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公開番号
2025006837
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107851
出願日
2023-06-30
発明の名称
収納棚及び配線構造
出願人
ミサワホーム株式会社
代理人
個人
主分類
A47B
97/00 20060101AFI20250109BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】電源ケーブルを表面側から見えないようにして収納棚の見栄えを良くするとともに、照明装置に関するメンテナンスを容易に行うことができるようにする。
【解決手段】照明装置6が、収納棚1における棚板3の後端部に設けられた照明器具64,65と、給電用の電源ケーブル63と、を有しており、棚板3は、後端部に形成されて照明器具64,65が収納された収納凹部37を有し、収納凹部37は、側面からの断面視において略コ字状とされて後方に開放されており、複数の側面部2のうち少なくとも一方の側板2は、当該少なくとも一方の側板2の後端部に形成されて電源ケーブル63が配線されたスペース27を有し、スペース27は、少なくとも一方の側板2における後端部の上下方向に沿って中空状に形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
壁の表面に沿って配置される収納棚であって、
平面視において前記壁と直交して配置される複数の側面部と、
前記壁の表面から離間して配置されるとともに、前記複数の側面部間に架け渡されて設けられた棚板と、
後方に光を照射して間接照明として用いられる照明装置と、を備えており、
前記照明装置は、
前記棚板のうち前記壁側に位置する後端部に設けられた照明器具と、
前記照明器具に電力供給を行うための電源ケーブルと、を有しており、
前記棚板は、当該棚板の後端部に形成されて前記照明器具が収納された収納凹部を有し、前記収納凹部は、側面からの断面視において略コ字状とされて後方に開放されており、
前記複数の側面部のうち少なくとも一方の側面部は、当該少なくとも一方の側面部の後端部に形成されて前記電源ケーブルが配線されたスペースを有し、前記スペースは、前記少なくとも一方の側面部における後端部の上下方向に沿って中空状に形成されていることを特徴とする収納棚。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の収納棚において、
前記少なくとも一方の側面部の後端部における前記棚板側の面には、前記電源ケーブルが通される開口部が形成され、
前記開口部は、前記棚板の前記収納凹部に面して配置され、かつ、前記スペースと前記収納凹部とを連通していることを特徴とする収納棚。
【請求項3】
請求項1に記載の収納棚において、
前記棚板は、
前記複数の側面部における前記棚板側の面のそれぞれに固定された受部と、
前記受部によって受けられて当該受部に固定された棚板本体と、を有しており、
前記収納凹部は、前記棚板本体の後端部に形成されていることを特徴とする収納棚。
【請求項4】
請求項3に記載の収納棚において、
前記棚板本体は、幅方向両側端部に、正面からの断面視において略コ字状に形成されて前記受部が嵌め込まれる嵌合溝を有していることを特徴とする収納棚。
【請求項5】
請求項1に記載の収納棚において、
前記少なくとも一方の側面部は、
前記壁の表面に固定された受部と、
前記受部に固定された側面部本体と、を有していることを特徴とする収納棚。
【請求項6】
請求項5に記載の収納棚において、
前記側面部本体は、前記壁側に位置する後端部に、平断面視において略コ字状に形成されて前記受部が嵌め込まれる嵌合溝を有していることを特徴とする収納棚。
【請求項7】
請求項6に記載の収納棚において、
前記受部と前記側面部本体の前記嵌合溝における溝底との間には隙間が形成され、当該隙間が、前記スペースとされていることを特徴とする収納棚。
【請求項8】
請求項7に記載の収納棚において、
前記照明装置は、前記照明器具に電力供給を行うための電源装置を有し、前記電源ケーブルは、前記電源装置と前記照明器具とを接続しており、
前記電源装置は、前記受部と共に前記嵌合溝の内側に配置され、
前記少なくとも一方の側面部の後端部における前記棚板側の面には、前記電源ケーブルが通される開口部が形成され、
前記開口部は、前記棚板の前記収納凹部に面して配置され、かつ、前記スペースと前記収納凹部とを連通していることを特徴とする収納棚。
【請求項9】
請求項1に記載の収納棚において、
前記複数の側面部間に架け渡されて設けられた天板又は地板を更に備えており、
前記照明装置は、前記照明器具に電力供給を行うための電源装置を有し、前記電源ケーブルは、前記電源装置と前記照明器具とを接続しており、
前記天板又は前記地板は、
前記壁の表面に固定された受部と、
前記受部に固定された天板本体又は地板本体と、を有しており、
前記天板本体又は前記地板本体は、当該天板本体又は地板本体の後端部に、側面からの断面視において略コ字状に形成されて前記電源装置が収納された電源収納凹部を有し、
前記少なくとも一方の側面部の後端部における前記天板側又は前記地板側の面には、前記電源ケーブルが通される開口部が形成され、
前記開口部は、前記電源収納凹部に面して配置され、かつ、前記スペースと前記電源収納凹部とを連通していることを特徴とする収納棚。
【請求項10】
請求項1に記載の収納棚において、
前記複数の側面部間に架け渡されて設けられた背板を更に備えており、
前記複数の側面部は、平面視において前記背板と直交して配置されているとともに固定され、
前記棚板は、前記背板の表面から離間して配置されていることを特徴とする収納棚。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、収納棚及び配線構造に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、収納空間を上下に区画する棚板の後端面に、後方に向かって光を照射する照明装置を取り付けて、収納空間の奥側の面を照らすようにした技術が知られている。
特許文献1に記載の棚板装置は、棚板本体を、後端面が収納空間の奥側面から離間するように配置し、後端面の略全幅に亘って照明装置を取り付けた構成となっている。これにより、棚板本体の略全幅から収納空間の奥側面に向かって照明装置の光を効果的に照射でき、さらに見栄えを向上できるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5988254号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の棚板装置において、照明装置に給電するための電源ケーブルは、照明本体部を保持する収納凹所に設けられた配線収納凹所に収納されている。また、電源ケーブルのうち棚板装置からはみ出ている部分は、収納空間の奥側面や棚板本体の左右にある内壁に配線されている。
ところが、電源ケーブルのはみ出ている部分が、収納空間の奥側面や左右の内壁における表面に配線されていると、電源ケーブルが露出することになり見栄えが良くない。また、電源ケーブルのはみ出ている部分が、収納空間の奥側面や左右の内壁における裏側に配線されていると、メンテナンスが困難となる。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、収納棚における棚板の後端面に照明装置を設ける場合に、給電用の電源ケーブルを表面側から見えないようにして収納棚の見栄えを良くするとともに、照明装置に関するメンテナンスを容易に行うことができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、例えば図1~図9に示すように、壁Wの表面に沿って配置される収納棚1であって、
平面視において前記壁Wと直交して配置される複数の側面部2(側板2)と、
前記壁Wの表面から離間して配置されるとともに、前記複数の側面部2間に架け渡されて設けられた棚板3と、
後方に光を照射して間接照明として用いられる照明装置6と、を備えており、
前記照明装置6は、
前記棚板3のうち前記壁W側に位置する後端部に設けられた照明器具64,65と、
前記照明器具64,65に電力供給を行うための電源ケーブル63と、を有しており、
前記棚板3は、当該棚板3の後端部に形成されて前記照明器具64,65が収納された収納凹部37を有し、前記収納凹部37は、側面からの断面視において略コ字状とされて後方に開放されており、
前記複数の側面部2のうち少なくとも一方の側面部2は、当該少なくとも一方の側面部2の後端部に形成されて前記電源ケーブル63が配線されたスペース27(配線スペース27)を有し、前記スペース27は、前記少なくとも一方の側面部2における後端部の上下方向に沿って中空状に形成されていることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、少なくとも一方の側面部2の後端部に形成されたスペース27は、少なくとも一方の側面部2における後端部の上下方向に沿って中空状に形成されているので、このスペース27に通された電源ケーブル63を、少なくとも一方の側面部の上下方向に沿って配線することができる。また、棚板3の後端部に形成された収納凹部37には、照明器具64,65が収納されているので、照明器具64,65に電力供給を行うための電源ケーブル63を、少なくとも一方の側面部2の後端部に形成されたスペース27から照明器具64,65に取り回しやすい。そのため、電源ケーブル63を、収納棚1の正面側から見えにくくすることができ、収納棚1の見栄えを良くすることができる。
さらに、照明器具64,65は、壁Wの表面から離間して配置された棚板3の後端部に形成された収納凹部37に配置され、電源ケーブル63は、壁Wと直交して配置される少なくとも一方の側面部2における後端部に形成されたスペース27内に配線されているので、たとえ主電源が天井裏や床下、壁裏などの裏側部分に隠されていたとしても、照明装置6は、その多くの部分が、壁Wの表面の前方側に配置されていることとなる。そのため、照明装置6に関するメンテナンスを行う場合には、ほとんどの作業を壁Wの表側で行うことができるので、照明装置6に関するメンテナンスを容易に行うことができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、例えば図1~図3等に示すように、請求項1に記載の収納棚1において、
前記少なくとも一方の側面部2の後端部における前記棚板3側の面には、前記電源ケーブル63が通される開口部26c(26d,26e)が形成され、
前記開口部26c(26d,26e)は、前記棚板3の前記収納凹部37に面して配置され、かつ、前記スペース27と前記収納凹部37とを連通していることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、少なくとも一方の側面部2の後端部における棚板3側の面に形成された開口部26c(26d,26e)は、棚板3の収納凹部37に面して配置され、かつ、スペース27と収納凹部37とを連通しているので、電源ケーブル63を、開口部26c(26d,26e)を通じて、スペース27から収納凹部37に向かって直接配線することができる。これにより、電源ケーブル63を、収納棚1の正面側から見えないように配線できるので、収納棚1の見栄えを良くすることができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、例えば図1~図3等に示すように、請求項1に記載の収納棚1において、
前記棚板3は、
前記複数の側面部2における前記棚板3側の面のそれぞれに固定された受部31と、
前記受部31によって受けられて当該受部31に固定された棚板本体32と、を有しており、
前記収納凹部37は、前記棚板本体32の後端部に形成されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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