TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025000339
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-07
出願番号
2023100141
出願日
2023-06-19
発明の名称
超純水製造装置
出願人
栗田工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C02F
1/44 20230101AFI20241224BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】ポンプ制御用のシーケンス回路が故障してもサブシステムの運転が継続される超純水製造装置を提供する。
【解決手段】超純水製造装置は、サブタンク11と、サブタンク11からの水を処理して超純水とする水処理装置と、サブタンク11の水を前記水処理装置に送水するためのサブポンプ12と、前記水処理装置で処理された超純水をユースポイント22に送水する送水配管21と、ユースポイント22で使用されなかった未使用超純水をリターン水として前記サブタンクに送水するリターン配管23と、サブポンプ12への給電の有無を切り替えるサブポンプ用リレー31と、超純水製造装置の運転期間中、サブポンプ用リレー31に接点閉信号を与えるシーケンス回路と、サブポンプ用リレー31と並列に設けられた予備リレー32と、を備える。予備リレー32は、前記水処理装置が通水状態の間は、接点閉状態になっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一次純水装置からの一次純水およびユースポイントで使用されなかった水を貯留するサブタンクと、
前記サブタンクからの水を処理して超純水とする水処理装置と、
前記サブタンクの水を前記水処理装置に送水するためのサブポンプと、
前記水処理装置で処理された超純水をユースポイントに送水する送水配管と、
ユースポイントで使用されなかった未使用超純水をリターン水として前記サブタンクに送水するリターン配管と、
前記サブポンプへの給電の有無を切り替えるサブポンプ用リレーと、
超純水製造装置の運転期間中、前記サブポンプ用リレーに接点閉信号を与えるシーケンス回路と、
前記サブポンプ用リレーと並列に設けられた予備リレーと、
を備え、
前記予備リレーは、前記水処理装置が通水状態の間は接点閉状態になっていることを特徴とする超純水製造装置。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記水処理装置は、該水処理装置内を流れる水を昇圧させるためのブースターポンプを有し、
前記超純水製造装置は、前記ブースターポンプへの給電の有無を切り替えるブースターポンプ用リレー、及び該ブースターポンプ用リレーと並列に設けられたブースターポンプ用予備リレーを備え、
前記シーケンス回路は、前記超純水製造装置の運転期間中、前記ブースターポンプ用リレーに接点閉信号を与え、
前記ブースターポンプ用予備リレーは、前記水処理装置が通水状態の間は接点閉状態になっていることを特徴とする請求項1に記載の超純水製造装置。
【請求項3】
前記水処理装置は、真空ポンプが接続された脱気膜装置を有し、
前記超純水製造装置は、前記真空ポンプへの給電の有無を切り替える真空ポンプ用リレー、及び該真空ポンプ用リレーと並列に設けられた真空ポンプ用予備リレーを備え、
前記シーケンス回路は、前記超純水製造装置の運転期間中、前記真空ポンプ用リレーに接点閉信号を与え、
前記真空ポンプ用予備リレーは、前記水処理装置が通水状態の間は接点閉状態になっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の超純水製造装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、超純水製造装置に関し、特に、超純水製造装置のポンプ等のスイッチ回路の改良に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体製造プロセス等で用いられている超純水は、図2に示すように、前処理システム1、一次純水システム3及びサブシステム10等から構成される超純水製造装置で原水(工業用水、市水、井水等)を処理することにより製造されている。
【0003】
凝集、加圧浮上(沈殿)、濾過装置等よりなる前処理システム1では、原水中の懸濁物質やコロイド物質の除去を行う。前処理システムの処理水は、一次純水原水タンク2を経て一次純水システム3に供給される。
【0004】
一次純水システム3は、逆浸透(RO)膜分離装置、脱気装置及びイオン交換装置(混床式、2床3塔式又は4床5塔式)を備えており、原水中のイオンや有機成分の除去を行う。
【0005】
一次純水システム3からの一次純水は、配管4を介してサブタンク11に送水される。配管4の途中にバルブ4aが設けられている。バルブ4aよりも上流側において配管4から配管5が分岐しており、配管5にバルブ5aが設けられている。バルブ制御器(図示略)によってバルブ4a,5aの開度を調節することにより、サブタンク11に供給される一次純水量が調節される。
【0006】
サブタンク11内の一次純水をサブポンプ12で冷却用熱交換器13、脱気膜装置14、低圧紫外線(UV)酸化装置16等の水処理装置に順次に通す。脱気膜装置14のガス分離膜よりも2次側(気体室)内は真空ポンプ15によって減圧される。
【0007】
低圧紫外線酸化装置16から流出した水を、ブースターポンプ17でさらに昇圧させ、脱イオン装置18及びUF装置19に順次に通水し、得られた超純水を配管21によってユースポイント22に送る。なお、ブースターポンプ17は、脱イオン装置18とUF装置19との間に配置されることもある。
【0008】
低圧紫外線酸化装置16では、通常、超純水製造装置に用いられる185nm付近の波長を有するUVを照射し、一次純水中のTOCを有機酸に分解する。この有機酸は、その他のイオンと共に、脱イオン装置18で除去される。なお、脱イオン装置18としては、電気脱イオン装置又は混床式イオン交換装置が用いられる。
【0009】
UF(限外濾過膜)装置19は、水中の微粒子を除去するためのものである。なお、UF膜を透過しなかった水(濃縮水)は、配管20によって一次純水原水タンク2に返送される。
【0010】
UF装置10からユースポイント12へ送水する配管11には流量計11aが設けられており、この流量計11aの検出流量が所定値となるようにサブポンプ12及びブースターポンプ17がインバータ制御方式のポンプ制御器(図示略)によって制御される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
栗田工業株式会社
超純水製造装置
3日前
栗田工業株式会社
金属部材の防食方法
29日前
栗田工業株式会社
微生物発電装置の運転方法
1か月前
栗田工業株式会社
原料の改質方法及び改質装置
16日前
栗田工業株式会社
生物処理水からの資源回収方法
1か月前
栗田工業株式会社
ベルトコンベアの発停感知方法
16日前
栗田工業株式会社
セメント含有造粒物の製造方法
2日前
株式会社日立製作所
搬送量算出方法
22日前
栗田工業株式会社
イオン交換システム及び超純水製造装置
1か月前
栗田工業株式会社
フィンチューブの洗浄治具及び洗浄方法
1か月前
栗田工業株式会社
冷却塔の性能判断方法および冷却システム
23日前
栗田工業株式会社
電気脱イオン装置の脱塩水の水質測定方法
29日前
栗田工業株式会社
冷却塔の状態評価方法および冷却塔システム
2日前
栗田工業株式会社
pH調整水製造装置、及びpH調整水の製造方法
1か月前
栗田工業株式会社
ベルトプレス脱水機の脱水ケーキの含水率予測方法及び汚泥の脱水処理方法
15日前
栗田工業株式会社
電気脱イオン装置、そのメンテナンス方法、及び電気脱イオン装置の管理方法
22日前
栗田工業株式会社
混合イオン交換樹脂におけるアニオン交換樹脂とカチオン交換樹脂との分離方法
2か月前
株式会社クボタ
水処理装置
3日前
株式会社クボタ
水処理装置
3日前
株式会社日本トリム
水処理装置
29日前
株式会社ノーリツ
電解水生成装置
1日前
株式会社クボタ
膜分離装置
16日前
前澤工業株式会社
急速混和槽
23日前
オルガノ株式会社
純水製造装置
3日前
栗田工業株式会社
超純水製造装置
3日前
水道機工株式会社
微細藻類の回収方法
1か月前
鹿島建設株式会社
整流壁
29日前
オルガノ株式会社
水質予測方法及び装置
1日前
日本特殊膜開発株式会社
雨水より安全な純水の製造方法
1か月前
東上ガス株式会社
排水処理装置
24日前
DOWAテクノロジー株式会社
被処理水の処理方法
29日前
株式会社フジテクノ
道路橋排水樋水質改善部材および水質改善具
1日前
国立大学法人神戸大学
水処理方法及び水処理装置
1日前
ミヨシ油脂株式会社
スケール防止剤
17日前
三菱ケミカル・クリンスイ株式会社
ポット型浄水器
29日前
栗田工業株式会社
電気脱イオン装置の脱塩水の水質測定方法
29日前
続きを見る
他の特許を見る