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公開番号2025005718
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023106019
出願日2023-06-28
発明の名称ブレーキ内蔵モータ
出願人山洋電気株式会社
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類H02K 7/102 20060101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】小型でより多くの巻き線を収容できるブレーキ内蔵モータを提供する。
【解決手段】ブレーキ内蔵モータ1は、電磁ブレーキ装置3を有する。電磁ブレーキ装置3は、回転軸部10と、ブレーキ機構20と、ブレーキ機構20を回転軸部10に対して回転可能に支持する軸受5を有する。ブレーキ機構20は、巻き線21とヨーク30を有する。ヨーク30は、収容部37と、軸受5の外輪52が固定される軸受固定部36と、を有する。回転軸線Axの径方向から見て、収容部37の少なくとも一部は軸受固定部36と重なっている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
モータと、非導通時に前記モータに制動力を作用させる電磁ブレーキ装置とを有するブレーキ内蔵モータであって、
前記電磁ブレーキ装置は、
回転軸線方向に延びる回転軸部と、
前記回転軸部に制動力を作用させるブレーキ機構と、
前記ブレーキ機構を前記回転軸部に対して回転可能に支持する軸受と、を有し
前記ブレーキ機構は、
巻き線と、
前記巻き線を収容するヨークと、を有し、
前記ヨークは、前記巻き線を収容する収容部と、前記軸受の外輪が固定される軸受固定部と、を有し、
前記回転軸線の径方向から見て、前記収容部の少なくとも一部は前記軸受固定部と重なっている、ブレーキ内蔵モータ。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記ヨークは、前記巻き線の外周を覆う外壁部と、前記巻き線の前記回転軸線の前記モータの反対側の端部を覆う端壁部と、を一体的に有し、
前記端壁部の内面は、前記軸受の前記外輪の前記モータ側の面よりも、前記回転軸線の方向について前記モータの反対側に位置している、請求項1に記載のブレーキ内蔵モータ。
【請求項3】
前記収容部は、内側収容部と、前記内側収容部の外側にある外側収容部を有し、
前記外側収容部は前記内側収容部よりも前記回転軸線方向に長い、請求項1または2に記載のブレーキ内蔵モータ。
【請求項4】
前記ブレーキ機構は、前記モータを収容するケースに固定されており、
前記ブレーキ機構は、前記回転軸部とともに回転する摩擦部材に制動力を付与する、請求項1または2に記載のブレーキ内蔵モータ。
【請求項5】
前記ブレーキ機構は、摩擦部材と、インナプレートと、アウタプレートと、ガイドピンと、を有し、
前記アウタプレートは、前記ガイドピンによって前記ヨークから前記回転軸線方向について離れた位置に固定されており、
前記インナプレートは前記ガイドピンによって、前記回転軸線方向に移動可能かつ、回転不可能に支持されており、
前記摩擦部材は前記回転軸線方向について前記インナプレートと前記アウタプレートとの間に設けられている、
請求項1または2に記載のブレーキ内蔵モータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ブレーキ内蔵モータに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、モータ回転軸の後端が軸受を介してモータ端板によって支持されるブレーキ内蔵モータを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-005205号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のブレーキ内蔵モータにおいては、モータ端板とモータの後端との間にデッドスペースが発生し、ブレーキ内蔵モータ全体の軸長が長くなってしまう。
そこで本開示は小型でより多くの巻き線を収容できるブレーキ内蔵モータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一側面に係るブレーキ内蔵モータは、
モータと、非導通時に前記モータに制動力を作用させる電磁ブレーキ装置とを有するブレーキ内蔵モータであって、
前記電磁ブレーキ装置は、
回転軸線方向に延びる回転軸部と、
前記回転軸部に制動力を作用させるブレーキ機構と、
前記ブレーキ機構を前記回転軸部に対して回転可能に支持する軸受と、を有し
前記ブレーキ機構は、
巻き線と、
前記巻き線を収容するヨークと、を有し、
前記ヨークは、前記巻き線を収容する収容部と、前記軸受の外輪が固定される軸受固定部と、を有し、
前記回転軸線の径方向から見て、前記収容部の少なくとも一部は前記軸受固定部と重なっている。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、小型でより多くの巻き線を収容できるブレーキ内蔵モータが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本開示に係るブレーキ内蔵モータの断面図である。
図2は、ブレーキ機構を示す、図1の部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、実施形態の説明において既に説明された部材と同一の参照番号を有する部材については、説明の便宜上、その説明は省略する。
【0009】
図1は、本開示に係るブレーキ内蔵モータ1の断面図である。図1に示すように、ブレーキ内蔵モータ1は、モータ2と、電磁ブレーキ装置3と、モータ2および電磁ブレーキ装置3を覆うケース4とを有する。本開示のブレーキ内蔵モータ1は、非通電時にモータ2に制動力が作用する、無励磁作動型電磁ブレーキ付きのブレーキ内蔵モータである。
【0010】
電磁ブレーキ装置3は、回転軸線Ax方向に延びる回転軸部10と、回転軸部10に制動力を作用させるブレーキ機構20と、ブレーキ機構20を回転軸部10に対して回転可能に支持する軸受5を有する。なお、以降の説明で、回転軸線Ax方向について、図1の左方を前方F、図1の右方を後方Rと呼ぶことがある。
(【0011】以降は省略されています)

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