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公開番号2025006582
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023107468
出願日2023-06-29
発明の名称発電装置およびスイッチ
出願人ミツミ電機株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02K 7/06 20060101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】薄型化を図ることのできる発電装置およびスイッチを提供すること。
【解決手段】発電装置10は、ステータ64およびステータ64に対して回転するロータ65を有する発電部本体62と、発電部本体62の外側に設けられロータ65に接続された回転部材63と、を有し、回転部材63が発電部本体62に対して回転することで発電する発電部60と、発電時に操作されるスイッチ部材31と、操作によってスイッチ部材31が受けた力を回転部材63に伝達し、回転部材63を回転させる駆動力伝達機構90と、を有する。そして、発電部本体62は、回転部材63の少なくとも一部を収容する凹没部644aを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ステータおよび前記ステータに対して回転するロータを有する発電部本体と、前記発電部本体の外側に設けられ前記ロータに接続された被駆動部と、を有し、前記被駆動部が前記発電部本体に対して回転することで発電する発電部と、
発電時に操作される操作部材と、
前記操作によって前記操作部材が受けた力を前記被駆動部に伝達し、前記被駆動部を回転させる駆動力伝達機構と、を有し、
前記発電部本体は、前記被駆動部の少なくとも一部を収容する凹没部を有することを特徴とする発電装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記発電部本体は、前記ロータの回転軸に沿う方向に潰れた扁平形状である請求項1に記載の発電装置。
【請求項3】
前記ロータは、前記被駆動部側に開口を備える筒状の磁石を有し、
前記凹没部は、前記開口から前記磁石内に入り込んでいる請求項1に記載の発電装置。
【請求項4】
前記駆動力伝達機構は、前記ロータの回転軸に直交する第1方向にスライドするスライド部材と、前記スライド部材と前記被駆動部とを連結するリンクと、を有し、
前記スライド部材が前記第1方向に移動することで、前記被駆動部が回転する請求項1に記載の発電装置。
【請求項5】
前記駆動力伝達機構は、前記操作部材と前記スライド部材との間に位置し、前記操作部材が受けた力を前記スライド部材に伝達するピンホイールを有し、
前記ピンホイールは、外周に突出する複数のピンを有し、所定の前記ピンが前記操作部材によって押圧されることで回転し、他の前記ピンが前記スライド部材と接触して付勢することで前記スライド部材を前記第1方向の一方側に移動させる請求項4に記載の発電装置。
【請求項6】
前記駆動力伝達機構は、前記スライド部材を前記第1方向の他方側に付勢するスライド部材付勢部を有し、
前記ピンホイールがさらに回転して前記ピンによる前記スライド部材の前記第1方向の一方側への付勢が解除されると、前記スライド部材付勢部によって前記スライド部材が前記第1方向の他方側に移動し、当該移動時に前記発電部による発電が行われる請求項5に記載の発電装置。
【請求項7】
前記駆動力伝達機構は、前記ピンホイールを付勢し、前記ピンが前記スライド部材に接触した状態を維持するピンホイール付勢部を有する請求項5に記載の発電装置。
【請求項8】
請求項1ないし7のいずれか1項に記載の発電装置と、
前記発電装置で発電された電力により駆動する電子回路と、を有することを特徴とするスイッチ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発電装置およびスイッチに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載された発電装置は、ケースに設けられた発電部を有する。発電部は、ケースに固定された発電部本体と、発電部本体に対して回転する被駆動部と、を有する。そして、被駆動部が発電部本体に対して回転することで、発電部本体内でコイルと磁石とが相対的に回転して発電が行われる。また、ケースには、ケースに対してスライドするスライド部材と、スライド部材を一方向に付勢する発電用ばねと、が設けられている。そして、スライド部材と被駆動部とが噛み合っている。
【0003】
また、ケースには、回転するピンホイールと、ピンホイールを時計回りに付勢するピンホイールばねと、が設けられている。ピンホイールは、6つの突起部を有しており、ピンホイールばねによって付勢されることで、そのうちの1つの突起部がスライド部材に押し付けられている。また、ケースには、ピンホイールを反時計回りに回転させるためのスイッチレバーと、スイッチレバーをケースから突出するように付勢するスイッチ戻しばねと、が設けられている。
【0004】
このような発電装置では、スイッチレバーを押し込むことで発電が行われる。具体的には、スイッチレバーを押し込むと、ピンホイールがスイッチレバーによって付勢され、ピンホイールばねの付勢力に抗して反時計回りに回転する。ピンホイールが回転すると、スライド部材がピンホイールの突起部によって付勢され、発電用ばねの付勢力に抗してスライドする。この際、発電用ばねは、収縮して弾性力を蓄積する。ピンホイールがさらに回転して突起部がスライド部材から外れると同時に、発電用ばねに蓄積された弾性力が解放され、スライド部材が勢いよくスライドする。スライド部材がスライドすると、それと噛み合っている被駆動部が回転し、発電部において発電が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-080702号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、このような発電装置では、発電部を構成する被駆動部と発電部本体とがケースの厚さ方向(発電装置の回転軸に沿う方向)に重なって配置され、かつ、被駆動部の全体が発電部本体から突出してはみ出している。そのため、発電部の収容スペースを確保するためにケースが厚くなってしまい、発電装置の小型化、特に薄型化を図ることが困難である。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、小型化、特に薄型化を図ることのできる発電装置およびスイッチを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このような目的は、以下の(1)および(2)の本発明により達成される。
【0009】
(1) ステータおよび前記ステータに対して回転するロータを有する発電部本体と、前記発電部本体の外側に設けられ前記ロータに接続された被駆動部と、を有し、前記被駆動部が前記発電部本体に対して回転することで発電する発電部と、
発電時に操作される操作部材と、
前記操作によって前記操作部材が受けた力を前記被駆動部に伝達し、前記被駆動部を回転させる駆動力伝達機構と、を有し、
前記発電部本体は、前記被駆動部の少なくとも一部を収容する凹没部を有することを特徴とする発電装置。
【0010】
(2) 上記(1)に記載の発電装置と、
前記発電装置で発電された電力により駆動する電子回路と、を有することを特徴とするスイッチ。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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