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公開番号2025009262
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023112136
出願日2023-07-07
発明の名称車両用内装部品及び車両の乗員報知システム
出願人豊田鉄工株式会社
代理人個人
主分類B60R 13/02 20060101AFI20250110BHJP(車両一般)
要約【課題】触感を高めることができるとともに、押し込まれたことを精度よく検出することができる。
【解決手段】車両用内装部品10は、基材20と、基材20を覆う本体部31と、本体部31から基材20に向かって突出する弾性突起32とを有する表皮材30と、基材20と弾性突起32の先端との間に設けられた感圧センサ40とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基材と、
前記基材を覆う本体部と、前記本体部から前記基材に向かって突出する弾性突起と、を有する表皮材と、
前記基材と前記弾性突起との間に設けられた感圧センサと、を有する、
車両用内装部品。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記感圧センサが、前記基材の表面に貼り付けられている、
請求項1に記載の車両用内装部品。
【請求項3】
前記感圧センサが、前記基材に埋め込まれており、
前記感圧センサの表面が、前記基材の表面と面一である、
請求項1に記載の車両用内装部品。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両用内装部品と、
前記感圧センサからの信号に基づいて車室内における乗員の存否を判定するとともに、前記乗員が存在していると判定した場合に、車外に対して報知するための信号を出力する制御部と、を備える、
車両の乗員報知システム。
【請求項5】
前記本体部の表面のうち前記表皮材の厚み方向において前記感圧センサと重なり合う部分には、絵柄を表示する表示部が設けられている、
請求項4に記載の車両の乗員報知システム。
【請求項6】
前記感圧センサからの信号に基づいて車室内に向けて音及び光の少なくとも1つを出力する出力部を備える、
請求項5に記載の車両の乗員報知システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用内装部品及び車両の乗員報知システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、着座センサユニットが開示されている。着座センサユニットは、着座センサと、押圧部材とを備える。着座センサは、電極を有する一対の電極シートと、一対の電極シートの間に配置されるスペーサとを有する。スペーサには、開口が形成されている。一対の電極が、開口を介して互いに対向している。押圧部材は、上記開口と重なる位置に設けられている。押圧部材は、非変形性であり、一対の電極の一方を押圧するように構成されている。押圧部材は、一方の電極と対向する凸状の曲面形状の頂部を有する。
【0003】
こうした着座センサユニットによれば、乗員が座席に着座することに伴って、押圧部材の頂部により着座センサの一方の電極シートが押圧される。これにより、一方の電極シートが他方の電極シートに近づくように撓むことで、電極シート同士が接触して導通する。このようにして乗員の着座が検出される。
【0004】
特許文献1に記載の押圧部材は、頂部が着座センサを押圧する場合であっても変形しない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-144984号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、乗員により押し込まれたことを検出する感圧センサを有する車両用内装部品の開発が望まれている。しかしながら、特許文献1に開示の着座センサユニットを車両用内装部品に適用した場合には、押圧部材が非変形性であるため、内装部品の触感が損なわれるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための車両用内装部品は、基材と、前記基材を覆う本体部と、前記本体部から前記基材に向かって突出する弾性突起と、を有する表皮材と、前記基材と前記弾性突起との間に設けられた感圧センサと、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態の車両用内装部品の断面図である。
図2は、図1の車両用内装部品を備える車両の室内の側面図である。
図3は、図1の車両用内装部品を備える車両の乗員報知システムの電気的構成を示すブロック図である。
図4は、図2の4-4線に沿った断面図である。
図5は、図1の要部を拡大して示す拡大断面図である。
図6は、表皮材が押し込まれた状態の車両用内装部品の断面図である。
図7は、変更例の車両用内装部品の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1~図6を参照して、一実施形態について説明する。本実施形態では、3列シートの車両に適用される内装部品及び乗員報知システムについて説明する。
図2に示すように、車両1には、1列目座席81の乗降口を開閉する前ドア91と、2列目座席82及び3列目座席83の乗降口を開閉するスライドドア92とが設けられている。
【0010】
前ドア91及びスライドドア92には、内装部品10としてのドアトリムがそれぞれ取り付けられている。
3列目座席83と隣り合う車両1の側壁93には、内装部品10としての内張材が取り付けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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