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公開番号
2024168707
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085603
出願日
2023-05-24
発明の名称
生物処理水からの資源回収方法
出願人
栗田工業株式会社
,
株式会社土谷特殊農機具製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
C02F
1/28 20230101AFI20241128BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】各種産業や下水の生物処理中のアンモニアを回収して有効活用することを課題とする。
【解決手段】嫌気処理水などのアンモニア含有生物処理水とゼオライトとを接触させて、ゼオライトにアンモニアを吸着させ、アンモニアが吸着したゼオライトを肥料又は土壌改良材として使用する生物処理水からの資源回収方法。ゼオライトに対しアンモニアと共にカリウムを吸着させてもよい。アンモニアを吸着させた後の処理水の少なくとも一部を液肥として使用する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アンモニア含有生物処理水とゼオライトとを接触させてゼオライトにアンモニアを吸着させ、アンモニアが吸着したゼオライトを肥料又は土壌改良材として使用する生物処理水からの資源回収方法。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
生物処理水が嫌気処理水である請求項1に記載の生物処理水からの資源回収方法。
【請求項3】
嫌気処理がメタン発酵処理である請求項2に記載の生物処理水からの資源回収方法。
【請求項4】
前記ゼオライトに対しアンモニアと共にカリウムを吸着させる請求項1に記載の生物処理水からの資源回収方法。
【請求項5】
アンモニアを吸着させた後の処理水の少なくとも一部を液肥として使用する請求項1~4のいずれかに記載の生物処理水からの資源回収方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は生物処理水からの資源回収方法に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
食品産業、化学産業、農業などの各種産業や下水の生物処理水には、アンモニアが100mg/L以上の濃度で存在している。特にバイオガス発電所等における嫌気生物処理水には、アンモニアが1000mg/L以上の濃度で存在していることが多い。このような生物処理水をそのまま放流すると河川や海の富栄養化を招くため、一般的には硝化脱窒処理を行って窒素へと変換した後、放流している。
【0003】
近年、アンモニアは水素キャリアとして注目されており、エネルギーソースとして考えられるようになって来ている。また、農業における貴重な窒素源でもある。上述の通り、現状では、各種産業や下水の生物処理中のアンモニアは有効活用されていない。
【0004】
特許文献1には、アンモニア性窒素含有廃水中のアンモニアをゼオライト系鉱物によって除去することが記載されている。また、特許文献1の実施例には、アンモニアを吸着したゼオライトからNaCl20%溶液によってアンモニアを脱着させ、脱着廃液に塩化マグネシウム及びリン酸第一ナトリウムを加えてリン酸マグネシウムアンモニウムを沈殿させること、この沈殿は塩基性肥料として利用可能であることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特公昭58-16951号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、各種産業や下水の生物処理水中のアンモニアを回収して有効活用することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1] アンモニア含有生物処理水とゼオライトとを接触させてゼオライトにアンモニアを吸着させ、アンモニアが吸着したゼオライトを肥料又は土壌改良材として使用する生物処理水からの資源回収方法。
【0008】
[2] 生物処理水が嫌気処理水である[1]に記載の生物処理水からの資源回収方法。
【0009】
[3] 嫌気処理がメタン発酵処理である[2]に記載の生物処理水からの資源回収方法。
【0010】
[4] 前記ゼオライトに対しアンモニアと共にカリウムを吸着させる[1]に記載の生物処理水からの資源回収方法。
(【0011】以降は省略されています)
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