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公開番号
2025008558
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023110812
出願日
2023-07-05
発明の名称
ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
15/20 20060101AFI20250109BHJP(光学)
要約
【課題】 高い光学性能を有しながら、小型かつ広画角なズームレンズを提供すること。
【解決手段】 最も物体側に配置された、ズーミングのためには不動の正の屈折力の第1レンズ群と、最も像側に配置された、ズーミングのためには不動の正の屈折力のレンズ群GRと、レンズ群GRの物体側に隣り合って配置された、ズーミングのために移動するレンズ群GPとを有するズームレンズであって、レンズ群GRは、レンズ群GRにおける光軸上の最長の空気間隔を隔てて配置された、負の屈折力の部分群GRNと、正の屈折力の部分群GRPとから構成され、部分群GRNの構成及びレンズ群GRの横倍率をそれぞれ適切に設定する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
最も物体側に配置された、ズーミングのためには不動の正の屈折力の第1レンズ群と、最も像側に配置された、ズーミングのためには不動の正の屈折力のレンズ群GRと、前記レンズ群GRの物体側に隣り合って配置された、ズーミングのために移動するレンズ群GPとを有し、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、
前記レンズ群GRは、前記レンズ群GRにおける光軸上の最長の空気間隔を隔てて配置された、負の屈折力の部分群GRNと、正の屈折力の部分群GRPとから構成され、
前記部分群GRNに含まれる負レンズの材料のd線を基準としたアッベ数の平均値をνdGRNn、前記部分群GRNに含まれる正レンズの材料のd線を基準としたアッベ数の平均値をνdGRNp、前記レンズ群GRの横倍率をβGRとするとき、
0.0<νdGRNn-νdGRNp<50.0
0.1<βGR<0.7
なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
広角端における前記ズームレンズの焦点距離をfw、前記レンズ群GRにおける光軸上の最長の空気間隔をdIEとするとき、
1.6<dIE/fw<15.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項3】
広角端における前記ズームレンズの焦点距離をfw、前記部分群GRNの焦点距離をfGRNとするとき、
-0.1<1/(fGRN/fw)<0.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項4】
前記部分群GRNの横倍率をβGRNとするとき、
-1.0<1/βGRN<1.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項5】
前記部分群GRPに含まれる負レンズの材料のd線を基準としたアッベ数の平均値をνdGRPn、前記部分群GRPに含まれる正レンズの材料のd線を基準としたアッベ数の平均値をνdGRPpとするとき、
0.0<νdGRPn-νdGRPp<50.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項6】
広角端における前記第1レンズ群から前記部分群GRNまでの合成横倍率をβfnとするとき、
-0.05<βfn<0.05
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項7】
前記部分群GRNは、2枚以下の負レンズと2枚以下の正レンズとから構成されることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項8】
前記部分群GRNの中で最も物体側に配置されたレンズは正レンズであることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項9】
物体側から像側へ順に配置された、ズーミングのためには不動の正の屈折力の第1レンズ群、ズーミングのために移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングのために移動する負の屈折力の第3レンズ群、ズーミングのために移動する正の屈折力の第4レンズ群、ズーミングのためには不動の正の屈折力の第5レンズ群から構成されることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項10】
物体側から像側へ順に配置された、ズーミングのためには不動の正の屈折力の第1レンズ群、ズーミングのために移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングのために移動する負の屈折力の第3レンズ群、ズーミングのために移動する負の屈折力の第4レンズ群、ズーミングのために移動する正の屈折力の第5レンズ群、ズーミングのためには不動の正の屈折力の第6レンズ群から構成されることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ズームレンズに関し、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、放送用カメラ、監視用カメラ等の撮像装置に好適なものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
テレビカメラ、映画用カメラ、放送用カメラおよびビデオカメラ等の撮像装置に用いられるズームレンズは、小型軽量であり、広画角、高ズーム比および高い光学性能を有することが求められる。また、4Kや8K等の高解像度に対応した撮像素子の使用に伴い、形成する光学像の中心から周辺まで解像力が高くて色収差が少ないことも求められる。
【0003】
広画角で高ズーム比のズームレンズとして、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群と、ズーミングのために移動する負の屈折力の第2レンズ群とを配置したポジティブリード型のズームレンズが知られている。特許文献1には、物体側から像側へ順に、ズーミングのためには移動しない正の屈折力の第1レンズ群と、ズームのために移動する複数のレンズ群と、ズームのためには移動しない正の屈折力のレンズ群からなるズームレンズが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-12908号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のズームレンズにおいて、更なる広画角化や高ズーム比化を実現しようとすると、光学性能や小型化の面で不利となり得る。
【0006】
本発明は、広画角、高ズーム比および高い光学性能を有する小型軽量のズームレンズを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のズームレンズは、最も物体側に配置された、ズーミングのためには不動の正の屈折力の第1レンズ群と、最も像側に配置された、ズーミングのためには不動の正の屈折力のレンズ群GRと、前記レンズ群GRの物体側に隣り合って配置された、ズーミングのために移動するレンズ群GPとを有し、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、前記レンズ群GRは、前記レンズ群GRにおける光軸上の最長の空気間隔を隔てて配置された、負の屈折力の部分群GRNと、正の屈折力の部分群GRPとから構成され、前記部分群GRNに含まれる負レンズの材料のd線を基準としたアッベ数の平均値をνdGRNn、前記部分群GRNに含まれる正レンズの材料のd線を基準としたアッベ数の平均値をνdGRNp、前記レンズ群GRの横倍率をβGRとするとき、
0.0<νdGRNn-νdGRNp<50.0
0.1<βGR<0.7
なる条件式を満足することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、広画角、高ズーム比および高い光学性能を有する小型軽量のズームレンズを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。
(A)、(B)実施例1のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。
実施例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。
(A)、(B)実施例2のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。
実施例3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。
(A)、(B)実施例3のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。
実施例4のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。
(A)、(B)実施例4のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。
実施例5のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。
(A)、(B)実施例5のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。
実施例6のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。
(A)、(B)実施例6のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。
実施例7のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。
(A)、(B)実施例7のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。
各実施例における撮像装置の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置の実施例について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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