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公開番号2025006844
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023107862
出願日2023-06-30
発明の名称注出キャップ
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人
主分類B65D 47/08 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】内容液を霧状に噴出させることができ、また噴出孔からの内容液の垂れ落ちを防止することができる注出キャップを提案する。
【解決手段】注出キャップ1は、噴出孔2gを有する頂壁部2fと、頂壁部2fにつながるとともに頂壁部2fとの間で内部空間Nを区画する周壁部2eと、周壁部2eの内面に設けられ軸線Oに沿って延在する連通溝2kと、頂壁部2fの内面に設けられ連通溝2kから噴出孔2gに至る間で少なくとも一部が湾曲するスピン溝2mと、を備えるキャップ本体2と、内部空間Nに収容され、噴出孔2gに近づく前進位置と噴出孔2gから離れる後退位置との間で移動する移動体3と、内部空間Nに通じる連通孔4bを有し、キャップ本体2に保持されて内部空間Nからの移動体3の脱落を阻止する底体4と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
可撓性を有する容器の口部に装着される注出キャップであって、
噴出孔を有する頂壁部と、該頂壁部につながるとともに該頂壁部との間で内部空間を区画する周壁部と、該周壁部の内面に設けられ該周壁部の軸線に沿って延在する連通溝と、該頂壁部の内面に設けられ該連通溝から該噴出孔に至る間で少なくとも一部が湾曲するスピン溝と、を備えるキャップ本体と、
前記内部空間に収容され、前記噴出孔に近づく前進位置と該噴出孔から離れる後退位置との間で移動する移動体と、
前記内部空間に通じる連通孔を有し、前記キャップ本体に保持されて該内部空間からの前記移動体の脱落を阻止する底体と、を備える注出キャップ。
続きを表示(約 93 文字)【請求項2】
前記キャップ本体は、前記前進位置に移動した前記移動体に接触し、該移動体による前記スピン溝の閉塞を阻止するストッパーを有する、請求項1に記載の注出キャップ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、可撓性を有する容器の口部に装着される注出キャップに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
可撓性を有する容器をスクイズ(圧搾)して容器内の内容液を注出するスクイズ容器が既知である。この種のスクイズ容器においては、内容液を霧状にして噴出させることができる注出キャップを備えたものがある。
【0003】
例えば特許文献1には、下蓋を閉じた状態で容器をスクイズすると内容液を噴霧孔から霧状に噴出させることができる注出キャップが示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6351470号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところでこの種の注出キャップは、噴霧孔が比較的小さいことから噴出孔付近に内容液が溜まりやすく、それ故、内容液を噴出した後で溜まった内容液が垂れ落ちることがあった。
【0006】
このような点に鑑み、本発明は、内容液を霧状に噴出させることができ、また噴出孔からの内容液の垂れ落ちを防止することができる注出キャップを提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、可撓性を有する容器の口部に装着される注出キャップであって、
噴出孔を有する頂壁部と、該頂壁部につながるとともに該頂壁部との間で内部空間を区画する周壁部と、該周壁部の内面に設けられ該周壁部の軸線に沿って延在する連通溝と、該頂壁部の内面に設けられ該連通溝から該噴出孔に至る間で少なくとも一部が湾曲するスピン溝と、を備えるキャップ本体と、
前記内部空間に収容され、前記噴出孔に近づく前進位置と該噴出孔から離れる後退位置との間で移動する移動体と、
前記内部空間に通じる連通孔を有し、前記キャップ本体に保持されて該内部空間からの前記移動体の脱落を阻止する底体と、を備える注出キャップである。
【0008】
前記キャップ本体は、前記前進位置に移動した前記移動体に接触し、該移動体による前記スピン溝の閉塞を阻止するストッパーを有することが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明の注出キャップによれば、容器を傾倒姿勢に変位させてこれをスクイズすると、内容液は連通孔から連通溝を通り、更にスピン溝を通過することで旋回しながら流れるため、噴出孔から霧状となって噴射される。また、内容液を噴出させることによって前進位置に移動していた移動体は、内容液の噴出終了に伴って容器を正立姿勢に変位させることや、容器へのスクイズを停止して内容液の圧力が元の状態に戻ることにより、後退位置へ移動する。すなわち、移動体が前進位置から後退位置へ移動することによって移動体と噴出孔との間にスペースが生まれ、噴出孔付近の内容液はこのスペースに引き戻されるため、噴出孔からの内容液の垂れ落ちを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る注出キャップの一実施形態を容器に装着した状態で示した側面視での断面図である。
図1に示した噴出孔周辺の部分拡大断面図である。
図2Aに示したA-Aに沿う断面図である。
図1に示した底体の底面図である。
容器を傾倒姿勢に変位させてスクイズした状態を示した図である。
図4の後、スクイズを停止して容器を正立姿勢に変位させた状態を示した図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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