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公開番号
2024179622
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098608
出願日
2023-06-15
発明の名称
電解液生成装置
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
C02F
1/461 20230101AFI20241219BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】電極間距離を安定化し、意図しない塩素濃度での衛生水の生成を抑制できる電解液生成装置を提供する。
【解決手段】第1電極板を備える本体部材と、第2電極板を備える蓋部材と、前記本体部材と前記蓋部材との間に設けられ前記第1電極板及び前記第2電極板により被電解液を電解する電解槽と、を備え、前記本体部材と前記蓋部材とは螺合して結合され、前記蓋部材の外周には、ウォームホイールが形成され、前記本体部材には、前記ウォームホイールに螺合され前記蓋部材を回動可能なウォームギアを備える、電解液生成装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1電極板を備える本体部材と、第2電極板を備える蓋部材と、前記本体部材と前記蓋部材との間に設けられ前記第1電極板及び前記第2電極板により被電解液を電解する電解槽と、を備え、
前記本体部材と前記蓋部材とは螺合して結合され、
前記蓋部材の外周には、ウォームホイールが形成され、
前記本体部材には、前記ウォームホイールに螺合され前記蓋部材を回動可能なウォームギアを備える、
電解液生成装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記本体部材は、前記電解槽に被電解液を流入させる入口継手と、前記電解槽から電解液または前記被電解液を流出させる出口継手とが接続され、平板状に形成された第1底部と、雌ねじ部とを備え、
前記蓋部材は、平板状に形成された第2底部と、前記雌ねじ部に螺合する雄ねじ部とを備え、
前記第1底部には前記第1電極板が設けられ、前記第2底部には前記第2電極板が設けられている、
請求項1に記載の電解液生成装置。
【請求項3】
前記蓋部材は、前記ウォームホイールに沿って形成され前記第1電極板及び前記第2電極板の距離を示す目盛を備える、
請求項1に記載の電解液生成装置。
【請求項4】
前記電解槽は、前記第1底部及び前記第2底部により囲まれるように形成されており、
前記蓋部材は、前記電解槽を水密に塞ぐOリングを備える、
請求項2に記載の電解液生成装置。
【請求項5】
前記本体部材は、前記本体部材を貫通して前記第1電極板に電気的に接続される端子を備え、
前記蓋部材は、前記蓋部材を貫通して前記第2電極板に電気的に接続される端子を備える、
請求項2または3に記載の電解液生成装置。
【請求項6】
前記ウォームギアを回動させる操作ハンドルモータを備え、
前記操作ハンドルモータを駆動することで、前記第1電極板と前記第2電極板の距離を変更する制御部を備える、
請求項2または3に記載の電解液生成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電解液生成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、原水の導電率に応じて電極間の距離を制御し、電極間の位置を可変することにより、広範囲の導電率の水を電解することのできる電解液生成装置の技術を開示する。電極間の距離は、モーター駆動によりギアが回転し、軸を介して、絶縁が施されたバネで連結された電極が移動し、電極間距離が可変することにより制御される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-179566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、電極間距離を安定化し、意図しない塩素濃度での衛生水の生成を抑制できる電解液生成装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における電解液生成装置は、第1電極板を備える本体部材と、第2電極板を備える蓋部材と、前記本体部材と前記蓋部材との間に設けられ前記第1電極板及び前記第2電極板により被電解液を電解する電解槽と、を備え、前記本体部材と前記蓋部材とは螺合して結合され、前記蓋部材の外周には、ウォームホイールが形成され、前記本体部材には、前記ウォームホイールに螺合され前記蓋部材を回動可能なウォームギアを備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示における電解液生成装置は、ウォームギアの連結により、蓋部材側からは動かすことができないため、作業者が不用意に蓋部材を触っても電極間距離がずれることがない。よって、電極間距離を安定化し、意図しない塩素濃度での衛生水の生成を抑制できる。そして、このように電極間の距離を安定させた上で、被電解液の導電率に合わせて電極間の電圧を最適化することにより、水道水のみならず、例えば食塩水のような、導電率が水道水よりも高い被電解液であっても、電圧と塩素の発生効率のバランスを取って電解を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
電解液生成装置の斜視図
電解液生成装置を上方から見た平面図
電解液生成装置を下方から見た平面図
図3のIV-IV断面図
本体部材の斜視図
蓋部材の斜視図
実施の形態2にかかる電解液生成装置の要部を示すブロック図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、モーター駆動によりギアが回転し、軸を介して、絶縁が施されたバネで連結された電極が移動し、電極間距離が可変するという技術があった。しかしながら、従来の技術では、電極間距離を安定化させる機構がないため、電極間距離に意図しないずれが発生する可能性がある、と言う課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、電極間距離を安定化し、意図しない塩素濃度での衛生水の生成を抑制できる電解液生成装置を提供する。
【0009】
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
【0010】
(実施の形態1)
[1-1.構成]
図1は、電解液生成装置1の斜視図である。図2は、電解液生成装置1を上方から見た平面図である。図3は、電解液生成装置1を下方から見た平面図である。図4は、図3のIV-IV断面図である。図5は、本体部材3の斜視図である。図6は、蓋部材5の斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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