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公開番号
2025005119
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023105153
出願日
2023-06-27
発明の名称
電池冷却システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
10/633 20140101AFI20250108BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電池の冷却に起因して電池パックに結露が生じるのを抑制することが可能な電池冷却システムを提供する。
【解決手段】電池冷却システム100は、電池セル11が収容される電池パック10と、電池パック10内の温度を検出する温度センサ40と、電池パック10を冷却する冷却装置50と、電池セル11に流れる電流値を検出する電流センサ30と、を備える。冷却装置50は、温度センサ40により検出された温度が冷却開始温度T1以上になった場合に電池パック10の冷却を開始する。電流センサ30により検出された電流値に基づく通電量が所定値以下の場合の冷却開始温度T1は、通電量が上記所定値よりも大きい場合の冷却開始温度T1よりも高い。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電池セルが収容される電池パックと、
前記電池パック内の温度を検出する温度センサと、
前記電池パックを冷却する冷却装置と、
前記電池セルに流れる電流値を検出する電流センサと、を備え、
前記冷却装置は、前記温度センサにより検出された温度が冷却開始温度以上になった場合に前記電池パックの冷却を開始し、
前記電流センサにより検出された電流値に基づく通電量が所定値以下の場合の前記冷却開始温度は、前記通電量が前記所定値よりも大きい場合の前記冷却開始温度よりも高い、電池冷却システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池冷却システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2017-091847号公報(特許文献1)には、温度センサによって検出される電池の温度に応じて、電池の冷却を行うシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-091847号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1では、電池の通電量に応じて電池の冷却制御を行うことが考慮されていない。たとえば、電池の通電量が小さい場合、通電に起因する電池の発熱量が小さくなる。このため、電池の冷却時において、電池を収容する電池パックに結露が生じるのを抑制し難い(結露が揮発し難い)。電池の冷却に起因して電池パックに結露が生じるのを抑制することが可能なシステムが望まれている。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電池の冷却に起因して電池パックに結露が生じるのを抑制することが可能な電池冷却システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一の局面に係る電池冷却システムは、電池セルが収容される電池パックと、電池パック内の温度を検出する温度センサと、電池パックを冷却する冷却装置と、電池セルに流れる電流値を検出する電流センサと、を備える。冷却装置は、温度センサにより検出された温度が冷却開始温度以上になった場合に電池パックの冷却を開始する。電流センサにより検出された電流値に基づく通電量が所定値以下の場合の冷却開始温度は、通電量が所定値よりも大きい場合の冷却開始温度よりも高い。
【0007】
本開示の一の局面に係る電池冷却システムでは、上記のように、電流センサにより検出された電流値に基づく通電量が所定値以下の場合の冷却開始温度は、通電量が所定値よりも大きい場合の冷却開始温度よりも高い。これにより、通電量が比較的低い場合の冷却開始温度を比較的高くすることができる。すなわち、電池の通電に起因する発熱量が比較的低い場合に、冷却開始温度が比較的高くなる。その結果、電池の通電に起因する発熱によって結露が生じるのを抑制し難い場合に、冷却が開始されるのを抑制する(遅らせる)ことができる。これにより、電池の冷却に起因して電池パックに結露が生じるのを抑制することができる。
【0008】
本開示によれば、電池の冷却に起因して電池パックに結露が生じるのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態による電池冷却システムが搭載された電動車両の構成を示す図である。
一実施形態によるECUによる制御を示すフロー図である。
一実施形態の冷却マップの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)
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