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公開番号2025008260
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023110260
出願日2023-07-04
発明の名称コンデンサ装置及びコンデンサ用継手
出願人日新電機株式会社
代理人弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類H01G 2/02 20060101AFI20250109BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】簡単な作業で、複数のコンデンサ素子を集め合わせた状態で保持することができるコンデンサ装置及びコンデンサ用継手を提供する。
【解決手段】コンデンサ装置は、巻き芯11が横方向に並ぶように配置された複数のコンデンサ素子1と、複数のコンデンサ素子1を保持する継手部2と、を備える。継手部2は、複数のコンデンサ素子1の各々の巻き芯11に接続される複数の接続部4を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
巻き芯を有し、前記巻き芯が横方向に並ぶように配置された複数のコンデンサ素子と、
前記複数のコンデンサ素子を保持する継手部と、
を備え、
前記継手部は、前記複数のコンデンサ素子の各々の巻き芯に接続される複数の接続部を有する、
コンデンサ装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記複数の接続部の各々は、前記巻き芯の中心軸に沿って延びており、
前記継手部は、前記複数の接続部同士をつなぐ板状の連結部を有する、
請求項1に記載のコンデンサ装置。
【請求項3】
前記複数のコンデンサ素子の各々の巻き芯は円筒状であり、
前記複数の接続部は、前記中心軸方向における前記連結部の一方の面にのみ設けられており、
前記継手部は、前記複数の接続部の各々の先端面と、前記中心軸方向における前記連結部の他方の面とを貫通する複数の貫通穴を有する、
請求項2に記載のコンデンサ装置。
【請求項4】
巻き芯を有し、前記巻き芯が一直線上に並ぶように配置された複数のコンデンサ素子と、
前記複数のコンデンサ素子の隣り合うコンデンサ素子の間に配置されて、前記隣り合うコンデンサ素子を保持する継手部と、
を備え、
前記継手部は、前記複数のコンデンサ素子の各々の巻き芯に接続される複数の接続部を有する、
コンデンサ装置。
【請求項5】
前記複数の接続部は、前記巻き芯の中心軸に沿う方向において、互いに反対方向に突き出ている、
請求項4に記載のコンデンサ装置。
【請求項6】
前記複数のコンデンサ素子の各々の巻き芯は円筒状であり、
前記複数の接続部の各々は、前記各々の巻き芯に嵌め込まれている、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコンデンサ装置。
【請求項7】
前記複数のコンデンサ素子の各々の巻き芯は円筒状であり、
前記複数の接続部の各々は、前記各々の巻き芯に挿入されており、
前記各々の巻き芯は、内周面に形成された係合部を有し、
前記複数の接続部の各々は、外周面に形成されて前記係合部に引っ掛かる被係合部を有している、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコンデンサ装置。
【請求項8】
巻き芯を有する複数のコンデンサ素子を保持するコンデンサ用継手であって、
前記複数のコンデンサ素子の各々の巻き芯に接続される複数の接続部と、
前記複数の接続部同士をつなぐ連結部と、
を備える、
コンデンサ用継手。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンデンサ装置及びコンデンサ用継手に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従前より、複数のコンデンサ素子を集め合わせ、複数のコンデンサ素子同士を電気的に接続したコンデンサ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のコンデンサ装置は、例えば、集め合わせた複数のコンデンサ素子の外周をプラスチックフィルムによって巻き回すことで、複数のコンデンサ素子が互いに固定されている。複数のコンデンサ素子は、ケースに収容された状態で、例えば、ケース内にモールド樹脂が充填される。
【0003】
このように、複数のコンデンサ素子をプラスチックフィルムによって互いに固定することで、複数のコンデンサ素子をケースに収容する際に扱いやすくすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-55759号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、プラスチックフィルムを複数のコンデンサ素子の外周に巻き回す作業は、手間が掛かり、比較的長い作業時間を要する、という問題がある。特に、コンデンサ装置の容量によっては、多くのコンデンサ素子の外周を巻き回す必要があり、より一層の手間が掛かる。
【0006】
本発明の目的は、簡単な作業で、複数のコンデンサ素子を集め合わせた状態で保持することができるコンデンサ装置及びコンデンサ用継手を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る一態様のコンデンサ装置は、巻き芯を有し、前記巻き芯が横方向に並ぶように配置された複数のコンデンサ素子と、前記複数のコンデンサ素子を保持する継手部と、
を備える。前記継手部は、前記複数のコンデンサ素子の各々の巻き芯に接続される複数の接続部を有する。
【0008】
本発明に係る一態様のコンデンサ装置は、巻き芯を有し、前記巻き芯が一直線上に並ぶように配置された複数のコンデンサ素子と、前記複数のコンデンサ素子の隣り合うコンデンサ素子の間に配置されて、前記隣り合うコンデンサ素子を保持する継手部と、を備える。前記継手部は、前記複数のコンデンサ素子の各々の巻き芯に接続される複数の接続部を有する。
【0009】
本発明に係る一態様のコンデンサ用継手は、巻き芯を有する複数のコンデンサ素子を保持するコンデンサ用継手であって、前記複数のコンデンサ素子の各々の巻き芯に接続される複数の接続部と、前記複数の接続部同士をつなぐ連結部と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る上記態様のコンデンサ装置及びコンデンサ用継手は、簡単な作業で、複数のコンデンサ素子を集め合わせた状態で保持することができる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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