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公開番号2025007948
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023109721
出願日2023-07-04
発明の名称商品陳列棚
出願人株式会社オカムラ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A47F 3/06 20060101AFI20250109BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】移動棚板を前方に移動させた際に自動的に補充スペースを形成することができ、商品の補充作業を効率よく行うことができるようにした商品陳列棚を提供する。
【解決手段】棚板支持体に前後方向に移動可能に支持された移動棚板51と、移動棚板51の上面に取付け可能な基板101に前後方向に移動可能に支持され、商品を前方に押し出し可能な商品押出し部材102と、商品押出し部材102を常時前方に付勢する前方付勢手段103と、移動棚板51が前方に一定量移動したとき商品押出し部材102の前方への移動を規制する前方移動規制手段104とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
棚板支持体に前後方向に移動可能に支持された移動棚板と、前記移動棚板上を前方に移動し、商品を前方に押し出し可能な商品押出し部材と、前記商品押出し部材を常時前方に付勢する前方付勢手段と、前記移動棚板が前方に一定量移動したとき前記商品押出し部材の前方への移動を規制する前方移動規制手段とを備えることを特徴とする商品陳列棚。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記前方付勢手段は、前記商品押出し部材に取り付けられた渦巻きばねを有していることを特徴とする請求項1に記載の商品陳列棚。
【請求項3】
前記前方移動規制手段は、前記移動棚板よりも後方の前記棚板支持体に取り付けられた前記前方付勢手段の前方付勢力よりも後方付勢力の小さな第2の渦巻きばねと、該第2の渦巻きばねの外径側の遊端より前方に延び、前端が前記商品押出し部材に接続された後方接続部材とからなることを特徴とする請求項1に記載の商品陳列棚。
【請求項4】
前記第2の渦巻きばねは、前記移動棚板が前方に一定量移動したとき伸び切るようになっていることを特徴とする請求項3に記載の商品陳列棚。
【請求項5】
前記商品押出し部材を前後方向に移動可能に支持する前記移動棚板の上面に取付可能な基板をさらに備え、前記基板と、前記商品押出し部材、前記前方付勢手段及び前記前方移動規制手段とによりユニット化された商品押圧体が形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の商品陳列棚。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば店舗等において商品の陳列に使用される商品陳列棚に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗においては、複数段の棚板に商品を陳列する商品陳列棚が用いられている。棚板上の商品の残量が少なくなった際には補充する必要があるが、補充対象となる下段側の棚板に商品を補充する場合にはその上方の棚板が補充作業の妨げとなることがある。これを解消する陳列棚として、棚板が前方にスライド移動可能に支持されたスライド式棚装置があり(例えば特許文献1参照)、補充対象となる棚板を前方にスライドさせることにより、商品の補充作業を容易に行うことができる。
【0003】
しかしながら、このようなスライド式棚装置を用いた場合でも、陳列商品は棚板の手前から売れるため、奥側の商品を棚板の前方に移動させ、後方に形成される補充スペースに新しい商品を補充する作業が必要となる。また、食料品や飲料品等には消費(賞味)期限が存在するため、消費(賞味)期限の近い商品を棚板の前方に移動させ、棚板の後方に新しい商品を補充する作業も必要となる。
【0004】
これらの作業を容易とするために、例えば特許文献2には、商品を載置する基板上に、商品を前方に押し出し可能な自動商品押圧体を常に前方に移動するように設けるとともに、自動商品押圧体の後方に手動操作により該自動商品押圧体を前方に移動可能な手動押圧体を設け、棚板の手前側の陳列商品が少なくなった場合に後方の商品を自動商品押圧体により自動的に、または手動押圧体の操作により前方に押し出すようにした商品前出し具が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-33885号公報(第5頁、第1図)
特許第4931817号公報(第5頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献2に記載されている商品前出し具を商品陳列棚における前方に移動可能な移動棚板に装着した場合、次のような問題が発生する。すなわち、移動棚板の後方に補充スペースを形成する際には、移動棚板を前限付近まで移動させた後、もしくは前方への移動途中で自動商品押圧体を後方に移動させる必要があるが、自動商品押圧体を後方へ移動させる手段を有していない。そのため、自動商品押圧体を付勢手段に抗して手動により後方に移動させ、その状態を保持しながら自動商品押圧体の前方に補充スペースを形成しなければならず、補充作業を効率よく行うことができないという問題がある。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、移動棚板を前方に移動させた際に自動的に補充スペースを形成することができ、商品の補充作業を効率よく行うことができるようにした商品陳列棚を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明の商品陳列棚は、
棚板支持体に前後方向に移動可能に支持された移動棚板と、前記移動棚板上を前方に移動し、商品を前方に押し出し可能な商品押出し部材と、前記商品押出し部材を常時前方に付勢する前方付勢手段と、前記移動棚板が前方に一定量移動したとき前記商品押出し部材の前方への移動を規制する前方移動規制手段とを備えることを特徴としている。
この特徴によれば、移動棚板の前部側に陳列された商品が売れてなくなった際には、後部側の商品が常時前方に付勢されている商品押出し部材により自動的に前方に押し出されるので、後部側の商品を前部側に移動させる作業が不要となる。また、移動棚板が前方に一定量移動すると商品押出し部材の前方への移動が規制され、商品押出し部材の前方に商品の補充スペースが自動的に形成されるので、補充スペースへの商品の補充作業を効率よく行うことができる。
【0009】
前記前方付勢手段は、前記商品押出し部材に取り付けられた渦巻きばねを有していることを特徴としている。
この特徴によれば、前方付勢手段を移動棚板上に大きく露出させることなくコンパクトに収めることができ、省スペース化が図れる。
【0010】
前記前方移動規制手段は、前記移動棚板よりも後方の前記棚板支持体に取り付けられた前記前方付勢手段の前方付勢力よりも後方付勢力の小さな第2の渦巻きばねと、該第2の渦巻きばねの外径側の遊端より前方に延び、前端が前記商品押出し部材に接続された後方接続部材とからなることを特徴としている。
この特徴によれば、前方移動規制手段が移動棚板上に大きく露出しないので体裁がよくなる。また、前方付勢手段よりも付勢力の小さな第2の渦巻きばねを用いているので、商品押出し部材の前方への移動の妨げになることはない。
(【0011】以降は省略されています)

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