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公開番号
2025008778
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111263
出願日
2023-07-06
発明の名称
塗布容器
出願人
株式会社トキワ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A45D
40/04 20060101AFI20250109BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】描画材の残量を把握できるとともに、衛生的にでき、気密を確保することができる塗布容器を提供する。
【解決手段】一実施形態に係る塗布容器1は、先筒2と、外側筒状部材4と、外側筒状部材4に固定された内側筒状部材7と、内側筒状部材7の内部において前進して描画材Mを押すことにより、先筒2の開口2bから描画材Mを出現させる押棒6とを備える。外側筒状部材4は、外側筒状部材4の側面4cに形成された貫通孔4dを有する。内側筒状部材7の少なくとも貫通孔4dから露出する部分は透明部7bとされており、透明部7bを介して内側筒状部材7の内部が視認可能とされている。押棒6は、透明部7bを介して内側筒状部材7の外側から視認可能とされた視認部6dを有する。透明部7bを介して視認可能とされた視認部6dの状態を視認することによって描画材Mの残量が把握可能とされている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
描画材を収容するとともに、先端に前記描画材を出現させるための開口を有する先筒と、
前記先筒における前記開口とは反対側に連結された外側筒状部材と、
前記外側筒状部材の内部において前記外側筒状部材に固定された内側筒状部材と、
前記内側筒状部材の内部において前記内側筒状部材と同期回転可能とされており、前記内側筒状部材に対して前進して前記描画材を押すことにより、前記開口から前記描画材を出現させる押棒と、
を備え、
前記外側筒状部材は、前記外側筒状部材の側面に形成された貫通孔を有し、
前記内側筒状部材の少なくとも前記貫通孔から露出する部分は透明部とされており、前記透明部を介して前記内側筒状部材の内部が視認可能とされており、
前記押棒は、前記透明部を介して前記内側筒状部材の外側から視認可能とされた視認部を有し、前記透明部を介して視認可能とされた前記視認部の状態を視認することによって前記描画材の残量が把握可能とされている、
塗布容器。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記先筒の内部において前記先筒と同期回転可能とされており、内部に雌螺子を有する筒状の雌螺子部材を備え、
前記押棒は、前記雌螺子に螺合する雄螺子を有し、
前記外側筒状部材は、前記先筒に対して相対回転可能とされており、
前記先筒に対する前記外側筒状部材の相対回転によって前記雄螺子と前記雌螺子の螺合作用が働くことにより、前記雌螺子部材に対して前記押棒が前進する、
請求項1に記載の塗布容器。
【請求項3】
前記内側筒状部材は、前記透明部から見て前記貫通孔とは反対側に位置する印字部を有し、
前記印字部を視認することによって前記描画材の残量が把握可能とされている、
請求項1または請求項2に記載の塗布容器。
【請求項4】
前記内側筒状部材は、前記外側筒状部材に対向する外面と、前記押棒に対向する内面とを有し、
前記透明部は、前記貫通孔から露出する第1面と、前記第1面とは反対を向く第2面とを有し、
前記第2面は、前記内面に沿って延びる仮想の延長面に対して前記内側筒状部材の内側に突出する凸面部を有する、
請求項3に記載の塗布容器。
【請求項5】
前記先筒に対する前記外側筒状部材の一方向への相対回転を許容し、前記先筒に対する前記外側筒状部材の前記一方向の反対方向への相対回転を規制するラチェット機構を備え、
前記透明部は、前記先筒に対する前記外側筒状部材の前記一方向への相対回転によって前進のみを行う前記押棒を視認可能とする、
請求項2に記載の塗布容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、描画材を塗布するための塗布容器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、固形内容物を繰り出すケース体を有する繰出し容器が記載されている。ケース体は、軸線に沿って延びる円筒状のケース本体部と、ケース本体部の上部に装着された円筒状のノズル体とを有する。ケース本体部の下端には、ケース本体部の下端開口を閉塞する底蓋体が装着されている。
【0003】
ケース体の内部には、軸線に沿って真っ直ぐに延びる軸体が配置されている。軸体は、上端に、固形内容物を保持する保持部を備える。軸体がケース体に対して上方に移動すると、保持部により下端側部分が保持された固形内容物が軸体とともに上方に移動してノズル体の上端に形成された繰出し口から外部に繰り出される。
【0004】
繰出し容器は、ケース本体部において上下方向に延びる残量確認用の窓部と、窓部を通して外部から軸体を視認可能とする残量表示部とを有する。窓部は、ケース体を内外に貫通するスリット状の孔となっている。窓部の上下方向の寸法は、ケース体の内部における軸体の上方への移動可能距離に対応している。残量表示部は、軸体の下端から拡径するとともに軸体から下方に延びる筒状を呈する。底蓋体は底蓋体から上方に延びる円筒状の内壁を有し、内壁は残量表示部の内側に位置する。
【0005】
固形内容物が新品であって軸体が下方側のストローク端位置である初期位置にあるときには、残量表示部の下端は窓部の下端よりも僅かに下方にあり、窓部はその全体が残量表示部によって閉じられた状態となっている。使用者は、窓部の全体が残量表示部によって閉じられていることから、固形内容物が新品であることを確認できる。
【0006】
一方、固形内容物の繰出しに伴って軸体がケース本体部に対して上方に相対移動すると、軸体とともに残量表示部が上方に相対移動することによって、残量表示部の内側に位置する内壁が見え始める。使用者は、窓部に露出する残量表示部の長さ、および内壁の長さを視認することによって固形内容物の残量を確認できる。
【0007】
さらに、軸体が上方のストローク端位置にまで移動して繰出し可能な固形内容物がなくなると、残量表示部の下端が窓部の上方に移動し、内壁のみが窓部に露出する。このとき、内壁のみが窓部から視認できるようになり、これにより、使用者は固形内容物がなくなったことを確認できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2022-27171号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
前述した繰出し容器では、窓部がケース体を内外に貫通するスリット状の孔とされており、孔の内側に移動する残量表示部が配置されている。そして、移動する残量表示部のさらに内側に内壁が配置されている。したがって、窓部と内壁との間に位置する残量表示部が移動するので、移動に伴って窓部の縁と残量表示部の間、および残量表示部と内壁の間に埃等の異物が入り込む可能性がある。よって、窓部の内部に埃等が溜まる可能性があるので、衛生面の点で改善の余地がある。
【0010】
ところで、塗布容器では、揮発性が高い描画材が用いられることがある。しかしながら、前述した繰出し容器のように、内外を貫通する窓部の内側に位置する残量表示部が移動する場合には、内部の気密を維持できないということが起こりうる。したがって、気密を確保できることが求められる。
(【0011】以降は省略されています)
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