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公開番号2025008672
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023111036
出願日2023-07-05
発明の名称材料配合工程管理装置、材料配合工程管理方法、および、材料配合工程管理プログラム
出願人株式会社オービック
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 50/04 20120101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約【課題】製品毎の成分規格をマスタ化し、払出原材料のロット毎の成分検査結果を保持し、払出内容のシミュレーションを実行することができる材料配合工程管理装置、材料配合工程管理方法、および、材料配合工程管理プログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】製品の製造指示数量を設定した製造指示データを取得し、検査パターンマスタ、在庫データ、検査実績データ、および、製造指示データに基づいて、所定のロット番号の原材料の払出シミュレーションの都度、製造指示数量の製品を構成する各成分に必要な残必要数量および当該各成分の配合率を更新設定する払出シミュレーションデータを取得し、検査パターンマスタに基づいて、払出シミュレーションデータに設定された各成分の配合率が規格範囲を満たすと判定した場合、各ロット番号の原材料の出庫数量を設定した移動指示データを取得する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
記憶部と制御部とを備えた材料配合工程管理装置であって、
前記記憶部は、
製品を構成する成分、および、前記成分の規格範囲を紐付けた検査パターンを設定した検査パターンマスタと、
ロット番号毎の原材料の在庫数量を設定した在庫データ、ならびに、前記ロット番号毎の前記原材料の前記各成分の配合率を設定した検査実績データを記憶する原材料記憶手段と、
を備え、
前記制御部は、
前記製品の製造指示数量を設定した製造指示データを取得する製造指示取得手段と、
前記検査パターンマスタ、前記在庫データ、前記検査実績データ、および、前記製造指示データに基づいて、所定の前記ロット番号の前記原材料の払出シミュレーションの都度、前記製造指示数量の前記製品を構成する前記各成分に必要な残必要数量および当該各成分の配合率を更新設定する払出シミュレーションデータを取得するシミュレーション手段と、
前記検査パターンマスタに基づいて、前記払出シミュレーションデータに設定された前記各成分の前記配合率が前記規格範囲を満たすと判定した場合、前記各ロット番号の前記原材料の出庫数量を設定した移動指示データを取得する移動指示取得手段と、
を備えたことを特徴とする材料配合工程管理装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記移動指示取得手段は、
更に、前記移動指示データに基づいて、前記原材料の払出数量を設定したピッキングリストを出力させることを特徴とする請求項1に記載の材料配合工程管理装置。
【請求項3】
前記移動指示取得手段は、
更に、前記原材料が出荷登録された場合、前記移動指示データに基づいて、前記原材料の出庫数量を設定した移動データを取得することを特徴とする請求項1に記載の材料配合工程管理装置。
【請求項4】
前記移動指示取得手段は、
更に、前記検査パターンマスタに基づいて、前記払出シミュレーションデータに設定された前記各成分の前記配合率が前記規格範囲を満たさないと判定した場合、規格外であることを示す警告メッセージを出力させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の材料配合工程管理装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記製品が製造実績登録された場合、前記製品の製造実績数量、および、前記原材料の投入数量を設定した製造実績データを取得する製造実績取得手段、
を更に備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の材料配合工程管理装置。
【請求項6】
前記制御部は、
検査パターンマスタメンテ画面にて前記製品を構成する前記成分、および、前記成分の前記規格範囲が設定された場合、前記成分、および、前記成分の前記規格範囲を紐付けた前記検査パターンを前記検査パターンマスタに設定するマスタ設定手段、
を更に備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の材料配合工程管理装置。
【請求項7】
前記成分は、
金属元素、非金属元素、無機化合物、または、有機化合物であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の材料配合工程管理装置。
【請求項8】
記憶部と制御部とを備えた材料配合工程管理装置に実行させるための材料配合工程管理方法であって、
前記記憶部は、
製品を構成する成分、および、前記成分の規格範囲を紐付けた検査パターンを設定した検査パターンマスタと、
ロット番号毎の原材料の在庫数量を設定した在庫データ、ならびに、前記ロット番号毎の前記原材料の前記各成分の配合率を設定した検査実績データを記憶する原材料記憶手段と、
を備え、
前記制御部において実行される、
前記製品の製造指示数量を設定した製造指示データを取得する製造指示取得ステップと、
前記検査パターンマスタ、前記在庫データ、前記検査実績データ、および、前記製造指示データに基づいて、所定の前記ロット番号の前記原材料の払出シミュレーションの都度、前記製造指示数量の前記製品を構成する前記各成分に必要な残必要数量および当該各成分の配合率を更新設定する払出シミュレーションデータを取得するシミュレーションステップと、
前記検査パターンマスタに基づいて、前記払出シミュレーションデータに設定された前記各成分の前記配合率が前記規格範囲を満たすと判定した場合、前記各ロット番号の前記原材料の出庫数量を設定した移動指示データを取得する移動指示取得ステップと、
を含むことを特徴とする材料配合工程管理方法。
【請求項9】
記憶部と制御部とを備えた材料配合工程管理装置に実行させるための材料配合工程管理プログラムであって、
前記記憶部は、
製品を構成する成分、および、前記成分の規格範囲を紐付けた検査パターンを設定した検査パターンマスタと、
ロット番号毎の原材料の在庫数量を設定した在庫データ、ならびに、前記ロット番号毎の前記原材料の前記各成分の配合率を設定した検査実績データを記憶する原材料記憶手段と、
を備え、
前記制御部において、
前記製品の製造指示数量を設定した製造指示データを取得する製造指示取得ステップと、
前記検査パターンマスタ、前記在庫データ、前記検査実績データ、および、前記製造指示データに基づいて、所定の前記ロット番号の前記原材料の払出シミュレーションの都度、前記製造指示数量の前記製品を構成する前記各成分に必要な残必要数量および当該各成分の配合率を更新設定する払出シミュレーションデータを取得するシミュレーションステップと、
前記検査パターンマスタに基づいて、前記払出シミュレーションデータに設定された前記各成分の前記配合率が前記規格範囲を満たすと判定した場合、前記各ロット番号の前記原材料の出庫数量を設定した移動指示データを取得する移動指示取得ステップと、
を実行させるための材料配合工程管理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、材料配合工程管理装置、材料配合工程管理方法、および、材料配合工程管理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、コンパウンド製品の各原料について、その構成成分にまで分解して全体の製品成分組成を求め、品質に最も大きな影響を与えている成分を選定し、不良率が実質的に0となる配合比率を求めることで、製造段階に入る前にコンパウンド製品の最適な組成をシミュレーションする構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-70503号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1記載の発明においては、ロット毎に配合率が異なるコンパウンド原料を組み合わせて製品製造をする際に、規格に適合する払出内容をシミュレーションすることができないという課題があった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、製品毎の成分規格をマスタ化し、払出原材料のロット毎の成分検査結果を保持し、払出内容のシミュレーションを実行することができる材料配合工程管理装置、材料配合工程管理方法、および、材料配合工程管理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る材料配合工程管理装置は、記憶部と制御部とを備えた材料配合工程管理装置であって、前記記憶部は、製品を構成する成分、および、前記成分の規格範囲を紐付けた検査パターンを設定した検査パターンマスタと、ロット番号毎の原材料の在庫数量を設定した在庫データ、ならびに、前記ロット番号毎の前記原材料の前記各成分の配合率を設定した検査実績データを記憶する原材料記憶手段と、を備え、前記制御部は、前記製品の製造指示数量を設定した製造指示データを取得する製造指示取得手段と、前記検査パターンマスタ、前記在庫データ、前記検査実績データ、および、前記製造指示データに基づいて、所定の前記ロット番号の前記原材料の払出シミュレーションの都度、前記製造指示数量の前記製品を構成する前記各成分に必要な残必要数量および当該各成分の配合率を更新設定する払出シミュレーションデータを取得するシミュレーション手段と、前記検査パターンマスタに基づいて、前記払出シミュレーションデータに設定された前記各成分の前記配合率が前記規格範囲を満たすと判定した場合、前記各ロット番号の前記原材料の出庫数量を設定した移動指示データを取得する移動指示取得手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る材料配合工程管理装置において、前記移動指示取得手段は、更に、前記移動指示データに基づいて、前記原材料の払出数量を設定したピッキングリストを出力させることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る材料配合工程管理装置において、前記移動指示取得手段は、更に、前記原材料が出荷登録された場合、前記移動指示データに基づいて、前記原材料の出庫数量を設定した移動データを取得することを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る材料配合工程管理装置において、前記移動指示取得手段は、更に、前記検査パターンマスタに基づいて、前記払出シミュレーションデータに設定された前記各成分の前記配合率が前記規格範囲を満たさないと判定した場合、規格外であることを示す警告メッセージを出力させることを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る材料配合工程管理装置において、前記制御部は、前記製品が製造実績登録された場合、前記製品の製造実績数量、および、前記原材料の投入数量を設定した製造実績データを取得する製造実績取得手段、を更に備えたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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