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公開番号
2025007060
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108218
出願日
2023-06-30
発明の名称
遮蔽部材及び天板付什器
出願人
株式会社オカムラ
代理人
個人
主分類
A47B
13/00 20060101AFI20250109BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】例えば天板付什器を製造するにあたって、製造コストの削減や製造効率の向上を図ることができる遮蔽部材及び天板付什器を提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る遮蔽部材は、第1方向に延びる管状部材のうち、第1方向における少なくとも第1側に開口する開口部に取り付けられることで、開口部を閉塞する遮蔽部材である。開口部を覆う基部と、基部の周縁部から第1方向の外側に向けて延びる起立片と、を備えている。基部には、基部を第1方向に貫通するとともに、基部及び起立片で囲まれた空間と、管状部材内と、を連通させる引出口が形成されている。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に延びる管状部材のうち、前記第1方向における少なくとも第1側に開口する開口部に取り付けられることで、前記開口部を閉塞する遮蔽部材であって、
前記開口部を覆う基部と、
前記基部の周縁部から前記第1方向の外側に向けて延びる起立部と、を備え、
前記基部には、前記基部を前記第1方向に貫通するとともに、前記基部及び前記起立部で囲まれた空間と、前記管状部材内と、を連通させる引出口が形成されている遮蔽部材。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記起立部の少なくとも一部は、前記第1方向に交差する第2方向で前記管状部材に対して外側に位置している請求項1に記載の遮蔽部材。
【請求項3】
前記起立部は、
前記基部に対して前記第1方向に離れるに従い、前記基部に対して前記第2方向で離れる向きに延びる外向き延出部と、
前記外向き延出部から前記第1方向に延びる直線延出部と、を備えている請求項2に記載の遮蔽部材。
【請求項4】
前記基部及び前記起立部は、樹脂材料により一体に形成されている請求項1から請求項3の何れか1項に記載の遮蔽部材。
【請求項5】
床面から上方に延びる支持構造体と、
前記支持構造体に支持された天板と、を備え、
前記支持構造体は、
上下方向に延びる管状の脚柱を有する脚体と、
前記脚柱に取り付けられることで、前記脚柱の上端開口部を閉塞する請求項1から請求項3の何れか1項に記載の遮蔽部材と、を備えている天板付什器。
【請求項6】
前記支持構造体は、前記脚体の下端部に設けられるとともに、当該天板付什器を前記床面上で走行可能とする走行部を備え、
前記走行部が前記床面上を走行不能な走行不能状態、及び前記走行部が前記床面上を走行可能な走行可能状態間を切り替える切替機構と、
前記天板の下方に設けられ、前記切替機構を操作する操作部と、
前記引出口を通じて前記脚柱内に挿入されるとともに、前記切替機構及び前記操作部間を接続する連係部と、を備えている請求項5に記載の天板付什器。
【請求項7】
前記天板、及び前記天板の下面に設けられたブラケットを有する天板ユニットを備え、
前記天板ユニットは、前記天板の作業面が上方を向く使用位置、及び前記作業面が前後方向の第1側を向く不使用位置の間で左右方向に沿う軸線回りに回転可能に前記脚体に支持され、
前記遮蔽部材は、前記ブラケットと干渉しない位置に配置されている請求項5に天板付什器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遮蔽部材及び天板付什器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
一対の脚体と、一対の脚体に支持された天板と、脚体に設けられて床面上を走行するキャスタと、を備えた天板付什器が知られている。例えば、下記特許文献1には、キャスタがロックされたロック状態と、キャスタのロックが解除された非ロック状態と、に切り変える動作連動手段を備える構成が開示されている。動作連動手段は、脚体の内部空間を上下方向に延びる上下連動シャフトを備えている。動作連動手段は、操作部の操作に応じて上下連動シャフトが脚体の内部空間を上下動することで、キャスタのロック状態及び非ロック状態を切り替える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-063233号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来技術にあっては、脚体の上端開口部がキャップによって閉塞されているため、上下連動シャフトを脚体の上方に引き出すためには、脚体の外側面に引出口を後加工によって形成する必要がある。脚体は、金属材料等により形成されていることが一般的であることから、側方に開口する引出口を形成するにあたって、製造コストの増加や製造効率の低下に繋がる可能性がある。
【0005】
本発明は、例えば天板付什器を製造するにあたって、製造コストの削減や製造効率の向上を図ることができる遮蔽部材及び天板付什器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る遮蔽部材は、第1方向に延びる管状部材のうち、前記第1方向における少なくとも第1側に開口する開口部に取り付けられることで、前記開口部を閉塞する遮蔽部材であって、前記開口部を覆う基部と、前記基部の周縁部から前記第1方向の外側に向けて延びる起立部と、を備え、前記基部には、前記基部を前記第1方向に貫通するとともに、前記基部及び前記起立片で囲まれた空間と、前記管状部材内と、を連通させる引出口が形成されている。
【0007】
本態様によれば、基部に引出口が形成されていることで、管状部材の側面に対して開口を形成するような後加工を施すことなく、管状部材内に配置された部材を管状部材に対して第1方向の外側に引き出すことができる。これにより、管状部材を備える什器を製造するにあたって、製造コストの削減や製造効率の向上を図ることができる。
その上で、本態様の遮蔽部材は、基部及び起立部で囲まれた空間と、管状部材内と、が引出口を通じて連通している。そのため、管状部材内から引き出された部分(外部機構)等の周囲を起立部によって取り囲むことが可能になる。これにより、外部機構が外部に露呈することを抑制し、外観の体裁を向上させることができるとともに、外部機構に物品等が接触することを抑制できる。
【0008】
(2)上記(1)の態様に係る遮蔽部材において、前記起立部の少なくとも一部は、前記第1方向に交差する第2方向で前記管状部材に対して外側に位置していることが好ましい。
本態様によれば、起立部が管状部材の外側面上や第1方向から見て管状部材の外側面の内側に位置している構成に比べて、起立部で囲まれた空間を第2方向に拡大することができる。これにより、起立片で囲まれた空間内でのレイアウト性向上を図ることができる。
【0009】
(3)上記(2)の態様に係る遮蔽部材において、前記起立部は、前記基部に対して前記第1方向に離れるに従い、前記基部に対して前記第2方向で離れる向きに延びる外向き延出部と、前記外向き延出部から前記第1方向に延びる直線延出部と、を備えていることが好ましい。
本態様によれば、起立部で囲まれた空間が第1方向で基部から離れるに従い第2方向に徐々に拡大される。この場合、例えば基部の周縁部を管状部材よりも外側に張り出させる構成等に比べ、管状部材と遮蔽部材との境界部分の段差を小さくした上で、起立部で囲まれた空間を拡大することができる。これにより、遮蔽部材が設けられる什器としての外観の体裁を向上させることができる。
【0010】
(4)上記(1)から(3)の何れかの態様に係る遮蔽部材において、前記基部及び前記起立片は、樹脂材料により一体に形成されていることが好ましい。
本態様によれば、遮蔽部材を樹脂材料の成形品として製造するに際して引出口を一括して形成することができる。これにより、製造コストの削減や製造効率の向上を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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