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公開番号
2025007729
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109319
出願日
2023-07-03
発明の名称
車両用室内照明灯
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
B60Q
3/64 20170101AFI20250109BHJP(車両一般)
要約
【課題】より適正に車室内を直接照明および間接照明することができる車両用室内照明灯を提供することを目的とする。
【解決手段】車両用室内照明灯1は、ベゼル10と、基板20と、ライトガイド30と、リフレクター40と、レンズ50と、不透過部60と、を備え、不透過部60は、レンズ50の外周部における積層方向Zの他方側の裏面50bに設けられ、遮光性を有した環状に構成され、レンズ50の積層方向Zの一方側から視認可能であり当該レンズ50の外周部を環状に縁取りすると共に、フランジ部42と積層方向Zに重ねられ間接照明用の第2発光素子22の光の積層方向Zの一方側への漏れを抑制する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の取付パネルに係止される係止部を有し、前記取付パネルと交差する積層方向の一方側の車室内に向けて開放される収容空間部が設けられたベゼルと、
前記ベゼルの前記収容空間部に収容され、前記積層方向の一方側に、直接照明用の第1発光素子と、間接照明用の第2発光素子と、を有した基板と、
前記基板の前記積層方向の一方側に位置され、前記第2発光素子の光を導光する環状の導光部を有したライトガイドと、
前記基板の前記積層方向の一方側に位置され、前記第1発光素子の周囲を囲み当該第1発光素子の光を前記積層方向の一方側に反射させる反射壁と、前記反射壁の前記積層方向の一方側の端部から当該反射壁の径方向外方に突出し前記導光部によって環状に導光された前記第2発光素子の光を前記取付パネル側に反射させるフランジ部と、を有したリフレクターと、
前記リフレクターの前記積層方向の一方側を覆い、前記反射壁によって反射された前記第1発光素子の光を前記車室内に拡散させるレンズと、
前記レンズの外周部における前記積層方向の他方側の裏面に設けられ、遮光性を有した環状の不透過部と、
を備え、
前記不透過部は、前記レンズの前記積層方向の一方側から視認可能であり当該レンズの外周部を環状に縁取りすると共に、前記フランジ部と前記積層方向に重ねられ前記第2発光素子の光の前記積層方向の一方側への漏れを抑制する、
車両用室内照明灯。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記不透過部は、導電性を有しており、
前記不透過部と前記基板とを電気的に接続するバスバーを備え、
前記バスバーは、前記レンズをタッチした際に発生する静電容量に応じて前記第1発光素子および前記第2発光素子のうち少なくとも一方のオン・オフを切り替える静電タッチスイッチを構成する、
請求項1に記載の車両用室内照明灯。
【請求項3】
前記静電タッチスイッチは、
前記レンズをタッチした際の指と前記不透過部との間に発生する静電容量を検出する静電容量検出部と、
前記静電容量検出部の検出値が所定の閾値を超えた否かを判定する判定部と、
前記判定部が前記閾値を超えたと判定した場合に、前記第1発光素子および前記第2発光素子のうち少なくとも一方のオン・オフを切り替える切替制御部と、
を有する、請求項2に記載の車両用室内照明灯。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用室内照明灯に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の車両用室内照明灯に関する技術として、例えば、特許文献1には、車室内を直接照明する直接照明ユニットと、直接照明ユニットの外周側で車両の取付パネルを間接照明する間接照明ユニットと、を備えた車両用室内照明灯が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-138808号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に記載の車両用室内照明灯では、例えば、直接照明および間接照明の意匠性向上の点で更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、より適正に車室内を直接照明および間接照明することができる車両用室内照明灯を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る車両用室内照明灯は、車両の取付パネルに係止される係止部を有し、前記取付パネルと交差する積層方向の一方側の車室内に向けて開放される収容空間部が設けられたベゼルと、前記ベゼルの前記収容空間部に収容され、前記積層方向の一方側に、直接照明用の第1発光素子と、間接照明用の第2発光素子と、を有した基板と、前記基板の前記積層方向の一方側に位置され、前記第2発光素子の光を導光する環状の導光部を有したライトガイドと、前記基板の前記積層方向の一方側に位置され、前記第1発光素子の周囲を囲み当該第1発光素子の光を前記積層方向の一方側に反射させる反射壁と、前記反射壁の前記積層方向の一方側の端部から当該反射壁の径方向外方に突出し前記導光部によって環状に導光された前記第2発光素子の光を前記取付パネル側に反射させるフランジ部と、を有したリフレクターと、前記リフレクターの前記積層方向の一方側を覆い、前記反射壁によって反射された前記第1発光素子の光を前記車室内に拡散させるレンズと、前記レンズの外周部における前記積層方向の他方側の裏面に設けられ、遮光性を有した環状の不透過部と、を備え、前記不透過部は、前記レンズの前記積層方向の一方側から視認可能であり当該レンズの外周部を環状に縁取りすると共に、前記フランジ部と前記積層方向に重ねられ前記第2発光素子の光の前記積層方向の一方側への漏れを抑制する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る車両用室内照明灯では、不透過部は、レンズの積層方向の一方側から視認可能であり当該レンズの外周部を環状に縁取りすると共に、フランジ部と積層方向に重ねられ第2発光素子の光の積層方向の一方側への漏れを抑制する。この構成により、車両用室内照明灯は、例えば、不透過部によってレンズの外周部、すなわち第1発光素子による直接照明用の発光領域と第2発光素子による間接照明用の発光領域との間の境界部位の意匠性を向上させることができる。この結果、車両用室内照明灯は、より適正に車室内を直接照明および間接照明することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る車両用室内照明灯の例示的な斜視図である。
図2は、実施形態に係る車両用室内照明灯の例示的な分解斜視図である。
図3は、実施形態に係る車両用室内照明灯の基板の裏面側の例示的な斜視図である。
図4は、実施形態に係る車両用室内照明灯の例示的な平面図である。
図5は、実施形態に係る車両用室内照明灯の例示的な断面図である。
図6は、実施形態に係る車両用室内照明灯のライトガイドの構成を示す例示的な断面図である。
図7は、実施形態に係る車両用室内照明灯のレンズの構成を示す例示的な断面図である。
図8は、実施形態に係る車両用室内照明灯の不透過部およびバスバーの近傍の例示的な断面図である。
図9は、実施形態に係る車両用室内照明灯の例示的なブロック図である。
図10は、実施形態に係る車両用室内照明灯の車室内側の例示的な平面図である。
図11は、図10の車両用室内照明灯の例示的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0010】
[実施形態]
図1は、実施形態に係る車両用室内照明灯1の斜視図である。図1に示される本実施形態の車両用室内照明灯1は、例えば、車両の室内において、車室の一部を構成する取付パネル100に組み付けられ、当該車室内を照明するものである。車両用室内照明灯1は、例えば、車室内の天井面に設置されるルームランプであり、車両の乗員の操作または車両のドアの開閉に応じて、点灯したり、消灯したりする。車両用室内照明灯1は、車室内に配置される取付パネル100に形成された貫通孔101に対して室内側から当該車両用室内照明灯1の一部が挿入された状態で取付パネル100に固定される。
(【0011】以降は省略されています)
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