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公開番号
2025006262
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106944
出願日
2023-06-29
発明の名称
インク、インクを印刷して形成された印刷層を有する印刷物およびインクを印刷して得られる印刷物の製造方法
出願人
DIC株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09D
11/037 20140101AFI20250109BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】本発明は、天然色素を用いたインクの提供を課題とする。
【解決手段】本発明は、少なくとも着色剤及び溶媒を含有し、前記着色剤が、フィコシアニンを含有することを特徴とするインク、当該インクを印刷して形成された印刷層を有する印刷物、およびインクを印刷して得られる印刷物の製造方法に関する。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも着色剤及び溶媒を含有し、
前記着色剤が、フィコシアニンを含有することを特徴とするインク。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記フィコシアニンが、スピルリナ属の藍藻類由来のフィコシアニンである、請求項1に記載のインク。
【請求項3】
前記フィコシアニンが、リナブルーG1(商品名、DICライフテック社製)である、請求項1又は2に記載のインク。
【請求項4】
前記着色剤が、水に不溶化(レーキ化)したフィコシアニンを含有する、請求項1~3のいずれか一項に記載のインク。
【請求項5】
前記着色剤が、フィコシアニンと、シリカ構造体とが複合化してなるものである、請求項1~3のいずれか一項に記載のインク。
【請求項6】
前記シリカ構造体が、化学結合がQ4結合で構成されているシリカを主成分とする相と空気相とからなる2相連続型シリカ構造体である、請求項5に記載のインク。
【請求項7】
さらに分散樹脂を含有する、請求項1~6のいずれか一項に記載のインク。
【請求項8】
さらにバインダーを含有する、請求項1~7のいずれか一項に記載のインク。
【請求項9】
前記バインダーが、バイオマス資源由来の化合物を用いて製造された樹脂を含有する、請求項8に記載のインク。
【請求項10】
前記バイオマス資源由来の化合物が、ジオール化合物である、請求項9に記載のインク。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インク、インクを印刷して形成された印刷層を有する印刷物およびインクを印刷して得られる印刷物の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、インク、塗料、化粧料等種々の用途に色を付与するために、染料や顔料といった色材は広く使用されている。これらの中でも青色1号、黄色5号などの合成着色料は食品用途にも使用されてきた。
近年、その発がん性等の問題から、合成着色料を忌避する傾向が強く、より安全性が高いと思われる天然色素に対しての期待が大きくなっている。
昨今では、上記のような食品用途のみならず工業用途においても、天然由来素材への要求が高まっており、包装材や緩衝材の着色料として天然色素の使用が求められている。工業用染料で着色した包装紙や緩衝材を食品の容器として使用する場合、雨水等の水により染料成分の色流れや色落ちが原因で接触していた食品が汚染するなどの問題が起こっていた。
【0003】
例えば、青色を呈する天然色素として藻類色素のフィコシアニンがある。フィコシアニンは蛋白質結合色素であり、藍藻類のスピルリナ等から抽出することができることが知られている。フィコシアニンは鮮明な青色を呈する色素であり、サステナブル色素として市場の期待も大きい。
【0004】
特許文献1には、フィコシアニン(A)と、ヒドロキシ基を1つ以上含む多価カルボン酸(B)と、スクロースエステル及びポリグリセリンエステル群から選ばれる少なくとも一種のHLB15以上の非イオン性乳化剤(C)とを含有することを特徴とする、酸性色素材水溶液が記載されており、当該色素材水溶液を食品飲料類、錠剤等の医薬品や化粧品に用いることが開示されている。
【0005】
しかしながら、フィコシアニンを工業用顔料に配合した場合の研究は十分に行われているとはいえず、その有用性の解明・活用が十分に行われていないという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開第2020/129745号公報
特開平11 299450号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従って本発明が解決しようとする課題は、フィコシアニンを用いたインク、当該インクを印刷して形成された印刷層を有する印刷物および当該インクを印刷して得られる印刷物の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
インクは、少なくとも着色剤及び溶媒を含有し、着色剤が、フィコシアニンを含有する。
【0009】
インクは、フィコシアニンが、スピルリナ属の藍藻類由来のフィコシアニンである。
【0010】
インクは、フィコシアニンが、リナブルーG1(商品名、DICライフテック社製)である。
(【0011】以降は省略されています)
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