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公開番号
2025009277
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112163
出願日
2023-07-07
発明の名称
カートリッジ、及び、記録装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20250110BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】気泡が吐出部に入ることを抑制し、従来技術よりも吐出性能を維持することができるカートリッジを提供することを目的とする。
【解決手段】記録装置に対して装着可能なカートリッジは、液体を収容することが可能な第1収容室と、第1収容室と、液体を吐出するためエネルギーを液体に対して付与する素子を含む記録素子基板と、を繋ぐ第1流路と、を備える。記録装置に対して装着された状態において、第1流路は、水平方向に沿って延在する第1水平部と、記録素子基板に対して接続され、鉛直方向に沿って延在する第1接続部と、気泡を貯留可能な第1貯留部と、を含む。第1水平部が延在する延在方向に沿って見た場合、第1貯留部の幅は、第1接続部の幅よりも大きい。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体に対して液体を吐出することにより記録を行うことが可能な記録装置に対して装着可能なカートリッジであって、
液体を収容することが可能な第1収容室と、
前記第1収容室と、液体を吐出するためエネルギーを液体に対して付与する素子を含む記録素子基板と、を繋ぐ第1流路と、
を備え、
前記記録装置に対して装着された状態において、
前記第1流路は、
水平方向に沿って延在する第1水平部と、
前記記録素子基板に対して接続され、鉛直方向に沿って延在する第1接続部と、
気泡を貯留可能な第1貯留部と、
を含み、
前記第1水平部が延在する延在方向に沿って見た場合、前記第1貯留部の幅は、前記第1接続部の幅よりも大きい、
ことを特徴とするカートリッジ。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記記録装置に対して装着された状態で前記延在方向に沿って見た場合、前記第1水平部は、角部を有する、
請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項3】
前記記録装置に対して装着された状態で前記延在方向に沿って見た場合、前記第1水平部の形状は、鉛直方向における長さよりも幅方向における長さの方が大きい、
請求項1又は2に記載のカートリッジ。
【請求項4】
前記記録装置に対して装着された状態で鉛直上方から見た場合、前記第1水平部における前記記録素子基板に対して遠い側の端部の幅は、前記記録素子基板に対して近い側の端部の幅よりも小さい、
請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項5】
前記第1水平部における前記記録素子基板に対して遠い側の端部は、前記第1収容室の内側に配置される、
請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項6】
前記記録装置に対して装着された状態において、前記第1貯留部は、鉛直方向における上端の開口部が下端の開口部よりも大きくなるテーパ部を有する、
請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項7】
前記記録装置に対して装着された状態において、前記第1流路は、鉛直方向に沿って延在する第2貯留部を更に含み、
前記第2貯留部の鉛直方向における上端に形成された開口部の面積は、前記第1貯留部の鉛直方向における上端に形成された開口の面積よりも大きく、
前記延在方向に沿って見た場合、前記第2貯留部における鉛直方向の長さは、前記第1貯留部における鉛直方向の長さよりも小さく、
前記第1貯留部は、前記第1接続部と前記第1水平部との間に配置され、
前記第2貯留部は、前記第1水平部と前記第1収容室との間に配置される、
請求項6に記載のカートリッジ。
【請求項8】
前記記録装置に対して装着された状態において、前記第2貯留部は、鉛直方向における上端の開口部が下端の開口部よりも大きくなるテーパ部を有する、
請求項7に記載のカートリッジ。
【請求項9】
前記第2貯留部の内部を互いに結合された複数の空間に区画する第1隔壁を有する、
請求項7に記載のカートリッジ。
【請求項10】
前記記録装置に対して装着された状態において、前記第2貯留部の鉛直方向における下端部に形成された開口部の形状は、スリット形状であり、
前記第2貯留部の鉛直方向における下端部に形成された開口部の断面形状は、少なくとも一部に角部を含む、
請求項8に記載のカートリッジ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、カートリッジ、及び、記録装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
記録媒体に対して液体を吐出することにより記録を行う記録装置では、液体の収容室と液体の吐出部とが一体化され、記録装置に対して着脱可能なカートリッジが用いられることがある。
【0003】
特許文献1には、液体が収納された収納部(収容室)と、液体を吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッド(吐出部)と、を備えるインクジェット記録カートリッジ(カートリッジ)が開示されている。特許文献1には、収容室と吐出部との間には、収納部から液体を供給する供給路(流路)が構成されており、その供給路は、吐出部に接続されていることも開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-260199号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のようなカートリッジが備える流路では、カートリッジが記録装置に装着された状態で水平に延在する水平部を設ける必要がある。供給路内の液体中に気泡が発生した場合、その水平部に気泡が溜まってしまい、気泡をその水平部から逃がすことが困難である。液体と一緒に気泡が吐出部に供給されてしまうと、吐出不良の原因となり得る。吐出性能を維持するために、液体と一緒に気泡がカートリッジの外部に排出されるメンテナンス動作が行われることもある。その一方で、気泡と一緒に液体を頻繁に廃棄してしまうと、液体が無駄になる。
【0006】
そこで、本開示は、気泡が吐出部に入ることを抑制し、従来技術よりも吐出性能を維持することができるカートリッジを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本開示のカートリッジは、記録媒体に対して液体を吐出することにより記録を行うことが可能な記録装置に対して装着可能なカートリッジであって、液体を収容することが可能な第1収容室と、前記第1収容室と、液体を吐出するためエネルギーを液体に対して付与する素子を含む記録素子基板と、を繋ぐ第1流路と、を備え、前記記録装置に対して装着された状態において、前記第1流路は、水平方向に沿って延在する第1水平部と、前記記録素子基板に対して接続され、鉛直方向に沿って延在する第1接続部と、気泡を貯留可能な第1貯留部と、を含み、前記第1水平部が延在する延在方向に沿って見た場合、前記第1貯留部の幅は、前記第1接続部の幅よりも大きい、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示のカートリッジによれば、気泡が吐出部に入ることを抑制し、従来技術よりも吐出性能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態におけるインクジェット記録装置の一例を示した模式図。
一実施形態におけるカートリッジの一例を示した斜視図。
一実施形態におけるカートリッジの一例を示した分解斜視図。
一実施形態における流路の一例を示した斜視図。
一実施形態における流路を説明する図。
一実施形態における流路の一例を説明する図。
一実施形態における流路の一例を説明する図。
一実施形態における流路の一例を説明する図。
一実施形態におけるケースを説明する図。
一実施形態におけるケースの一例を示した平面図。
一実施形態における収容室の一例を示した平面図。
一実施形態における流路の一例を示した平面図。
一実施形態におけるカートリッジの製造方法の一例を示した図。
一実施形態におけるカートリッジを説明する図。
一実施形態における流路の一例を示した斜視図。
一実施形態における流路を説明する図。
一実施形態におけるカートリッジを説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1実施形態]
以下、図面を参照して本実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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