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公開番号
2025007142
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108346
出願日
2023-06-30
発明の名称
回収装置
出願人
日本製鉄株式会社
代理人
弁理士法人ブライタス
主分類
B65G
45/26 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】移動経路上の回収物を効率良く回収できる回収装置を提供する。
【解決手段】回収装置10は、走行経路上の回収物6aを回収する装置である。回収装置10は、走行装置20を有し、前後方向に移動自在な移動体12と、移動体12の幅方向において移動体12よりも外側に突出するように設けられ、回収物6aを幅方向において内側に掻き込む掻き込み部40と、掻き込み部40を支持し、幅方向において掻き込み部40よりも内側に位置する上下軸心42a周りに揺動自在に設けられたアーム部42と、を備える。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
移動経路上の回収物を回収する装置であって、
走行装置を有し、前後方向に移動自在な移動体と、
前記移動体の幅方向において前記移動体よりも外側に突出するように設けられ、前記回収物を前記幅方向において内側に掻き込む掻き込み部と、
前記掻き込み部を支持し、前記幅方向において前記掻き込み部よりも内側に位置する上下軸心周りに揺動自在に設けられた支持部と、
を備える、回収装置。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記掻き込み部は、上下軸心周りに回転自在に設けられた第1回転体を有し、
前記第1回転体は、前記移動体が移動する際に回転することによって前記回収物を掻き込む、請求項1に記載の回収装置。
【請求項3】
前記移動体の前後方向において前記移動体から見て前記掻き込み部が位置する側を前方とした場合に、前記第1回転体の軸心は、下方側ほど後方に位置するように鉛直方向に対して傾斜している、請求項2に記載の回収装置。
【請求項4】
前記第1回転体は、回転刃、および/または前記第1回転体が回転する際に前記第1回転体の回転径方向に延びる線状体を有する、請求項2または3に記載の回収装置。
【請求項5】
前記掻き込み部は、前記第1回転体の下方に設けられた保護部材を備え、
前記保護部材は、前記第1回転体の軸心に対して外側ほど上方に位置するように傾斜したテーパー部を有し、
前記第1回転体の軸方向から見た場合に、前記保護部材の外周縁は、前記第1回転体の回転領域の内側に位置する、請求項2または3に記載の回収装置。
【請求項6】
前記掻き込み部が前記移動体に対して前記幅方向に最も突出した基準位置から揺動した場合に、前記掻き込み部を前記基準位置に復帰付勢する付勢機構を備える、請求項1に記載の回収装置。
【請求項7】
前記幅方向において前記移動体の一方側および他方側にそれぞれ、前記掻き込み部が設けられる、請求項1に記載の回収装置。
【請求項8】
前記掻き込み部によって掻き込まれた前記回収物を前記移動体の内側に向けて斜め上方に搬送する傾斜搬送部を備える、請求項1に記載の回収装置。
【請求項9】
前記掻き込み部および前記傾斜搬送部は、前記走行装置に対する上下方向の位置を調整自在に前記移動体に支持される、請求項8に記載の回収装置。
【請求項10】
前記掻き込み部および前記傾斜搬送部は一体的に上下動するように前記移動体に支持される、請求項9に記載の回収装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動経路上の回収物を回収する回収装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、種々の施設において、ベルトコンベアが利用されている。例えば、港湾施設においては、鉄鉱石および石炭等の原料(ばら物)を搬送するために、ベルトコンベアが利用されている。
【0003】
ベルトコンベアを利用することによって、原料を大量に搬送することができる。一方で、ベルトコンベアから原料の一部が落下するという問題も生じる。ベルトコンベアから落下した原料は、ベルトコンベアの下方に堆積し、ベルトコンベアの円滑な稼働を阻害する場合がある。そこで、従来、ベルトコンベアから落下した原料を回収するための装置が開発されている。
【0004】
例えば、特許文献1に開示された落鉱回収装置は、ベルトコンベアに沿って走行する走行旋回装置と、走行旋回装置に連結されたバケット支持レールと、バケット支持レールに沿って自走するバケットとを備えている。特許文献1の落鉱回収装置によって落鉱を回収する際には、まず、バケット支持レールをベルトコンベアに対して平行とした状態で走行旋回装置をベルトコンベアの所定位置まで走行させる。次に、バケット支持レールの下部側(下部レール)がベルトコンベアの下方を通るように、走行旋回装置を旋回させる。その後、バケットを支持レールに沿って自走させつつ、バケットによってベルトコンベアの下方の落鉱を回収する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平7-215444号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ベルトコンベアから落下した原料を効率よく回収するためには、回収装置をベルトコンベアに沿って走行させながら原料を回収することが好ましい。しかしながら、特許文献1の落鉱回収装置では、原料を回収することができる状態(バケット支持レールがベルトコンベアの下方を通っている状態)で落鉱回収装置をベルトコンベアに沿って走行させようとすると、バケット支持レールがベルトコンベアの支柱に接触する。このため、特許文献1の落鉱回収装置では、ベルトコンベアの支柱の横を通過する際には、バケット支持レールが支柱に接触しないように走行旋回装置を旋回させる必要がある。この場合、効率よく落鉱を回収することができる。
【0007】
そこで、本発明は、移動経路上の回収物を効率良く回収できる回収装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、下記の回収装置を要旨とする。
【0009】
(1)移動経路上の回収物を回収する装置であって、
走行装置を有し、前後方向に移動自在な移動体と、
前記移動体の幅方向において前記移動体よりも外側に突出するように設けられ、前記回収物を前記幅方向において内側に掻き込む掻き込み部と、
前記掻き込み部を支持し、前記幅方向において前記掻き込み部よりも内側に位置する上下軸心周りに揺動自在に設けられた支持部と、
を備える、回収装置。
【0010】
(2)前記掻き込み部は、上下軸心周りに回転自在に設けられた第1回転体を有し、
前記第1回転体は、前記移動体が移動する際に回転することによって前記回収物を掻き込む、上記(1)に記載の回収装置。
(【0011】以降は省略されています)
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