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公開番号
2025008543
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023110789
出願日
2023-07-05
発明の名称
水産生物及び植物の育成システム
出願人
個人
代理人
弁理士法人牛木国際特許事務所
主分類
A01K
63/00 20170101AFI20250109BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】維持・管理業務において作業者の負担を大幅に軽減した水産生物及び植物の育成システムを提供する。
【解決手段】本発明の本実施形態の育成システム1は、海洋生物2を海水Wと共に収容して育成する飼育水槽4と、海洋植物3を海水Wと共に収容して育成する栽培水槽5と、飼育水槽4と栽培水槽5との間で海水Wを循環させる循環路6A、6Bと、海洋生物2、海洋植物3及び海水Wを管理する管理手段と、前記管理手段を自動制御するサーバ21と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水産生物を水と共に収容して育成する水産養殖部と、
植物を前記水と共に収容して育成する水耕栽培部と、
前記水産養殖部と前記水耕栽培部との間で前記水を循環させる循環路と、
前記水産生物、前記植物及び前記水を管理する管理手段と、
前記管理手段を自動制御する管理制御部と、を備えることを特徴とする水産生物及び植物の育成システム。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記水が海水であることを特徴とする請求項1に記載の水産生物及び植物の育成システム。
【請求項3】
前記水産生物と前記植物が食用であることを特徴とする請求項1又は2に記載の水産生物及び植物の育成システム。
【請求項4】
前記管理制御部が他の外部端末と双方向の無線通信が可能であり、
異常発生時に前記外部端末に対して、異常発生情報を送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の水産生物及び植物の育成システム。
【請求項5】
前記管理手段を駆動するための電気が、再生可能エネルギーを利用して発電されることを特徴とする請求項1又は2に記載の水産生物及び植物の育成システム。
【請求項6】
前記電気を蓄える蓄電池を備えることを特徴とする請求項5に記載の水産生物及び植物の育成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アクアカルチャー(水産養殖)とハイドロポニクス(水耕栽培)とを組み合わせた水産生物及び植物の育成システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、アクアカルチャ(水産養殖)とハイドロポニックス(水耕栽培)とを組み合わせたアクアポニックスシステムが知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の積層型アクアポニックスシステム(10a)は、魚(22)と植物(34)とを同時に育成する水流循環システムであり、飼育水槽(20)と、飼育水槽(20)の上側に複数段に配置される植物用容器(30)と、飼育水槽(20)と植物用容器(30)との間で水循環を行うサイフォン管機構(40)及び給水管(48)と、を備えている。
【0003】
この積層型アクアポニックスシステム(10a)は、飼育水槽(20)の内部に存在する魚(22)の排泄物と食べ残した餌を水の循環によって植物用容器(30)へと移動させ、上記排泄物や餌を微生物の分解作用によって植物(34)の栄養源として変換させると同時に水を浄化させる構造となっている。
【0004】
飼育水槽(20)と植物用容器(30)は、魚(22)と植物(34)を育成可能な環境を維持する必要がある。例えば、飼育水槽(20)と植物用容器(30)を循環する水の温度、水質、水素イオン指数(pH)、酸素濃度などである。特許文献1には記載されていないが、実際にアクアポニックスシステムを維持・管理するためには、作業者による管理業務や管理装置が必要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-29014号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、管理業務は多岐にわたり作業者にとって非常に煩雑であった。また、複数の管理装置を使用した場合であっても、作業者が各装置の操作を行う場合には、作業者の負担が大きかった。
【0007】
そこで本発明は、維持・管理業務において作業者の負担を大幅に軽減した水産生物及び植物の育成システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の水産生物及び植物の育成システムは、水産生物を水と共に収容して育成する水産養殖部と、植物を前記水と共に収容して育成する水耕栽培部と、前記水産養殖部と前記水耕栽培部との間で前記水を循環させる循環路と、前記水産生物、前記植物及び前記水を管理する管理手段と、前記管理手段を自動制御する管理制御部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の水産生物及び植物の育成システムによれば、維持・管理業務において作業者の負担を大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態における水産生物及び植物の育成システムの全体構造を示す図である。
同、制御部と各種装置などとの接続関係を示すブロック図である。
他の実施形態における飼育水槽と栽培水槽と循環路の配置を示す図である。
さらに他の実施形態における飼育水槽と栽培水槽と循環路の配置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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