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公開番号
2025006252
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106924
出願日
2023-06-29
発明の名称
蓄電モジュール
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/112 20210101AFI20250109BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ケースの収容空間を大きくしつつ、電極体の保持力の低下を抑制する。
【解決手段】本開示に基づく蓄電モジュール1において、ケース200は、ケース本体210と、少なくとも1つの隔壁部220とを有している。ケース本体210は、電気的絶縁性を有し、複数の電極体100を取り囲んでいる。隔壁部220は、電気的絶縁性を有し、互いに隣り合う複数の電極体100同士の間に位置してケース本体210の収容空間Sを区画している。隔壁部220は、基部221と、第1突出部222とを有している。基部221は板状であり、第1方向D1に直交する平面方向に沿って延びている。第1突出部222は、基部221から、第1方向D1における一方側に突出して複数の電極体100のうちの1つと接している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に並ぶ複数の電極体と、
前記複数の電極体を収容する、ケースとを備え、
前記ケースは、
電気的絶縁性を有し、前記複数の電極体を取り囲むケース本体と、
電気的絶縁性を有し、互いに隣り合う前記複数の電極体同士の間に位置して前記ケース本体の収容空間を区画する、少なくとも1つの隔壁部とを有し、
前記隔壁部は、前記第1方向に直交する平面方向に沿って延びる板状の基部と、該基部から、前記第1方向における一方側に突出して前記複数の電極体のうちの1つと接する、第1突出部とを有している、蓄電モジュール。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記第1突出部は、前記第1突出部と接する電極体に向かって凸状に湾曲している、請求項1に記載の蓄電モジュール。
【請求項3】
前記ケース本体は、
樹脂組成物で構成され、前記第1方向に直交する第2方向における一方側に位置する底壁部と、
樹脂組成物で構成されるとともに前記底壁部と一体的に成形され、該底壁部の周端から前記第2方向に起立して底壁部側とは反対側に向く開口を形成する周側壁部と、
前記開口を閉塞する蓋とを有し、
前記隔壁部は、前記底壁部および前記周側壁部と一体的に成形されており、
前記第1突出部の前記第1方向における寸法は、前記底壁部に向かうに従って大きくなる、請求項1に記載の蓄電モジュール。
【請求項4】
前記ケース本体は、
樹脂組成物で構成され、前記第1方向に直交する第2方向における一方側に位置する底壁部と、
樹脂組成物で構成されるとともに前記底壁部と一体的に成形され、該底壁部の周端から前記第2方向に起立して底壁部側とは反対側に向く開口を形成する周側壁部と、
前記開口を閉塞する蓋とを有し、
前記隔壁部は、前記底壁部および前記周側壁部と一体的に成形されており、
前記第1突出部の前記第1方向における寸法は、前記底壁部に向かうに従って小さくなる、請求項1に記載の蓄電モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電モジュールに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1(特開2019-106372号公報)に開示された電池ケースの収容部は、下部壁と複数(たとえば3つ、4つ、またはそれ以上)の側壁が一体化して内部に空間を形成し、下部壁に対向する開放面を有し、空間内に1つ以上(たとえば2つ、3つ、4つ、5つ、またはそれ以上)の隔壁が提供される。これにより、収容部は、空間内に配置される1つ以上の隔壁によって分離される複数の電池区画部を含む。それぞれの電池区画部には、電極組立体をそれぞれ収容できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-106372号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
蓄電モジュールのエネルギー密度向上のため、電池ケース内の収容空間は大きいことが好ましい。特許文献1に開示された電池ケースにおいて、ケース内の収容空間を大きくする場合には、隔壁を薄くすることが考えられる。しかしながら、隔壁が薄くなると、電極体からの押圧により、隔壁が変形しやすくなる。すなわち、隔壁を薄くすると電極体の保持力が低下する可能性がある。
【0005】
本開示は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ケースの収容空間を大きくしつつ、電極体の保持力の低下を抑制できる、蓄電モジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に基づく蓄電モジュールは、複数の電極体と、ケースとを備えている。複数の電極体は、第1方向に並んでいる。ケースは、複数の電極体を収容している。ケースは、ケース本体と、少なくとも1つの隔壁部とを有している。ケース本体は、電気的絶縁性を有し、複数の電極体を取り囲んでいる。隔壁部は、電気的絶縁性を有し、互いに隣り合う複数の電極体同士の間に位置してケース本体の収容空間を区画している。隔壁部は、基部と、第1突出部とを有している。基部は板状であり、第1方向に直交する平面方向に沿って延びている。第1突出部は、基部から、第1方向における一方側に突出して複数の電極体のうちの1つと接している。
【0007】
上記の構成によれば、基部を比較的薄くすることでケースの収容空間を大きくできる。一方で、第1突出部と基部とで構成された部分においては、隔壁部の厚さが比較的厚い。このため、この第1突出部と電極体とが接するように構成することで、ケースの収容空間における電極体の保持力の低下を抑制できる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ケースの収容空間を大きくしつつ、電極体の保持力の低下を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る蓄電モジュールを示す斜視図である。
実施形態1に係る蓄電モジュールを部分的に分解した分解斜視図である。
図1の蓄電モジュールをIII-III線矢印方向に見た断面図である。
図1の蓄電モジュールをIV-IV線矢印方向に見た断面図である。
図1の蓄電モジュールに収容された電極体をV-V線矢印方向に見た断面図である。
図2の蓄電モジュールの一部をVI-VI線矢印方向に見た部分的な断面図である。
実施形態1の各変形例に係る蓄電モジュールの部分断面図である。
実施形態2に係る蓄電モジュールを部分的に分解した分解斜視図である。
実施形態3に係る蓄電モジュールを部分的に分解した分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(【0011】以降は省略されています)
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