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公開番号2025004482
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-15
出願番号2023104197
出願日2023-06-26
発明の名称液体浄化方法、および、液体浄化システム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類C02F 1/78 20230101AFI20250107BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】 大きなコストをかけることなく高効率に液体を浄化する処理対象の液体を浄化する液体浄化方法および液体浄化方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明における液体浄化方法は、第1の容器と該第1の容器の内部に処理対象の液体を準備する工程と、前記液体中に配された超音波振動子を発振させることにより、前記液体の液面より上方に前記液体の微小液滴を発生させる発生工程と、前記微小液滴をオゾンと接触させることにより、前記液体を浄化させる浄化工程と、を備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1の容器と該第1の容器の内部に処理対象の液体を準備する工程と、
前記液体中に配された超音波振動子を発振させることにより、前記液体の液面より上方に前記液体の微小液滴を発生させる発生工程と、
前記微小液滴をオゾンと接触させることにより、前記液体を浄化させる浄化工程と、
を有することを特徴とする液体浄化方法。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記発生工程は、前記微小液滴を霧状に発生させ、前記オゾンと接触させることを特徴とする請求項1記載の液体浄化方法。
【請求項3】
前記微小液滴が20μm以下のファインバブルを含有する請求項1または2に記載の液体浄化方法。
【請求項4】
前記ファインバブルは、1μm以下のウルトラファインバブルを含むことを特徴とする請求項3に記載の液体浄化方法。
【請求項5】
前記20μm以下のファインバブルに占める前記ウルトラファインバブルの個数割合が99%以上であることを特徴とする請求項4に記載の液体浄化方法。
【請求項6】
前記発生工程における、前記液体の液面は、前記超音波振動子からの厚みが15cm以下であることを特徴とする請求項1または2記載の液体浄化方法。
【請求項7】
前記ウルトラファインバブルは、20μm以下の泡の体積平均粒子径(dw)と数平均粒子径(dn)の比(dw/dn)が5以下であることを特徴とする請求項4または5いずれか記載の液体浄化方法。
【請求項8】
前記浄化工程によって、浄化された液体を第2の容器に回収する回収工程をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の液体浄化方法。
【請求項9】
前記浄化工程の後工程に紫外線を照射する照射工程をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の液体浄化方法。
【請求項10】
前記浄化工程は、相対湿度の平均値が90%以上の環境下で、前記液体を浄化させることを特徴とする請求項1または2に記載の液体浄化方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、処理対象の液体を浄化する、液体浄化方法、および、液体浄化システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
オゾンガスを用いた液体浄化方法は、上下水道設備で活用されている。オゾンは薬品による殺菌と異なり、自己分解して酸素になるため、残留性がない。また原料も大気中の酸素からや、水から発生させるため、薬品調達・管理の点からも採用する利点がある。
【0003】
オゾンガスを用いて液中へ溶解させる手法として、バブリングが採用されている。ガスのバブリングによる溶解では、十分にオゾンが溶解する前に泡が浮上し、気相へ拡散するため、オゾンガスの活用が非効率であった。また浮上し気相へ拡散した未溶解のオゾンガスは、そのまま大気放出することはできず、別途排オゾンガス処理装置を設ける必要があり、コストが高くなる傾向があった。
【0004】
特許文献1では、ラインミキサーを用いた攪拌力によって、オゾンガスをバブリングする際の気泡径を小さくし、浮上速度を抑制し、液中滞在時間を長期化することで、オゾンガスの有効活用を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4259797号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、処理対象の液体中におけるオゾンを気泡化させることに向けられた発明であり、処理対象の液体に対するオゾンの溶化効率が十分でなく、処理対象の液体の浄化に係るコストが大きかった。
【0007】
上記課題に鑑み、大きなコストをかけることなく高効率に液体を浄化する液体浄化方法および液体浄化システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態に係る液体浄化方法は、第1の容器と該第1の容器の内部に処理対象の液体を準備する工程と、
前記液体中に配された超音波振動子を発振させることにより、前記液体の液面より上方に前記液体の微小液滴を発生させる発生工程と、
前記微小液滴をオゾンと接触させることにより、前記液体を浄化させる浄化工程と、
を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、大きなコストをかけることなく高効率に処理対象の液体を浄化する液体浄化方法および液体浄化システムを提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
液体浄化システム構成を説明するための図。
液体浄化システムによって、浄化された液体を第2の容器に回収する液体浄化方法を説明するための図。
水銀ランプ併設した液体浄化システムの機能構成を説明するための図。
超音波振動子を複数配置した液体浄化システムの機能構成を説明するための図。
超音波振動子にメッシュ式を用いた液体浄化システムを説明するための図。
超音波振動子を斜め上向きに傾斜させた液体浄化システムを説明するための図。
インラインでの連続運転を想定した液体浄化システムを説明するための図。
液体浄化システムによる、液面での液体浄化方法を説明するための図。
2重構造の容器による液体浄化システムを説明するための図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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