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公開番号
2025006348
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107081
出願日
2023-06-29
発明の名称
ストレージ管理プログラム、情報処理システム及びストレージ管理方法
出願人
エフサステクノロジーズ株式会社
代理人
弁理士法人真田特許事務所
,
個人
主分類
G06F
16/13 20190101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ボリュームの乖離値の計算精度を向上させ、ユーザに正しい情報を提供する。
【解決手段】設定された複数のボリュームの割り当て及び割り当て解除を示す情報に基づいて、複数のボリュームのそれぞれが使用されていない時間帯を除いた通信時間に関する指標値の平均値を算出し、複数のボリュームのそれぞれについて所定時間毎に取得した指標値と算出した平均値との乖離値を算出し、複数のボリュームの中から算出した乖離値の高いボリュームと、乖離値に対応する時間帯とを抽出して提示する、処理をコンピュータに実行させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
設定された複数のボリュームの割り当て及び割り当て解除を示す情報に基づいて、前記複数のボリュームのそれぞれが使用されていない時間帯を除いた通信時間に関する指標値の平均値を算出し、
前記複数のボリュームのそれぞれについて所定時間毎に取得した指標値と前記算出した平均値との乖離値を算出し、
前記複数のボリュームの中から算出した前記乖離値の高いボリュームと、前記乖離値に対応する時間帯とを抽出して提示する、
処理をコンピュータに実行させる、ストレージ管理プログラム。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記複数のボリュームの中から算出した前記乖離値の高い二以上のボリュームを、前記乖離値順にソートして、クライアント装置に提示する、
処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1に記載のストレージ管理プログラム。
【請求項3】
前記指標値は、Input Output Per Second(IOPS)値又はレスポンス値である、
請求項1又は2に記載のストレージ管理プログラム。
【請求項4】
クライアント装置と管理装置とストレージ装置とを有する情報処理システムであって、
前記管理装置は、
前記クライアント装置によって設定された前記ストレージ装置における複数のボリュームの割り当て及び割り当て解除を示す情報に基づいて、前記複数のボリュームのそれぞれが使用されていない時間帯を除いた通信時間に関する指標値の平均値を算出し、
前記複数のボリュームのそれぞれについて所定時間毎に取得した指標値と算出した平均値との乖離値を算出し、
前記複数のボリュームの中から算出した前記乖離値の高いボリュームと、前記乖離値に対応する時間帯とを抽出して提示する、
プロセッサを備える、情報処理システム。
【請求項5】
クライアント装置と管理装置とストレージ装置とを有する情報処理システムにおいて、
前記管理装置が備えるコンピュータは、
前記クライアント装置によって設定された前記ストレージ装置における複数のボリュームの割り当て及び割り当て解除を示す情報に基づいて、前記複数のボリュームのそれぞれが使用されていない時間帯を除いた通信時間に関する指標値の平均値を算出し、
前記複数のボリュームのそれぞれについて所定時間毎に取得した指標値と算出した平均値との乖離値を算出し、
前記複数のボリュームの中から算出した前記乖離値の高いボリュームと、前記乖離値に対応する時間帯とを抽出して提示する、
処理を実行する、ストレージ管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ストレージ管理プログラム、情報処理システム及びストレージ管理方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ストレージ管理ソフトにおいて登録したストレージに業務用ボリュームが作成され、同じくストレージ管理ソフトに登録した業務サーバに作成された業務用ボリュームが割り当てられ、業務が行われることがある。異なる業務毎に別のボリュームが使用され、ストレージシステムにおけるボリューム数は数千・数万規模に及ぶことがある。
【0003】
ボリューム毎に単位時間毎(例えば、1分毎)に、性能情報(例えば、IOPS;Input Output Per Second)が所定期間(例えば、90日間)収集記録され、性能が大きく乖離したボリュームとその期間を利用者に通知することがある。その情報を通知することで、利用者は大きく負荷がかかっているボリュームとその時刻を把握することができる。
【0004】
性能が大きく乖離したボリュームとその期間を求めるには、収集記録した長期間の性能情報群に基づき性能情報の乖離基準値が算出され、乖離基準値から所定以上離れた性能情報と該性能情報を記録した時刻が性能情報群から抽出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-190000号公報
特開2018-190055号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
性能情報群の全期間に基づき性能情報の乖離基準値を算出すると、実際にボリュームが使われていない時間も含まれた乖離基準値が算出されてしまう。収集記録される性能情報がIOPS等の場合は、実際にボリュームが使われていない時間(IOPSが0である時間)も乖離基準値の算出に含むと、乖離基準値が不当に下がってしまうため、乖離値の計算を正確に行うことができないおそれがある。
【0007】
乖離値の計算をより正確に行うためにボリュームが実際に使われた時刻の性能情報に基づき性能情報の乖離基準値を算出したいが、ボリュームが実際に使われた上で、IOPSが0である場合と、ボリュームが使われていない時間のIOPSが0である場合とを性能情報だけでは区別することができず、0データを排除できないおそれがある。
【0008】
1つの側面では、ボリュームの乖離値の計算精度を向上させ、ユーザに正しい情報を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
1つの側面では、ストレージ管理プログラムは、設定された複数のボリュームの割り当て及び割り当て解除を示す情報に基づいて、前記複数のボリュームのそれぞれが使用されていない時間帯を除いた通信時間に関する指標値の平均値を算出し、前記複数のボリュームのそれぞれについて所定時間毎に取得した指標値と前記算出した平均値との乖離値を算出し、前記複数のボリュームの中から算出した前記乖離値の高いボリュームと、前記乖離値に対応する時間帯とを抽出して提示する、処理をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0010】
1つの側面では、ボリュームの乖離値の計算精度を向上させ、ユーザに正しい情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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