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公開番号2025007479
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023108908
出願日2023-06-30
発明の名称車両用灯具
出願人市光工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類F21S 43/237 20180101AFI20250109BHJP(照明)
要約【課題】輝度ムラの発生を抑制することが可能な車両用灯具を提供する。
【解決手段】車両用灯具は、光源と、光源からの光を導光して出射する棒状の導光体とを備え、光源は、車両搭載状態における正面側に向けて光を出射する発光面を有し、導光体は、長手方向の一端に配置され、発光面に対向し、発光面から出射される光が入射する入射面と、入射面から延び、入射面から入射した光を導光する導光部と、導光部から延び、光を内面反射するプリズム部を有し、導光部からの光を導光してプリズム部で内面反射し、側面から出射する出射部と、導光部から突出するように設けられ、光源からの光の一部を導光する補助出射部と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
光源と、
前記光源からの光を導光して出射する棒状の導光体と
を備え、
前記光源は、車両搭載状態における正面側に向けて光を出射する発光面を有し、
前記導光体は、
長手方向の一端に配置され、前記発光面に対向し、前記発光面から出射される光が入射する入射面と、
前記入射面から延び、前記入射面から入射した光を導光する導光部と、
前記導光部から延び、光を内面反射するプリズム部を有し、前記導光部からの光を導光して前記プリズム部で内面反射し、側面から出射する出射部と、
前記導光部から突出するように設けられ、前記光源からの光の一部を導光する補助出射部と、を有する
車両用灯具。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記導光体から出射される光を導光して正面側に出射するインナーレンズを更に備え、
前記導光体は、前記インナーレンズとは反対側の側面に前記インナーレンズ側に向けて光を反射する前記プリズム部を有し、
前記インナーレンズは、前記出射部及び前記補助出射部の両面に対向するように配置されている
請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記補助出射部は、板状である
請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記インナーレンズは、前記導光体に対向する部分に前記導光体からの光が入射するインナー側入射面を有し、
前記補助出射部は、前記インナー側入射面に沿って配置される
請求項2に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記補助出射部は、前記光源からの光を前記インナー側入射面に向けて内面反射する傾斜部を有する
請求項4に記載の車両用灯具。
【請求項6】
前記補助出射部は、厚さ方向に開口する開口部を有する
請求項3に記載の車両用灯具。
【請求項7】
前記開口部は、前記導光部に接する位置に配置される
請求項6に記載の車両用灯具。
【請求項8】
前記開口部は、内周面に前記光を拡散する光拡散部を有する
請求項6に記載の車両用灯具。
【請求項9】
前記補助出射部は、外周面の一部に切り欠き部を有する
請求項3に記載の車両用灯具。
【請求項10】
前記補助出射部は、前記入射面と面一状態で設けられ前記光源からの光が入射する補助側入射面を有する
請求項1に記載の車両用灯具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
光源からの光を棒状の導光体で導光し、導光体から車両正面に出射する構成の車両用灯具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-115397号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の車両用灯具は、導光体の長さ方向の全体に亘って発光させるため、当該導光体の背面側に長さ方向の全体に亘って、出射方向に向けて光を内面反射するプリズム部が形成されている。しかしながら、この構成では、導光体の光源近傍にもプリズム部が設けられるため、光源からの光が当該光源近傍のプリズム部に直接照射されてしまい、導光体の長さ方向に輝度ムラが生じる場合がある。上記の車両用灯具では、このような輝度ムラの発生を抑制することが求められる。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、輝度ムラの発生を抑制することが可能な車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車両用灯具は、光源と、前記光源からの光を導光して出射する棒状の導光体とを備え、前記光源は、車両搭載状態における正面側に向けて光を出射する発光面を有し、前記導光体は、長手方向の一端に配置され、前記発光面に対向し、前記発光面から出射される光が入射する入射面と、前記入射面から延び、前記入射面から入射した光を導光する導光部と、前記導光部から延び、光を内面反射するプリズム部を有し、前記導光部からの光を導光して前記プリズム部で内面反射し、側面から出射する出射部と、前記導光部から突出するように設けられ、前記光源からの光の一部を導光する補助出射部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、輝度ムラの発生を抑制することが可能な車両用灯具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る車両の後部の一例を示す図である。
図2は、本実施形態に係る車両用灯具の一例を模式的に示す図である。
図3は、本実施形態に係る車両用灯具の一例を模式的に示す図である。
図4は、本実施形態に係る車両用灯具の一例を模式的に示す図である。
図5は、本実施形態に係る車両用灯具の一例を模式的に示す図である。
図6は、本実施形態に係る車両用灯具の他の例を模式的に示す図である。
図7は、本実施形態に係る車両用灯具の他の例を模式的に示す図である。
図8は、本実施形態に係る車両用灯具の他の例を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る車両用灯具の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
本実施形態において、正面側及び背面側の各方向は、例えば車両に搭載された状態(車両搭載状態)における方向であるとする。例えば、車両の前部(フロント)に搭載された状態では、前方が正面方向(正面側)であり、後方が背面方向(背面側)である。また、車両の後部(リア)に搭載された状態では、後方が正面方向(正面側)であり、前方が背面方向(背面側)である。また、車両の側部(サイド)に搭載された状態では、車両外側が正面方向(正面側)であり、車両内側が背面方向(背面側)である。
(【0011】以降は省略されています)

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