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公開番号
2025011570
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113757
出願日
2023-07-11
発明の名称
クランプ
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
B60K
15/01 20060101AFI20250117BHJP(車両一般)
要約
【課題】燃料配管を保持するクランプにおいて、キャッチに対するラッチの係止、離脱操作を損なうことなく、ラッチとキャッチとの係止部位に過大な外力が付加されたときに前記係止部位が破損することを抑制または防止可能とする。
【解決手段】クランプ1は、燃料配管10が入るコの字形のボディ2と、このボディ2の上開口を開閉可能とするようにヒンジ4を介して取り付けられるカバー3とを備え、ボディ2およびカバー3は、樹脂で形成されており、ボディ2とカバー3とには、ラッチ5と当該ラッチ5が離脱可能に係止されるキャッチ6とが振り分けて設けられており、ラッチ5またはキャッチ6は、ボディ2の外面に外向きに張り出すように配置されており、ボディ2の外面においてラッチ5またはキャッチ6の近傍には、ラッチ5またはキャッチ6の張り出し量と同じかそれ以上のリブ7が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
燃料配管を保持するクランプであって、
前記燃料配管が入るコの字形のボディと、このボディの上開口を開閉可能とするようにヒンジを介して取り付けられるカバーとを備え、
前記ボディおよび前記カバーは、樹脂で形成されており、
前記ボディと前記カバーとには、ラッチと当該ラッチが離脱可能に係止されるキャッチとが振り分けて設けられており、
前記ラッチまたは前記キャッチは、前記ボディの外面に外向きに張り出すように配置されており、
前記ボディの外面において前記ラッチまたは前記キャッチの近傍には、前記ラッチまたは前記キャッチの張り出し量と同じかそれ以上のリブが設けられていることを特徴とするクランプ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば燃料配管を保持するためのクランプに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、ハーネスを固定するクランプが開示されている。このクランプは、前記ハーネスが入るコの字形の本体部と、この本体部の開口にヒンジを介して取り付けられる蓋部とを備え、前記本体部の開口には第1ロック部が設けられており、前記蓋部の端部には第1ロック部に係止される第2ロック部が設けられている。
【0003】
例えば特許文献2には、フューエルチューブを保護するプロテクタが開示されている。このプロテクタは、クランプとカバーとを備え、前記クランプには爪部が設けられており、前記カバーには前記爪部が係止される係止口が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-062998号公報
特開2001-193895号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1,2では、前記第1ロック部と第2ロック部の係止部位や、前記爪部と前記係止口の係止部位に何らかの部品が衝突するなどして過大な外力が付加されたときに、前記係止部位が破損するおそれがある。
【0006】
仮に、前記本体部や前記蓋部は樹脂で形成されているが、その厚みなどにより剛性を高く設定すると、前記本体部と前記蓋部とに振り分けて設けられる第1、第2ロック部が係止時や離脱時に撓みにくくなるために、操作性が悪化することが懸念される。
【0007】
このような事情に鑑み、本発明は、キャッチに対するラッチの係止、離脱操作を損なうことなく、前記ラッチと前記キャッチとの係止部位に過大な外力が付加されたときに前記係止部位が破損することを抑制または防止可能とするクランプの提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、燃料配管を保持するクランプであって、前記燃料配管が入るコの字形のボディと、このボディの上開口を開閉可能とするようにヒンジを介して取り付けられるカバーとを備え、前記ボディおよび前記カバーは、樹脂で形成されており、前記ボディと前記カバーとには、ラッチと当該ラッチが離脱可能に係止されるキャッチとが振り分けて設けられており、前記ラッチまたは前記キャッチは、前記ボディの外面に外向きに張り出すように配置されており、前記ボディの外面において前記ラッチまたは前記キャッチの近傍には、前記ラッチまたは前記キャッチの張り出し量と同じかそれ以上のリブが設けられていることを特徴としている。
【0009】
この構成によれば、前記クランプにおいて前記ラッチと前記キャッチとの係止部位に何らかの部品が衝突するなどして過大な外力が付加されたときに、当該外力が前記係止部位だけでなくその周辺のリブにも付加されることになる。これにより、前記係止部位が破損することが抑制または防止される。これにより、前記ラッチの剛性を厚みなどにより高めるように設定する必要が無いから、前記キャッチに対するラッチの係止、離脱のための操作性が損なわれることが無い。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、キャッチに対するラッチの係止、離脱操作を損なうことなく、前記ラッチと前記キャッチとの係止部位に過大な外力が付加されたときに前記係止部位が破損することを抑制または防止可能とするクランプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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