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公開番号
2025006105
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106696
出願日
2023-06-29
発明の名称
排水処理システム及び排水処理方法
出願人
ルーセントC株式会社
代理人
個人
主分類
C02F
3/34 20230101AFI20250109BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】本発明は、より処理効率の高い排水処理システム及び排水処理方法を提供する。
【解決手段】本発明の一観点に係る排水処理システムSは、原水を貯留する第一の貯留槽11と、硝化剤121を収容する硝化タンク12と、第一の貯留槽から硝化タンクに原水を供給するための第一の配管13と、硝化処理された硝化処理水を第一の貯留槽へ戻す第二の配管16と、第一の配管及び第二の配管のいずれかに設けられる第一のポンプ14と、を有する循環型硝化システム1を備え、また、本発明の他の一観点に係る排水処理システムは、硝化処理水を貯留する第二の貯留槽21と、脱窒剤221を収容する脱窒タンク22と、第二の貯留槽から脱窒タンクに硝化処理水を供給するための第三の配管23と、脱窒された脱窒処理水を第二の貯留槽へ戻すための第四の配管25と、第三の配管及び第四の配管のいずれかに設けられる第二のポンプ24と、を有する循環型脱窒システム2を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
原水を貯留する第一の貯留槽と、
担体に硝化菌を保持させた硝化剤を収容する硝化タンクと、
前記第一の貯留槽から前記硝化タンクに前記原水を供給するための第一の配管と、
前記硝化タンクから前記第一の貯留槽に、硝化処理された硝化処理水を戻す第二の配管と、
前記第一の配管及び前記第二の配管の少なくともいずれかに設けられる第一のポンプと、を有する循環型硝化システムを備える排水処理システム。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記原水に酸素を供給する酸素供給手段を有する請求項1記載の排水処理システム。
【請求項3】
前記循環型硝化システムは、前記原水にpH調整剤を投入するpH調整手段と、を有する請求項1記載の排水処理システム。
【請求項4】
前記硝化処理水を貯留する第二の貯留槽と、
担体に脱窒菌を保持させた脱窒剤を収容する脱窒タンクと、
前記第二の貯留槽から前記脱窒タンクに前記硝化処理水を供給するための第三の配管と、
前記脱窒タンクから前記第二の貯留槽に、脱窒された脱窒処理水を戻すための第四の配管と、
前記第三の配管及び前記第四の配管の少なくともいずれかに設けられる第二のポンプと、を有する循環型脱窒システムを備える、請求項1記載の排水処理システム。
【請求項5】
前記循環型脱窒システムは、嫌気性状態を維持するために低酸素状態となっている請求項4記載の排水処理システム。
【請求項6】
硝化処理水を貯留する第二の貯留槽と、
担体に脱窒菌を保持させた脱窒剤を収容する脱窒タンクと、
前記第二の貯留槽から脱窒タンクに前記硝化処理水を供給するための第三の配管と、
前記脱窒タンクから前記第二の貯留槽に、脱窒された脱窒処理水を戻すための第四の配管と、
前記第三の配管及び前記第四の配管の少なくともいずれかに設けられる第二のポンプと、を有する循環型脱窒システムを備える排水処理システム。
【請求項7】
原水を、担体に硝化菌を保持させた硝化剤に循環させながら通して硝化させるステップ、
前記硝化された原水を、担体に脱窒菌を保持させた脱窒剤に循環させながら通して脱窒させるステップ、を備える排水処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、排水処理システム及び排水処理方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
食品製造、化学品製造等、生物を飼育した後の排水にはアンモニアが多く含まれており、排水としてその施設外から放出させるためには、アンモニアの濃度を所定の基準以下にしなければならない。
【0003】
アンモニアの濃度を基準以下に処理する方法としては、例えば下記特許文献1に、水生生物を飼育する飼育層と、焼土を充填した植物栽培層となる焼土充填層とを備える循環型飼育栽培装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-154383号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、水生生物の飼育と植物の栽培を両立させる技術としては有用であるが、アンモニアを多量に含む排水を処理するためにはより処理効率の高いシステムにしなければならないといった課題がある。
【0006】
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、より処理効率の高い排水処理システム及び排水処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する本発明の一観点に係る排水処理システムは、原水を貯留する第一の貯留槽と、担体に硝化菌を保持させた硝化剤を収容する硝化タンクと、第一の貯留槽から硝化タンクに原水を供給するための第一の配管と、硝化タンクから第一の貯留槽に、硝化処理された硝化処理水を戻す第二の配管と、第一の配管及び第二の配管の少なくともいずれかに設けられる第一のポンプと、を有する循環型硝化システムを備えるものである。
【0008】
また、本観点において、限定されるわけではないが、原水に酸素を供給する酸素供給手段を有することが好ましい。
【0009】
また、本観点において、限定されるわけではないが、循環型硝化システムは、原水にpH調整剤を投入するpH調整手段と、を有することが好ましい。
【0010】
また、本観点において、限定されるわけではないが、硝化処理水を貯留する第二の貯留槽と、担体に脱窒菌を保持させた脱窒剤を収容する脱窒タンクと、第二の貯留槽から脱窒タンクに硝化処理水を供給するための第三の配管と、脱窒タンクから第二の貯留槽に、脱窒された脱窒処理水を戻すための第四の配管と、第三の配管及び第四の配管の少なくともいずれかに設けられる第二のポンプと、を有する循環型脱窒システムを備えることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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