを調整するコントローラと、を備える、
空中タッチディスプレイ装置。
続きを表示（約 970 文字）【請求項２】
前記コントローラは、前記空中画像の前記傾きを複数段階で調整可能である、
請求項１に記載の空中タッチディスプレイ装置。
【請求項３】
前記コントローラは、前記空中画像の前記傾きを、第１の傾きと、第２の傾きと、を含む複数の傾きに調整可能であり、
前記空中画像の前記傾きが前記第１の傾きのとき、前記空中画像から法線が水平方向に沿って延び、
前記空中画像の前記傾きが前記第２の傾きのとき、前記空中画像から前記法線が斜め上に延びる、
請求項２に記載の空中タッチディスプレイ装置。
【請求項４】
前記コントローラは、水平方向に沿った第１回転軸の周りで前記空中画像を回転させる、
請求項１に記載の空中タッチディスプレイ装置。
【請求項５】
前記コントローラは、鉛直方向に沿った第２回転軸の周りで前記空中画像を回転させる、
請求項１に記載の空中タッチディスプレイ装置。
【請求項６】
前記コントローラは、前記通信部が前記集合玄関装置から受信した受信信号に基づいて前記空中画像の前記傾きを調整する、
請求項１に記載の空中タッチディスプレイ装置。
【請求項７】
前記受信信号は、前記集合玄関装置の撮像部が撮像した人の顔の位置に基づく顔位置情報を含み、
前記コントローラは、前記顔位置情報に基づいて前記空中画像の前記傾きを調整する、
請求項６に記載の空中タッチディスプレイ装置。
【請求項８】
前記コントローラが前記空中画像の前記傾きを調整するときに、前記傾きを調整することをユーザに通知する通知部を更に備える、
請求項１に記載の空中タッチディスプレイ装置。
【請求項９】
前記コントローラは、床面付近に、前記床面と平行に前記空中画像を表示させる、
請求項１に記載の空中タッチディスプレイ装置。
【請求項１０】
前記コントローラは、前記集合玄関装置の撮像部が撮像した人の顔の認証結果に基づいて前記空中画像の表示と非表示とを切り替える、
請求項１に記載の空中タッチディスプレイ装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は一般に空中タッチディスプレイ装置、集合玄関システム、インターホンシステム、制御方法及びプログラムに関する。本開示は、より詳細には、空中画像を生成する空中タッチディスプレイ装置、集合玄関システム、インターホンシステム、制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１に記載の集合玄関装置（空中タッチディスプレイ装置）は、筐体と、表示部と、反射部と、操作検知部と、を備える。反射部は、表示部から出力される光の方向を変えて筐体から浮き出る表示（空中画像）を生成する。操作検知部は、表示に対する操作を検知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－０６８４３６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本開示は、ユーザが空中画像を見やすくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示の一態様に係る空中タッチディスプレイ装置は、空中画像を生成する。前記空中タッチディスプレイ装置は、表示部と、光学部材と、検知部と、通信部と、コントローラと、を備える。前記表示部は、前記空中画像を生成するための光を出射する。前記光学部材は、前記表示部から出射された前記光による前記空中画像を結像する。前記検知部は、前記空中画像に対するユーザの操作入力の動作を検知する。前記通信部は、前記検知部の検知結果に応じて通信信号を集合玄関装置に送信する。前記集合玄関装置は、前記空中タッチディスプレイ装置とは別体に設けられる。前記コントローラは、前記空中画像の傾きを調整する。
【０００６】
本開示の一態様に係る集合玄関システムは、前記空中タッチディスプレイ装置と、前記集合玄関装置と、を備える。
【０００７】
本開示の一態様に係るインターホンシステムは、前記集合玄関システムと、前記集合玄関装置と通信する情報端末と、を備える。
【０００８】
本開示の一態様に係る制御方法は、前記空中タッチディスプレイ装置を制御する制御方法である。前記制御方法は、前記コントローラに、前記空中画像の前記傾きを調整するステップを実行させる。
【０００９】
本開示の一態様に係るプログラムは、前記制御方法を、コンピュータシステムの１以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【００１０】
本開示には、ユーザが空中画像を見やすくすることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許