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公開番号
2025005934
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106384
出願日
2023-06-28
発明の名称
除菌装置及び温水装置
出願人
株式会社ノーリツ
,
株式会社デコ
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
C02F
1/32 20230101AFI20250109BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】紫外光源の電気的故障の発生が抑制された除菌装置を提供する。
【解決手段】除菌装置は、筐体と、紫外光源とを備える。筐体は、内部に流路がある。筐体は、流路へと除菌対象となる流体を流入させる流入口と、流路から流体を流出させる流出口とを有する。紫外光源は、流路を流れる流体に対して紫外線を照射する。筐体は、紫外光源が収納されている内部空間を有する。筐体には、内部空間が筐体の外部に連通している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、
紫外光源とを備え、
前記筐体は、内部に流路があり、
前記筐体は、前記流路へと除菌対象となる流体を流入させる流入口と、前記流路から前記流体を流出させる流出口とを有し、
前記紫外光源は、前記流路を流れる前記流体に対して紫外線を照射し、更に、
前記筐体は、前記紫外光源が収納されている内部空間を有し、
前記筐体には、前記内部空間が前記筐体の外部に連通している貫通経路が形成されている、除菌装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記貫通経路を通るハーネスを備え、
前記ハーネスは、前記紫外光源に接続されており、
前記ハーネスは、前記流出口から流出する前記流体の方向とは逆方向に前記筐体から引き出されている、請求項1に記載の除菌装置。
【請求項3】
ヒートシンクをさらに備え、
前記筐体は、本体部と、蓋部材とを有し、
前記本体部には、開口部が形成されており、
前記蓋部材は、前記開口部を閉塞するように前記本体部に取り付けられており、
前記ヒートシンクは、前記開口部に配置されており、
前記ヒートシンクは、前記紫外光源が配置される第1面と、前記第1面の反対面である第2面とを有し、
前記ヒートシンクには、前記第1面及び前記第2面において開口するように前記ヒートシンクを貫通している貫通孔が形成されており、
前記蓋部材は、前記第2面と対向している第3面を有し、
前記第3面には、溝が形成されており、
前記貫通経路は、前記貫通孔および前記溝から形成されている、請求項1に記載の除菌装置。
【請求項4】
前記第2面には、穴が形成されており、
前記第3面には、前記穴に挿入される突起が形成されており、
前記穴に前記突起が挿入された状態で、前記貫通孔は、平面視において前記溝に重なっている、請求項3に記載の除菌装置。
【請求項5】
前記蓋部材は、突出部を有し、
前記突出部は、平面視において、前記溝の延在方向に沿って前記本体部から突出している、請求項4に記載の除菌装置。
【請求項6】
前記蓋部材を前記本体部に取り付ける固定部を備え、
前記第3面の平面視において、前記固定部は前記本体部と重なる位置に配置されており、更に、
前記第3面上に、第1円形凸部および第2円形凸部が形成されており、
前記第1円形凸部および前記第2円形凸部の各々は、前記第3面の中心点を中心として円周状に形成され、
前記第2円形凸部の内径は、前記第1円形凸部の外径より大きく、
前記ヒートシンクは、前記第1円形凸部および前記第2円形凸部に接触している、請求項3に記載の除菌装置。
【請求項7】
前記第3面上に、一対の第1線形凸部および一対の第2線形凸部が形成されており、
前記第3面に対して平行な方向をx方向およびy方向とすると、
前記x方向は、前記y方向に対して垂直であり、
一対の前記第1線形凸部は、前記x方向に伸びており、
一対の前記第2線形凸部は、前記y方向に伸びており、
一対の前記第1線形凸部および一対の前記第2線形凸部の各々は、前記第1円形凸部に接続され、
前記ヒートシンクは、前記第1線形凸部および前記第2線形凸部に接触している、請求項6に記載の除菌装置。
【請求項8】
前記平面視において、前記第1線形凸部および前記第2線形凸部は、前記中心点から前記第1円形凸部の前記外径以上離れた位置に配置されている、請求項7に記載の除菌装置。
【請求項9】
前記中心点を通り、かつ前記x方向に平行な直線を第1直線とし、
前記中心点を通り、かつ前記y方向に平行な直線を第2直線とした時、
前記平面視において、
一対の前記第1線形凸部は前記第1直線に対して線対称となるように配置され、
一対の前記第2線形凸部は前記第2直線に対して線対称となるように配置されている、請求項7に記載の除菌装置。
【請求項10】
前記第3面上に第3線形凸部が形成されており、
前記第3線形凸部は、前記x方向あるいは前記y方向に沿って伸びている、請求項7に記載の除菌装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、除菌装置及び温水装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許第6080937号公報(特許文献1)には、流体除菌装置が記載されている。特許文献1に記載の流体除菌装置は、流路管と、光源とを有している。流路管の内部には、流路がある。流路の延在方向において、流路管は、流入口と、流出口とを有している。除菌対象となる流体は、流入口において流路に流入し、流出口において流路から流出する。光源は、流出口から流路を流れる流体に対して紫外線を照射する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6080937号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のような除菌装置において、光源が収納されている領域に湿気が侵入し、紫外光源の電気的故障が発生する恐れがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の除菌装置は、筐体と、紫外光源とを備える。筐体は、内部に流路がある。筐体は、流路へと除菌対象となる流体を流入させる流入口と、流路から流体を流出させる流出口とを有する。紫外光源は、流路を流れる流体に対して紫外線を照射する。筐体は、紫外光源が収納されている内部空間を有する。筐体には、内部空間が筐体の外部に連通している貫通経路が形成されている。
【発明の効果】
【0006】
本開示の除菌装置によると、紫外光源の電気的故障の発生が抑制された除菌装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態に係る除菌装置の正面図である。
実施の形態に係る除菌装置の平面図である。
図2の線分III-IIIにおける除菌装置の断面図である。
図2の線分IV-IVにおける除菌装置の部分拡大断面図である。
実施の形態に係る除菌装置におけるヒートシンクの底面図である。
実施の形態に係る除菌装置における蓋部材の底面図である。
実施の形態に係る温水装置の模式図である。
比較例に係る蓋部材の底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の実施形態の詳細を、図面を参照しながら説明する。以下の図面では、同一又は相当する部分に同一の参照符号を付し、重複する説明は繰り返さないものとする。実施形態に係る除菌装置を、除菌装置100とする。
【0009】
(除菌装置の構成)
以下に、除菌装置100の構成を説明する。
【0010】
図1は、実施の形態に係る除菌装置100の正面図である。図2は、実施の形態に係る除菌装置100の平面図である。図3は、図2の線分III-IIIにおける除菌装置100の断面図である。図4は、図2の線分IV-IVにおける除菌装置100の部分拡大断面図である。図1から図3に示されているように、除菌装置100は、筐体10と、流路部材20と、透光板30と、ヒートシンク40と、紫外光源50と、仕切り部材60とを有している。
(【0011】以降は省略されています)
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