TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025005520
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023105713
出願日
2023-06-28
発明の名称
DMドキュメント生成システム
出願人
福島印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約
【課題】チェシャー・ラベルを用いた画一的なDM(ダイレクトメール)発行の体制から、顧客毎に媒体や内容を異ならせたDM発行の体制に、容易に移行させるDMドキュメント生成システムを提供する。
【解決手段】テンプレート記憶部16と、複数の画像データを格納しておく素材データ記憶部18と、抽出部12と、コンテンツ生成部14を備えたDMドキュメント生成システム10であって、抽出部12は、宛名ラベル位置情報に基づき、宛名PDFファイルに含まれる個々の宛名ラベルを切り出す処理を実行し、コンテンツ生成部14は、宛名PDFファイルに含まれる制御コードに基づき、各宛名ラベルに適用されるDMの媒体及び企画を特定する処理と、当該媒体及び企画に対応したテンプレート上に宛名ラベルを配置する処理と、テンプレート上に必要な画像データを配置して、宛名ラベル毎のDMドキュメントを生成する処理を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
PDFファイル中の各ページに、少なくとも顧客の住所及び氏名を固有のレイアウト及びデザインで表示させた複数の宛名ラベルが配置された宛名PDFファイルと、
上記宛名PDFファイルの各ページに配置された宛名ラベルの位置を指定する宛名ラベル位置情報と、
DMの枠組みとなるテンプレートを格納しておく記憶手段と、
テンプレート上に設定された枠に配置される複数の画像データを格納しておく記憶手段と、
上記宛名ラベル位置情報に基づき、宛名PDFファイルに含まれる個々の宛名ラベルを切り出す手段と、
上記宛名PDFファイルに含まれる制御コードに基づき、各宛名ラベルに適用されるDMの媒体及び企画の少なくとも一方を特定する手段と、
当該媒体及び企画の少なくとも一方に対応したテンプレート上に設定された宛名表示枠に、宛名ラベルを配置する手段と、
当該テンプレート上に必要な画像データを配置してDMドキュメントを生成する手段と、
を備えたDMドキュメント生成システム。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
PDFファイル中の各ページに、少なくとも顧客の住所及び氏名を固有のレイアウト及びデザインで表示させた複数の宛名ラベルが配置された宛名PDFファイルと、
上記宛名PDFファイルの各ページに配置された宛名ラベルの位置を指定する宛名ラベル位置情報と、
DMの枠組みとなるテンプレート上の各枠に、所定の画像データを配置させた版面データを、DMの媒体及び企画の少なくとも一方毎に格納しておく記憶手段と、
上記宛名ラベル位置情報に基づき、宛名PDFファイルに含まれる個々の宛名ラベルを切り出す手段と、
上記宛名PDFファイルに含まれる制御コードに基づき、当該宛名PDFファイルに含まれる各宛名ラベルに適用されるDMの媒体及び企画の少なくとも一方を特定する手段と、
当該媒体及び企画の少なくとも一方に対応した版面データ上に設定された宛名表示枠に、上記宛名ラベルを配置してDMドキュメントを生成する手段と、
を備えたDMドキュメント生成システム。
【請求項3】
上記制御コードが、宛名PDFファイルの各宛名ラベル中に記述されていることを特徴とする請求項1または2に記載のDMドキュメント生成システム。
【請求項4】
上記制御コードが、宛名PDFファイルの各ページ中に記述されていることを特徴とする請求項1または2に記載のDMドキュメント生成システム。
【請求項5】
上記制御コードが、宛名PDFファイルのファイル名中に記述されていることを特徴とする請求項1または2に記載のDMドキュメント生成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明はDMドキュメント生成システムに係り、特に、送り先毎に内容の異なるダイレクトメールを印刷する際に用いるDMドキュメントの生成技術に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
通信販売事業者は、顧客に対する販売促進活動の一環として大量のDM(ダイレクトメール)を定期的に発行しており、DMの宛名欄には、図8(a)に示すように、顧客の郵便番号、住所、氏名等が印刷された宛名ラベル60が貼付される。
このような宛名ラベル60としては様々なタイプのものが存在しているが、その一つとしてチェシャー・ラベルシステムを用いたものがある。
これは、図8(b)に示すように、連続帳票(ストックフォーム)62の各ページに複数枚の宛名ラベル60を配置したものを専用の機械を用いて印刷した後、糊付けや裁断、貼り付けまでの作業が自動的に実行されるシステムである。
一般社団法人日本ダイレクトメール協会/DM用語集/チェシャー・ラベル(Cheshire Label) インターネットURL:https://www.jdma.or.jp/data/term.php 検索日:2023年6月19日
【0003】
このチェシャー・ラベルシステムを用いることにより、通信販売事業者は宛名ラベルを個々のタックシールに印字してDMに貼り付けるという手作業から解放され、大量の印刷物を膨大な数の顧客に対して郵送することが可能となるのであるが、DMの記述内容や媒体(封書/はがき等)は画一的とならざるを得ない。
【0004】
一方で、バリアブル印刷技術を用いることにより、顧客毎に内容を異ならせたパーソナライズドDMを発行することが行われている。
これは、顧客の住所、氏名、性別、生年月日等の属性情報や購入履歴、適用企画等が記述されたトランザクションデータに基づき、所定のテンプレート上に最適なテキストデータや画像データを配置することにより、宛名を含め顧客毎に内容や媒体の異なるDMドキュメントを生成し、高速デジタルプリンタで一気に印刷する技術である。
特開2019-067244
【0005】
このようなバリアブル印刷技術の登場を受け、これまでチェシャー・ラベルシステムを用いて画一的な内容のDMを発行していた通信販売事業者であっても、バリアブル印刷技術を用いたパーソナライズドDMを発行する体制に移行したいと希望するのは当然の流れといえる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、これまで自社において管理してきた顧客リストのデータを、バリアブル印刷技術によるDMドキュメントの生成工程に繋げるためには、宛名のレイアウトやデザインを規定するプログラムの開発が新たに必要となるという問題があった。
すなわち、バリアブル印刷を請け負う印刷事業者に対しては、一般にCSV等の汎用的なファイル形式で顧客リストのデータが渡されるため、郵便番号や住所、名前、敬称、顧客番号等の印字項目毎に、フォントや大きさ、色彩、字間、行間、配置等(レイアウト及びデザイン)を定義するためのコーディングが必要となり、当然ながらそれに伴うデバッグ作業も発生する。
【0007】
また、バリアブル印刷技術によるパーソナライズドDMの発行に際しては、顧客毎にDMの内容や媒体をどのように変化させるのかを規定したトランザクションデータの生成が必要となり、このことも新体制への移行を企図する通信販売事業者にとって大きな障壁となっていた。
【0008】
この発明は、このような画一的なDM発行の体制から顧客毎に内容を異ならせたDM発行の体制に移行する際に生じる余計な手間を解消し、旧来型の通信販売事業者がバリアブル印刷の恩恵を受け易くする技術の実現を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載したDMドキュメント生成システムは、PDFファイル中の各ページに、少なくとも顧客の住所及び氏名を固有のレイアウト及びデザインで表示させた複数の宛名ラベルが配置された宛名PDFファイルと、上記宛名PDFファイルの各ページに配置された宛名ラベルの位置を指定する宛名ラベル位置情報と、DMの枠組みとなるテンプレートを格納しておく記憶手段と、テンプレート上に設定された枠に配置される複数の画像データを格納しておく記憶手段と、上記宛名ラベル位置情報に基づき、宛名PDFファイルに含まれる個々の宛名ラベルを切り出す手段と、上記宛名PDFファイルに含まれる制御コードに基づき、各宛名ラベルに適用されるDMの媒体及び企画の少なくとも一方を特定する手段と、当該媒体及び企画の少なくとも一方に対応したテンプレート上に設定された宛名表示枠に、宛名ラベルを配置する手段と、当該テンプレート上に必要な画像データを配置してDMドキュメントを生成する手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】
請求項2に記載したDMドキュメント生成システムは、PDFファイル中の各ページに、少なくとも顧客の住所及び氏名を固有のレイアウト及びデザインで表示させた複数の宛名ラベルが配置された宛名PDFファイルと、上記宛名PDFファイルの各ページに配置された宛名ラベルの位置を指定する宛名ラベル位置情報と、DMの枠組みとなるテンプレート上の各枠に、所定の画像データを配置させた版面データを、DMの媒体及び企画の少なくとも一方毎に格納しておく記憶手段と、上記宛名ラベル位置情報に基づき、宛名PDFファイルに含まれる個々の宛名ラベルを切り出す手段と、上記宛名PDFファイルに含まれる制御コードに基づき、当該宛名PDFファイルに含まれる各宛名ラベルに適用されるDMの媒体及び企画の少なくとも一方を特定する手段と、当該媒体及び企画の少なくとも一方に対応した版面データ上に設定された宛名表示枠に、上記宛名ラベルを配置してDMドキュメントを生成する手段とを備えたことを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
福島印刷株式会社
DMドキュメント生成システム
1日前
個人
物品
1か月前
個人
認証システム
1か月前
個人
自動精算システム
1か月前
個人
自動精算システム
3日前
個人
RFタグ読取装置
12日前
個人
売買システム
9日前
個人
保証金管理システム
1か月前
個人
管理サーバ
23日前
個人
救急搬送システム
1か月前
個人
鑑定証明システム
1か月前
個人
市場受発注システム
1日前
キヤノン株式会社
印刷装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
11日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
11日前
井関農機株式会社
ロボット作業車両
3日前
個人
生成AIとの常時接続システム
1か月前
株式会社MRC
集客システム
1か月前
個人
VRによる人体各部位の立体化
23日前
トヨタ自動車株式会社
推定装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
分析装置
1か月前
株式会社ネットブリッジ
展示販売装置
1か月前
個人
未来型家系図構築システム
1か月前
キヤノン株式会社
印刷管理装置
1か月前
個人
コンテンツ開示順位判定システム
1か月前
株式会社SEKT
文字認識装置
1か月前
株式会社COLORS
表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
25日前
キヤノン電子株式会社
業務管理システム
1か月前
ローム株式会社
ソース機器
1か月前
トヨタ自動車株式会社
表認識装置
1か月前
ミサワホーム株式会社
プログラム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車載機
1か月前
トヨタ自動車株式会社
作業評価装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
記号識別方法
25日前
富士通株式会社
情報処理プログラム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る